凍結防止にきゅうりのピクルスの液【バイエルン州発・おもしろニュース】

公開日 : 2021年01月19日
最終更新 :

レーゲンスブルクから車で1時間ほど南東に向かうと、ディンゴルフィング(Dingolfing)という町があります。

道路の凍結防止に普通は塩を撒きますが、きゅうりのピクルス製造家庭で廃棄される液を使っているというのです。

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ここでは、きゅうりのピクルスを作る工場で、年間1万7000トンものきゅうりのピクルスを作っています。ピクルスを作る際に余る塩水の量は、なんと1サイロ当たり、1万リットルにもなるのだそうです。このピクルスを作る際に塩を含んだ水を捨てることになるのですが、下水にそのまま流すのではなく、処理が必要であり、環境保護の立場からこのアイデアにいたったようです。

今朝のラジオのニュースで言っていたので、調べてみたら、なんと2019年からこのプロジェクトが始まっていたようです。

ピクルスを作る際に出てくる塩水の塩分は22%。それを道路に撒いても支障がないかの研究も進められ、問題がないことがわかっているそうです。

普段凍結防止に撒かれる塩1万トンが、これにより代替されるということです。

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