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ドイツ/レーゲンスブルク特派員ブログ 吉村 美佳

ドイツ・レーゲンスブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年2月 7日

オープンしたばかり、ギリシア料理店「タヴェルネ・リーガ」


オープンしたばかり、ギリシア料理店「タヴェルネ・リーガ」

レーゲンスブルクの旧市街から少し南、東西に走るアウトバーン(高速道路)A3よりもちょっと南にある地区、オーバーイースリングにギリシア料理のお店が2020年12月16日オープンしました。
このお店の経営者は、旧市街内の青空市場でおなじみのギリシアのお惣菜などを扱うあのお店。
このブログでも、日本語の上手な売り子さんを紹介したことがあります (リンク先は2019年5月の記事です。そこへ飛んで、下の方までスクロールをしてみてください)。


ずいぶん前からお店を始めるための準備をしている話を聞いたのですが、コロナ騒動で開店時期が後ろ倒しに。わが家からはまったく反対側にあるので正直行きにくいのですが、このギリシアのお惣菜屋さんとはわが家は長い付き合いなので、早く行きたいなと思っていました。
1月のある天気のいい土曜日にテイクアウトをしようとしたのですが、夕方18時に注文の電話を入れたところ、「20時50分に受け取りになるけれどもいいですか?」とのこと。流石にそれは遅すぎるので、残念ながらキャンセル。
仕方なく、その日はわが家でもギリシア料理を料理しました。
次に注文するときは、平日ということで先日の水曜日、やっと実行。


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まず、店内の様子です。
部屋はふたつに分かれていて、それぞれ異なる雰囲気。

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夏にはテラス席も加わるようです。
いまは店内、またはテラスでの食事ができない(コロナのため)状況ですので残念。店内で食べられるようになれば、また家族で行きたいと思います。


料理を取りに行ったときは、若いペーターさんが出てきてくれて、少し雑談。すると厨房からペーターさんのお父さんのジミーさんも登場。ジミーさんは、以前は市場に行けば会えたのですが、最近は市場以外での仕事ばかりのようで、もう長いこと顔を見ていなかったので本当に久しぶりでした。


とてもシンプルな昔ながらの外観のお店は、以前もレストランとして使われていたようです。
でも、そこからすてきに改装されていて、ギリシアらしさがしっかり。外見はシンプルですが、内部は落ち着く感じです。


バイエルン州では、いまでも地元の醸造所直営レストランが宿泊施設を備えているタイプのものがあります。
このギリシア料理のレストラン、タヴェルネ・リーガも、1階が店舗、2階が宿泊施設という造りになっていて、上の階には学生などが住める小さな住居となっているようです。立地はレーゲンスブルク大学の少し南、町の中心部からは外れますが、大学へ通うには便利です。


さて、肝心な料理についてもお話ししていきましょう。
わが家は5人家族、うちひとりがベジタリアン。1品はベジタリアン用、そして3品を4人で取り分けるつもりで注文しました。ギリシア料理はいつもとんでもなく量が多いので、それで十分です。


まずは、ベジタリアン料理というか、前菜として普通は注文するものなのでしょうか。分量は多いです。


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白くてふっくらした豆をトマトとフェーターチーズを乗せてオーブンで焼いたもの。
豆のお惣菜として、市場で買えるものに手を加えたという感じです。
ギリシア料理があまり好きでない娘も喜んで食べていました。


お皿に入れてみるとこんな感じです。

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さて、私がいつも食べたいと思うギリシア料理、ギュロス Gyros です。
テイクアウトの容器のままの撮影です。持ち帰る最中に車の中でひっくり返ってしまったので、あまりいい写真ではないですが。
この写真は、ギュロスに揚げた玉ねぎのリングがのったもの。
揚げた玉ねぎだとほんのりと甘くておいしい!


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次のは、ギュロスとスブラキ Souvlaki のセットです。スブラキはわが家の好みからいうと脂身が少なくて物足りない感じですが、でもそれはこのお店が悪いわけではなく、ギリシア料理の一般的なお話です。スブラキは串刺しが2本ありましたが、1本はお腹を減らした子供のお皿に取られてしまいました。玉ねぎのリングの下は、ギュロスがぎっしり。

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ギュロスは、回転式の装置で焼いた(この場合は)豚肉で、ジューシーながらにカリカリ感があってなかなかおいしいので、そのおいしさが伝わるような写真を!と思ったのですが(↓)、空腹時の写真撮影は簡単ではありません。なんせ、子供に取られる前に私も食べなければならないし、時間がかかると家族のブーイングに合うのですから。

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ツァツィキ(Tzaziki ヨーグルトなどの乳製品に塩揉みしたきゅうりやおろしたニンニクの入ったもの)は、できあがってから車で15分ちょっと運んでいるものですから、残念ながら、ちょっと温まってしまっていたようですが、それを除けばおいしかった。翌日やはりニンニク感が口の中に残っていますが、コロナでほかの人との接触もないし、あったとしてもマスクをしているので、まあいいかぁ、という感じです。


もう1品は、本当はイカの焼いたものか、ラム肉でもよかったのですが、鶏肉好きの息子の希望で鶏肉と野菜の串焼きを注文しました。こちらも少し試してみましたが、おいしかった。鶏肉はパサパサしたイメージが私の中にはあったのですが、まったく不要な心配でした。


付け合わせには、それぞれキャベツ。
ギリシア料理のサラダはシンプルだけれどおいしいドレッシングに浸ったミックスサラダが普通ですが、このお店は付け合わせはすべてキャベツのサラダです。ただ、極細の千切りキャベツに慣れた日本人にとっては切り方がちょっと太いので、正直少し抵抗があります。

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そして忘れてはならないのが、それぞれの料理に添えられていたトマト味のご飯です。私はギリシア料理通ではないのですが、とってもジューシーというかドイツ語で表現するなら saftig 。トマト(缶詰なのかなぁ、テトラパックに入ったトマトジュースのようなものなのかなぁ)が贅沢に使ってあって、とってもおいしかった。ご飯好きな私にとってはもっとたくさんあってもいいな、と思ったのですが、肉食のわが家の男児は、そんなことないよ、と言っていました。
テイクアウトでなければ、本当はフライドポテトも欲しいところですが、わが家はみんなこのトマトライスが好きなので、それはそれで問題なし。家族全員大満足でお腹いっぱい食べました。


ドイツではあちこちにギリシア料理のレストランがあります。
たまたま手元にあったわが家の近くのギリシア料理のお店と値段を比較してみても(モノによってはタヴェルネ・リーガの方が高いものもありますが)、良心的なものです。今回わが家が注文したものは€43でした。付き合いが長いからか、お惣菜を1品プレゼントしてもらった挙句、値段も€40!と言ってくれましたが、ちゃんとチップを上乗せしてお支払いしました。コロナのたいへんな時代ですものね。当分たいへんだとは思いますが、頑張って欲しいお店です。


いまはテイクアウトのみ。やはりテイクアウトの容器に入っていると料理の魅力が欠けてしまって残念です。次回はぜひ店内で食事をしたいです(今回のリポートは、料理の写真もあまり魅力的なものではなかったので、リベンジが必要ですし)。


旅行者の立場だと、立地的に行きにくいお店かもしれませんが、長期滞在者、留学生、駐在の方々、ぜひぜひ試してみてください。日本語も多少は通じます!


2021年5月19日に、料理人が交代した後の情報 を載せていますので、併せてご覧ください。



Taverne Rieger


・住所: Rauberstraße 27, 93053 Regensburg


・TEL: 0941 7501 1185


(現在コロナのロックダウンで、17時以降電話で予約、18時以降にピックアップです)


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カテゴリー レストラン・料理・食材
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  • 特派員プロフィール
  • レーゲンスブルク特派員

    レーゲンスブルク特派員
    吉村 美佳
    鳥取県出身。学生時代、社会人時代にバックパッカーとして25カ国を歩き回るうち、南米エクアドルでドイツ人と知り合ったのが運命の分かれ目。2002年12月よりドイツ在住。レーゲンスブルク観光局公認現地ガイド。普段は教会やビッグバンドでトランペットを吹いたり、自宅でピアノを教えたり。フリーライターとしても。ご連絡は、こちらまで。 DISQUS ID @disqus_mvlVIuxrhK

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