レーゲンスブルク産のワイン

公開日 : 2021年02月25日
最終更新 :

「家飲み」でレーゲンスブルク産のワインを楽しみましたので、皆さんに紹介します。

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ミュラートゥルガウ(Müller Thrugau)という品種のブドウで作った白ワイン。ワインの出来がよかったと言われる2018年ものの「レーゲンスブルク産」ワイン。

バイエルン州で一番小さなワインの産地。

総面積およそ5ヘクタール、その中でも6000平米にしか満たないヴィンツァーという地区で採れたブドウから作ったワインです。

小さな地区ということで、ワインの生産量も自ずと少なく、普段は一般に販売されていません(ツーリストインフォメーションで運がよければ扱っていますが)。

特別なときに公の場で飲むことができる、または90歳以上のお祝いなどでレーゲンスブルク市民が市長名義でプレゼントされる、そんなワインなのです。

が、2020年はコロナの影響で、市が企画するイベントがことごとく中止になり、そのワインを振る舞うチャンスがほとんどありませんでした。その結果、ボトルの収納場所不足が問題となり、2020年12月の4日間限定で一般人に販売されることになったのです。

1991年以降サルタリスという銘柄で作られているワインで、ラベルは、地元の人のデザインで毎年変わります。

写真をご覧いただくと、なんだかラベルの糊づけが上手にできていないというか、ふにゃふにゃですね。

ちょっと安っぽくて悲しいですが、多分普段飲まないカテゴリーのワインだと思います。

ねじ回し式の蓋ですが、ここにはレーゲンスブルクの市の紋章である鍵が2本交差したマークがついています。

値段は高いのに、普段飲んでいる安くておいしいワインと比較しても特別いいと思えるものでもなく......

決して悪いワインではないのですが、さらっと水っぽい感じがしなくもない、辛口ワインです。

いや、本当に、悪いワインではありません。単に、たくさん飲んでしまいやすいタイプのワインなだけです。

地元レーゲンスブルクを愛する市民としては、それでも、この地元産のワインは欠かせないですよね。

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