【わが家の養鶏】ヒヨコの成長は早い!

公開日 : 2021年04月23日
最終更新 :

人間の子育て、難しいですよね。

ああ、ああすればよかった、あそこのお母さん、とっても上手に子供を育てているなあ、私もああいうお母さんになりたかったなぁなど、いろいろあります。

さて、わが家で生まれたヒヨコについては、すでに2021年3月8日に紹介していますが、その後の成長を届けます。

まずは、3月上旬から。

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7日、8日、9日頃は40g前後を行ったり来たりしていたのですが、今(4月下旬)ではもう500g程度。

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↑最初は、猫ともお互い干渉せず。うまく共存していました。懐かしいなぁ。

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↑お母さんの羽の下から顔を出したり。

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↑フケのような白い粉がたくさん周りに散りますがそれは、いまでも一緒。羽の先端には、大人の羽が生え始めました。

この頃は、ゆったりした上着のポケットの中で昼寝することもありました。

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↑一丁前に毛繕いなんかしちゃったりして。羽を広げて脚を伸ばし、伸びをすることも。

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↑居間に太陽が差し込むそんな午後のひととき。

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↑この頃、キャットフードがおいしいことを知り、盗み食いが始まる。そして人間のご飯も同様に。

ヒヨコは、猫が襲いかかろうとすると慌てて逃げて、人間に飛び乗ったり、人間が近くにいないとお母さんを探す鳴き声を出したりします。

でも、土で遊んだりしているときなどは意外と平気だったり、慣れてくるとソファの背もたれや椅子の背もたれを止まり木にして、昼寝をしたり、多少は人間にゆとりを与えてくれます。

現在コロナで、家族全員が自宅にいる時間が長く、人間も負担を分担することができるのがせめてもの救いです。ただ、四六時中ヒヨコの面倒を見るのは無理。ときには自由になりたい。出かけるときも一緒だったり、近所に預けたこともあります。少しずつ試行錯誤をしています。

どんどん大きくなり、日中は人間と、夜は最初は大人の鶏と一緒でしたが、そのうち弱いものいじめが始まり、人間のそばでしばらく寝る日が続きました。そして、鶏小屋に大人の鶏が入れないようにしたスペースを確保し、その後はまた夜寝るために小屋に戻る生活です。

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↑胸元も、ずいぶん大人の羽が生えそろってきていますね。

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↑トサカも少しずつ形になり始めています。

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体重の変化を少し見てみましょう。

3月9日は、42gありました。1週間後、

3月16日で60g

3月23日で102g

3月30日で182g(以上、毎週火曜日の数値を例に挙げてみました)

その後は不定期ですが、4月3日243g、9日338g、16日443g

決まった時間の測定でもなく、食事を十分取ったあとかどうかでも異なるでしょう。

しかもはかりもキッチン用のものなので、どこまで正確かはわかりません。ヒヨコも測定中じっとしていないので、誤差は仕方がありません。

でも、ものすごい勢いで成長しているの、おわかりいただけますか?

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↑娘がピアノを弾くときに肩に乗ったり、息子がオンラインで授業を受けているときは、子供部屋のベッドで昼寝をしたり。

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最近は春めいてきて、少しでも外へ出して鶏の生活に慣れるようにと思っています。

問題は、現在ここバイエルン州では、鳥インフルエンザのため屋根の下でないと鶏は飼えません。

なので、大人の鶏4羽は春の日を浴びることもなく、窮屈な生活。ヒヨコは人間にどこまでもついていくので、社会勉強のために土いじりをさせたりします。下の写真は、ベランダに洗濯物を干すときに、夏場トマトを育てている場所です。土が解されていて、太陽もしっかりあたり、しかも屋根がある。そんな環境で、日向ぼっこをしたりしています。

砂浴びならぬ、土浴びですが、仰向けになってまで快楽を堪能!↓

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いまは生後7週間に手が届くところです。

オスかなとずっと心配していましたが、どうやらメス。

オスならコケコッコーと大きな声を出して近所迷惑になるという理由で殺処分という道しか残らず、メスなら、わが家でほかの鶏と一緒に生活できるという予定でした。

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鶏社会は上下関係がとっても厳しいようです。

ヒヨコのお母さん役であったガグーグは体も大きく、一番威張っているタイプでしたが1ヵ月近くあまり餌も食べずに卵を温め、子育てをした関係でスリムになりました。すると、ほかの鶏にいじめられるようになり、餌もひとりで離れて食べる生活になりました。

ということは、体の小さなヒヨコがいくら大人と同じような身なりになったからといって、すんなりと鶏社会に受け入れられるとは思えません。そして、この子は特に人間に慣れ、鶏の生活と異なる時間を過ごしています。

もともと新鮮な生卵を使って、卵かけご飯が食べたい!という素朴な願いから始まったわが家の鶏プロジェクト、結果的にはヒヨコの成長も観察することとなりましたが、本当に奥が深い。なくてもいい体験だとは思いますが、私にとっては非常に奥の深い、貴重な経験となっています。

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