ピルスの飲み比べ
バイエルンで飲んで欲しいもののひとつがピルス。
これは、日本のラガービールに、ちょっとビターな(渋みのある)味のものです。
とはいえ、バイエルン州のピルスは一般にそのピルスらしい渋みが少ないのですが、ビール好きな日本人には受ける味だと思います。ピルスらしさが少ないということは、ヘレスに近い味ということなのですが、バイエルンで一般的なビールの量は500mlであるのに対し、ピルスは330ml(例外で500mlのものもあります)。
私はどの種類のビールもオールマイティーに好きですが(でも、銘柄によりおいしいおいしくないははっきりしています。ビールならなんでもいいというわけではありませんので悪しからず)、先日紹介したディ・ビアオテークの店員さんいち押しのピルスを飲んでみました。
Tilmans Biere(リンク先は公式ウェブサイトに独英と2ヵ国語があります)というミュンヘンで醸造されるビールです。
ビールのラベルの下に、「かなり渋みがあります!」 と書かれています。まず匂いが違う。ちょっと濁った感じ。
味はかなりホップが強く、私好み。
そういえば、この醸造所のロゴはホップです。
ウェブサイトでの紹介文をみてみると、Zitronig, fruchtig, leicht floral、つまり、レモンと果実と花の香り、と書かれています。言われてみればそうかも。これ、一般的なピルスと比べるとちょっと違うけれど、おいしい。いつも飲みたいか、と言われればそうではないけれど、ときどきだったら喜んでみます、という感じ。
それにしても、ラベルのイラストはかわいいですね。ビールのラベルにイラストレイターの名前がMichael Wiethausと書かれていました。調べてみると、こちらもミュンヘンの方のようで、ウェブサイトを見ると、「子供のときから絵が下手で、いまでも下手だけれども......と書かれていました。あはは。でもなんかかわいい、すてきなイラストです。
比較対象に飲んだのは、近所の酒屋で普段買うピルスの中では一番ピルスらしい味だと思うクルムバッハーのもの。これは500mlの瓶ですが、ピルス好きな私には悪くないビールです。
とはいえ、比較対象がなくても、今日飲んだティルマンのビールはとっても特徴的。
また、おもしろいビールに出合ったら紹介したいと思います。
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