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ドイツ/レーゲンスブルク特派員ブログ 吉村 美佳

ドイツ・レーゲンスブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年7月16日

世界最古の少年合唱団、レーゲンスブルクの大聖堂のスズメたち


世界最古の少年合唱団、レーゲンスブルクの大聖堂のスズメたち

少年合唱団といえば、ウィーンの少年合唱団が有名ですが、わがレーゲンスブルクには、世界最古の少年合唱団(創立975年、つまり1000年以上の歴史)があります。普段は、レーゲンスブルクの象徴、大聖堂で行われる日曜日のミサで歌声を聴くことができるのですが、その他、国際的なコンサート活動もしています。


コロナでそんなコンサートを開催することが難しく、昨年2020年のベートーヴェン生誕250周年のイベントでベートーヴェンを中心に6月中旬に計画されていたものが、本日2021年7月15日に代替コンサートとして行われました。


実は、私はミサの最中の歌声以外、生で聴くのは初めてだったのですが、魅了されました。

IMG_4377.jpg


この写真は、ピアノを弾いた人が前に出てきてお辞儀をしたときのものです。
ピアニストは、大聖堂のスズメたちの卒業生で、かつ現在ピアノとオルガンを専攻している学生さんだそうです。


アカペラもたくさん、ピアノの伴奏付きのものもありました。
それぞれが3声から7声で構成されているようですが、あどけなさが残る少年から、立派なお兄さん方までが礼儀正しく、一生懸命歌います。男の子たちは、白いシャツに蝶ネクタイ、お兄さん方は、しっかりスーツ姿で緑のお揃いのネクタイ。


ドイツ人は絶対音感を持っている人が少ないのに、アカペラで歌うのは難しいだろうなと思ったり、少年の中には一切楽譜を持たずに1時間半のコンサートを終えた人も何人もいました。
一生懸命体全体を使って歌う人や、淡々と歌う人、それぞれの個性が見えます。またソロのパートを歌った人に注目すると、あれだけの大きな声が出るなんて、とまたまたびっくり。


私の場合、完全なる絶対音感があるわけではないのですが、ある程度の音域を超えると、その音が何の音であるのかを一瞬で聴き分けられないと言うことに、今日初めて気づきました。本当に高域な音は、その前後の音から探ることしかできなかったのです。


ピアノの鍵盤で言うと、2番目に高いドの音にシャープがついた音だったのじゃないかなと思います。しかもその音を何拍も伸ばしていました。すごい(私の耳にはドのシャープでしたが、もしかしたらドの音だったかもしれません。なんせ、完全なる絶対音感ではないので)。
私も帰宅後、鍵盤の音を拾いながら試してみたら、到底そんな音は出ません。


実は私の音楽仲間に、大聖堂のスズメたちの卒業生がいるのですが、彼曰く、トランペットも歌も、肺に空気を入れることは同じだよと言うのです。もちろん、それはそうなのですが、私がここ最近になってやっと学んだ絶対的な呼吸法が、そのまま歌にも繋がると言うこと。それを合唱団の胸板の動きから探ろうと、楽譜を持たずに歌っている人の小さな体の動きを一生懸命見つめてみました。
また高音を出している人の表情や頭の位置を見ていると、私が数年前にジャズの歌のレッスンを受けていたときに教えてもらった高音を出すコツが見えてきました。


コンサートを前から3列目で見る、聴くと言うのは、こういう楽しみ方もあるのかとひとりで納得しながら、一部始終を味わうことができました。今日は、コロナ以来、最初の大きなコンサートだそうです。


ちなみに、次回のコンサート予定は、10月末、ドルトムントとケルンの間にある町ヴッパータールだそうですが、中央の前の方の席は5万円もするようです(末席で7000円程度)。


日本でも何度もコンサートを開いていいますが、コロナが落ち着けば、またきっと開催されることでしょう。
いつか、もし機会があればぜひお出かけください。

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カテゴリー 文化・芸術・美術
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  • 特派員プロフィール
  • レーゲンスブルク特派員

    レーゲンスブルク特派員
    吉村 美佳
    鳥取県出身。学生時代、社会人時代にバックパッカーとして25カ国を歩き回るうち、南米エクアドルでドイツ人と知り合ったのが運命の分かれ目。2002年12月よりドイツ在住。レーゲンスブルク観光局公認現地ガイド。普段は教会やビッグバンドでトランペットを吹いたり、自宅でピアノを教えたり。フリーライターとしても。ご連絡は、こちらまで。 DISQUS ID @disqus_mvlVIuxrhK

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