今年の文化財公開日は9月12日、日曜日
今年2021年のテーマは、意訳すると「歴史、建築、文化財保護にみられる外見と内部」というのでしょうか、ドイツ語では、Sein und Schein in Geschichte, Architektur und Denkmalpflege となります。
プログラムにひと通り目をとおしてみると、例えば「外見は貯蔵庫なのに、内部はホテル」であるとか、「外見は教会、内部はホテル」「外見はお城、内部は学校(ギムナジウム)」とか、「以前はレストラン、いまはホテル」のような、一見与えられる印象と、実際の建築物の使われ方にギャップがあることに注目して、というような観点で構成されているようです。
レーゲンスブルクのように歴史が深い町では、例えば13世紀の建築当時、このような目的であったのに、長い年月の間に改築され、新しい生命を吹き込まれた、という建物はたくさんあるわけで、レーゲンスブルクの得意分野、とも言えそうです。
(↑写真はイメージです。)
私はこの日が来るのをいつも楽しみにしています。同じ場所が(テーマは違えど)繰り返し公開されたりするので、一時はレーゲンスブルク以外の文化財を見に出かけていましたが、レーゲンスブルクの観光ガイドという職業柄、家族や親戚とは別行動で、ひとりでも旧市街を中心とした文化財の勉強をしに出かけます。
今年は、希望通りに参加できるかまだわかりませんが、めぼしいものはプログラムをひと通りチェックしました。
現在、レーゲンスブルクにお住まいの方は、時間が合うようでしたら、ぜひお出かけください(言語はドイツ語ですが、言葉に自信がない方もぜひどうぞ)。
日本にお住まいの皆様、私の過去に紹介したものをぜひご覧になり、レーゲンスブルク在住気分をぜひ味わっていただきたいと思います(以下にいくつかリンクがあります)。
2019年7月にプルーフニング城について、当ブログでも紹介したものも、この日公開される予定です。
また、例えば2017年の9月にご紹介したルンティンガーハウスも再度公開されます。
2020年には、コロナ禍で3つの文化財を見学しました。そのときの記事は、こちらからどうぞ。
ドイツ語になりますが、レーゲンスブルク市の公式ウェブサイトにプログラムが用意されています。
下の方までスクロールしていくと、PDF版がダウンロードできます。関心のある方は、こちらからどうぞ(外部リンクです)。
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