【コロナ関連状況】オミクロン株の状況とバイエルン州での新しい規制
ドイツは現在2週間のクリスマス休暇中。
例えば、我が家の場合、三人の子供が通うギムナジウムは、12月23日(木)は短縮授業で11時20分に学校が終了。
新学期は1月10日(月)の予定です。ただ、コロナの状況次第では、休暇2週目に、学校から半数をオンライン授業にするかなどの連絡が来る可能性があります。
怖いのは、旅行好きなドイツ人。スキー休暇に毎回出かける知り合い一家は、今回もスキー。近所のスキー好きな家族も3泊4日でスキーへ。
親戚夫婦もロンドンへ1週間の旅行。我が娘も、親友の居るザクセン州(ドイツで最もコロナの感染者数が高い)へ。
コロナにも関わらず、旅行に出かける人が周りに少なからずいます。
と言うことは、2週間経って、クリスマス休暇から人々が戻ってくると、オミクロン株蔓延と言うことも十分にあるわけです。
さて、バイエルン州での規制は、次のようなものです。
(一部は今日28日(火)から効力を発します)
接触削減!
室内外を問わず、同時に集まることができるのは10人まで。(14歳未満は数に含まない)
レストラン類は例外。
営業時間
レストラン類の営業は22時まで。(大晦日は例外が適用される)
映画館、劇場、博物館など
2G+の適用、つまり、ワクチン接種済み、直近の感染経験者でも、陰性証明が必要になります。
(ただし、ブースター接種済みの人は、接種後14日以上経過していれば、2Gの適用となる)
野外でのパーティー、集会など
公の場での集まりは禁止。
公の場でのアルコール消費の禁止。
大晦日15時から新年1日の9時まで、10人以上で公の場で集まることの禁止。
恒例の花火も、今年も引き続き中止。
花火の販売も中止。(怪我人が毎年出ることにより、病院に負担がかかるため)
教会でのミサなど
ミサの参加は、ワクチン接種などの確認がない場合、最低1.5mの間隔を空けること。
3G(ワクチン接種済み、感染済、陰性証明あり)の確認がある場合は、1.5mの間隔を空ける義務はない。
親族などが一塊となり、隣のグループとの間隔が最低1.5mの間隔を空けている場合は、マスク着用義務はない。
老人ホームなどの訪問
訪問するには、例外なく陰性証明が必要。
ロバートコッホ研究所の過去7日間の人口10万人あたりの感染者数平均値の発表は、現在休暇中で、検査数が少ないことを断り書きした上で、
レーゲンスブルク市 170.1
レーゲンスブルク郡 192.5
となっています。
州ごとに見ると、バイエルン州は188.5、多いところでは、ザクセン州が397.6、ザクセン=アンハルトが387.6、ブランデンブルクが384.9となっています。州ごとに見る場合、明らかに旧東ドイツでの感染者数が多いです。
一方で、オミクロン株に焦点を当てると、ロバート・コッホ研究所の発表では、次のようになっています。
カレンダーウィーク46週 8(人)
カレンダーウィーク47週 31
カレンダーウィーク48週 179
カレンダーウィーク49週 654
カレンダーウィーク50週 2259
カレンダーウィーク51週 4094
※ カレンダーウィーク(週ごとに1〜52週まであります。)
ブースター接種については、現在のところ18歳以上に奨励されています。
ですので、17歳を筆頭とした我が家の子供たちはまだ2回のワクチン接種のみ。
知り合いで、心臓病を持って生まれた14歳の女の子がいますが、彼女は既ににブースターを接種しています。
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