コロナ禍のバイエルン州で外食、ギリシア料理「タヴェルネ・リーガ」

公開日 : 2021年12月29日
最終更新 :

4年以上も前からベジタリアンの娘が居ない、このクリスマス休暇。

一体どんな美味しいものが食べられるかな、と考える毎日(苦笑)。

そして、今日はギリシア料理を食べに、レストランへ向かいました。

既にこのブログで2回も紹介していますが、実は2回ともテイクアウトの情報でした。

私たちも初めてここで食事をすると言うことで、とても期待をして出かけたのです。

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テイクアウトとはやっぱり違いますね。

雰囲気も違うし、やっぱりその場で食べると言うのは、いいことです。

店内に入ると、若い経営者のペーターさんが迎えてくれました。すぐそばの机には、ペーターさんのお父さんのジミーさんが、娘さん一家とお孫さんに囲まれて食事をされていて、そこで少し雑談。

長引きそうなので(苦笑)、お別れのご挨拶をして席につき、まず飲み物を注文。

ビールはヤコブと言う銘柄。お値段が良心的です。レーゲンスブルクの旧市街内で4ユーロ以下ではまず飲めないでしょうが、ここでは3.50ユーロ(330mlのピルスは3ユーロ)。

食事を注文すると、まず、サラダが出てきました。テイクアウトの時は、太いキャベツの千切りで、全く魅力を感じなかったのですが、今回はドレッシングもマヨネーズ系、濃厚で子供ウケするようなタイプ。空腹を和らげるにはもってこい。グリーン野菜の得意でない育ち盛りな息子もすごい勢いで空っぽに平らげました。

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注文時に、次男は、サラダは要らないからピタ(平べったいパン)をお願いします、と言いました。本来追加料金で可能なことですが、普通に注文するとピタは1.90ユーロの品です。ところが、顔見知りのペーターさんは、私たち4人に当たり前のようにおごってくれました。

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美味しいです。普通に、素直に。

ギリシア料理というと、必要以上に大量だから、これは食べきれないだろうなという不安があったものの、12歳と14歳という食べ盛りの息子2人がいたおかげか、綺麗さっぱりと食べ上げました(笑)。

さて、私たちが注文したのは、まず、ギュロスのチーズをのせてオーブンで焼き上げたもの。

とろけるチーズの下には、トマトライスやギュロスがぎっしり。ジューシーな味わい。

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私が注文したのは、ギュロスとラム肉の盛り合わせ。前回テイクアウトでラム肉が美味しかったので、その時に注文したものを改めて。ただ、テイクアウトとはやっぱり違う。白い陶器のお皿に盛り付けられたものは、さらに食欲をそそります。

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そしてこちらは、イカとエビが揚げられたものがギュロスとともに。これ、美味しいですね。エビも食べ応えあるし、カリッと揚がっていて最高です。

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こちらは、ギュロスとイカ。

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分量は、というと、普通に食べられる量だと思います。ピタは別注だったので、それを差し引けば、多分普通に食べられるでしょう。我が家の成長盛りの2人の息子がいたので、今回はピタも含め、「ほぼ」完食です。ちょっと残っていたのですが、これだけの量でお持ち帰りをお願いするのはおこがましいかなと思っていたら、ペーターさんが逆に聞いてくれました。

食後には美味しいウソ、というギリシアの蒸留酒が。

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ペーターさん一家がレーゲンスブルクの市場で売り出しているウソを、我が家はよく飲んでいます。

普通にスーパーで購入するより安くて美味しく、お気に入りのものです。冷やして飲むととっても美味しいんですよね。

よく、ギリシア料理のレストランでは、冷凍庫から取り出した小さなグラスに入ってサービスされます。

我が家で飲むときは氷を入れますが、氷が入ると、液体が真っ白に。キンっと冷えたウソは本当に美味しい。

美味しいギリシアの白ワインも試飲させてもらいました。

ギリシア料理ファンには、是非是非出かけて欲しいお店です。

料金はピタ抜きで77ユーロ。70ユーロでいいよ、とペーターさん。

でも、そもそもピタの料金も入っていない。もちろんチップをふんだんにお支払いしたので、損失にはなっていないはずですが、本当にご馳走になりました。とても美味しく、大満足。

レーゲンスブルク近郊では、ギリシア料理はあちこちで出会いますが、日本に住む方にはあまりお馴染みではないことでしょう。

お肉好きには、基本的には受け入れやすい料理だと思います。魚介類も、イカやエビならどこでも味わえると思います。

そして、ベジタリアンにも選択肢は開けていますが、トマト系の味付け。我が娘は、あまり好んで食べたがらないというか、「飽きた」感じがあるのだと思います。

ただ、ガーリック系が苦手な人には受け入れ難い、というのが正直なところでしょう。

オクラや白い豆、ズッキーニや茄子などもギリシア料理の定番ですね(味付けは全てトマトソース系)。

過去記事は二つ。

二つともテイクアウトに関する記事ですが、是非ご覧ください。

お父さんのジミーさんは、今は若い世代に仕事を譲って、お手伝いの立場。

ペーターさんのお兄さん、アレックスさんは、現在ギリシアの家で、ここ1ヶ月以上前からオリーブの収穫などのお仕事に駆り出されています。

ちなみに、アレックスさんは、日本語が達者というのもあり、今後日本でオリーブオイルを含めた販売活動の準備を進めています。

九州が窓口となり、少なくとも大阪には販売網が広がるでしょう。良い情報が入り次第、是非ともこのブログで紹介させていただきます。

さて、これで今年のブログもおしまい。

シルベスター(大晦日)のお話は、是非来年の第一号のブログでお伝えしたいと思っています。

みなさま、どうぞ、ゆっくりと年の瀬、新年を楽しんでください。

そして来年2022年こそは、コロナが落ち着き次第、是非レーゲンスブルクへお越しください。

ブログへのコメントや、ご質問、ご要望、ご感想がおありでしたら、喜んでお受け致します。ご遠慮なくどうぞ。

それでは、皆様、来年にまたこちらのブログにてお会いしましょう。

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