花火のない大晦日なんて嘘!
新年明けましておめでとうございます。
2022年も、どうぞよろしくお願いいたします。
今年最初のブログは、年越しについてのレポートです。
日本で年越しといえば、年越しそば。
ドイツでの典型的な食べ物はといえば、たぶんお肉のフォンデュでしょう。
この年越しは、10人なら集まっても大丈夫。私たちは、数日前に誘われて、主人の親友のお宅でお祝いをしました。
約束の時間を少し過ぎて到着すると、すてきにテーブルセッティングがされています。
お肉のフォンデュは、イメージとしてはチーズフォンデュですが、チーズフォンデュの場合、熱して溶けたチーズにパンなどを絡めて食べます。
お肉の場合は、チーズではなく、油か、スープを熱します。スープの場合は、野菜からとった出汁で作るクリアスープになります。
お肉は、牛肉、豚肉、鶏肉などをサイコロ状に切っておくのが定番ですが、火が通るまでに時間がかかるので、複数のサラダやフランスパンなどを合間に食べることにより時間稼ぎをします。
とは言っても、私はこれで21回目の年越しなのに、お肉のフォンデュはこれが2回目。しかも前回も同じお宅、17、18年くらい前の話です。
私のお皿はこんな感じでスタートしました。
すごく久しぶりにお邪魔したお宅で、ちょっと遠慮がち(苦笑)。
本当はいろいろなソースがあったのですが、最初はとりあえずよそったサラダが複数。
誘われた私たちも、サラダ2種類とソース2種類を持ってきて!と頼まれてお互いのソースが重ならないように事前に連絡を取り合いました。
アボカドのソース、ナッツのちょっとピリ辛なソース、マンゴーソース、スイートチリ、などなど。あまり写真を撮ると失礼なので、食事中は我慢。ですから写真は少ないです。
事前に温めておいた油の入った鍋を食卓に持ち込みます。小さな子供がいると危ない料理かもしれません。火加減が意外と難しく、また、今回7人での食事となると、鍋から遠い人は少し食べにくい感じもありますが、家族で食べるなら、とってもすてき。
正直いうと、わが家はベジタリアンの娘がいるので、このメニューはタブーなんです。
17歳の年頃の娘が、この年末年始を友達の家で過ごすというので、実は自宅でこのお肉のフォンデュをしようと計画していたのですが、急なお誘いが入り、知人宅でのお肉のフォンデュとなりました。
本来なら、0時を過ぎるまでお祝いするものでしょうが、今回は花火もないしということで、適度な時間でおいとますることにしました。といっても0時10分前。
実は子供をひとり連れて、珍しく3人での移動だったということと、ちょうどこの日は暖かかったこともあり、自転車で移動したのですが、わが家とこちらのお宅は片道30分弱、レーゲンスブルクの市内を通り抜ける感じです。
ということは、帰宅途中に0時を迎えるわけなのですが、禁止されているはずの花火がすごい、すごい。販売も禁止されていたので、古い花火を持っている人以外は花火をあげることはできないはず。しかも昨年も花火は禁止だったので、古い花火を持っている人は、昨年の時点で使い切っているはず。
若者を中心に、橋の上などにはあちらにもこちらにも人だかり。コロナなんて存在しないかのようです。
自転車に乗りながら、見知らぬ酔っ払いに、「あけましておめでとう!」と叫ばれながら、シャンパンを浴びせられながら(といってもちょっとですが)自転車ですり抜けていきました。そのなかにはたくさんの打ち上げ花火がありましたが、なぜなんだろう? どこで入手したんだろう?と疑問はいっぱい。
立ち止まって花火の写真を撮ることをしなかったので、たくさん花火が打ち上げられたあとの、煙に包まれた雰囲気だけ、お裾分けします。
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