【レンヌ】クリスマス気分を味わおう! マルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël de Rennes)
毎年12月に近づいてくると、ヨーロッパの町はクリスマス・ムードが漂い始めます。広場や道脇にデコレーションが施されたクリスマスツリーが飾られ、夜にはイルミネーションの柔らかな光に包まれます。その中でも特に住民が楽しみにしているのが、さまざまなスタンドが立ち並ぶマルシェ・ド・ノエル。今回は、レンヌのクリスマス・マーケットを紹介したいと思います。
◇レンヌのマルシェ・ド・ノエルは毎日開催
2019年11月22日(金)から始まったレンヌのマルシェ・ド・ノエルは、12月31日(月)まで毎日開催されています。10時30分から20時まで(金曜日と土曜日は22時まで)開かれているので、ぜひ訪れてみてくださいね。場所は、地下鉄「レピュブリック駅」から東へ10分ほど歩いたところにあるフランソワ・ミッテラン通り(Mail François Mitterrand)です。記事下に地図も掲載してあるので、併せて確認してくださいね。
◇ブルターニュらしい食事も楽しめる
クリスマス・マーケットの定番であるプリュッツェルやチュロス、ヴァン・ショー(ホットワイン)を楽しめるフードスタンドはもちろんですが、レンヌのマルシェ・ド・ノエルではブルターニュらしい品々も見逃せません。例えば、レンヌ名物のガレット・ソシースやブルターニュの郷土料理ファー・ブルトンに加え、ブルターニュ特産のシードルに数種類のスパイスを混ぜて温めたシードル・ショーも楽しめますよ!
◇キリスト生誕を模した人形やメリーゴーラウンドに観覧車も
またスタンドだけでなく、訪れた人々を楽しませるさまざまなアトラクションも用意されています。フランスでは定番のクレッシュと呼ばれるキリスト生誕の馬屋を再現した人形は来場者を惹きつけていました。また子供の笑顔あふれるメリーゴーラウンドはよく見るとブルターニュの名所が描かれていて、見ているだけで過去の旅行の記憶が蘇ってきました。特設の観覧車はよく目を凝らすと、サンタさんも乗っているようです。小さいお子さん連れでも楽しめるので、おすすめですよ。
その他、手作りのかわいい小物やクリスマス用のデコレーションなどを買い求めるレンヌ市民が多く足を運んでいました。
◇夜のクリスマスマーケットはロマンチックな雰囲気
夜になるとイルミネーションに光が灯り、一層ロマンチックな雰囲気が漂います。昼間とはがらっと雰囲気が変わるので、夜にもう一度訪れてみるというのも良いかもしれませんね。
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それでは、次回もとっておきの地元情報をお届けしたいと思いますので、楽しみにお待ちください。
〈文・写真:高津竜之介〉
■今回紹介した場所
・スポット名:マルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël de Rennes)
・住所:Mail François Mitterrand, 35000 RENNES
・アクセス:メトロ「レピュブリック駅」から徒歩10分
筆者
フランス特派員
高津 竜之介
NPO法人「日本で最も美しい村」連合在フランス研究員。レンヌ第2大学言語学部非常勤講師。現在は同大学人文社会学研究科において「世界の最も美しい村の比較研究」をテーマに博士課程在籍中。
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