野生のカピバラ親子に遭遇!! レゼンデの中心を流れるパライバ川

公開日 : 2013年07月18日
最終更新 :

レゼンデのど真ん中には、大きな川が流れています。

パライバ川という名前で、川幅は約100m、

色は深緑がかった泥の色。

サンパウロ州を起点にリオ・デ・ジャネイロ州の海まで続く川で、

この川に沿って小さな町が続きます。

レゼンデもその小さな町のひとつなのです。

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このパライバ川がレゼンデ市街を二分していて、

川より北側が旧市街、川の南側が新市街。

3本かかる橋のいずれかを通って、人や車が行き来します。

私も週に何度かこの橋を渡ります。

釣りをしている人がいるな、カワサギがいるな

などと、歩きながら眺めています。

この日も橋を渡ろうとしたその時、川べりの歩道に

こげ茶色のモソモソ動くおしりを発見!

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カピバラです!

急いで土手を降りて、追いかけました。

大人が3頭、子供が7頭ほど。

そうっとまわりこんで、お顔を拝見!

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大人の体長は1mを超え、その大きさに最初はちょっとびびってしまいました。

ここは動物園ではないし、どこまで近づいていいのか...。

こちらをチラリと見たものの、威嚇するでもなく、逃げるわけでもないので、

川べりに腰を下ろして、しばし観察することに。

のんきに草を食む、おとぼけな様子になんとも癒されます。

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「カピバラは一頭のオスと複数のメスと、その子供たちからなる

10頭ほどの群れで生活し、子育てを行う」そうで、

まさにその光景に出合うことができました。

ネズミやビーバーと同じ仲間で、世界最大の齧歯(げっし)類。

非常に穏やかな性格の草食性で、泳ぎが得意。

主な生息地域はアマゾン川流域を中心とした温暖な水辺とのこと。

このパライバ川は、アマゾン川よりずっと南にあります。

(南半球ですから、南に行くほど寒いわけです。そして7月の今は冬です。)

温暖な気候を好むカピバラが、冬の朝晩は冷え込むここレゼンデで、

元気に成長していくことを、見守っていきたいです。

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