W杯2014ブラジル大会チケット販売開始!&コンフェデ杯観戦の反省点

公開日 : 2013年08月23日
最終更新 :
008-A.JPG

2014年サッカーワールドカップ観戦チケットの販売が8月20日から開始されました。チケットは3期に分けて販売され、FIFA公式サイト(http://www.fifa.com/)より申込みができます。

■第一期販売

(1) 2013年8月20日~10月10日 抽選販売

(2) 2013年11月5日~11月28日 先着順販売

■第二期販売

(1) 2013年12月8日~1月30日 抽選販売

(2) 2014年2月26日~4月1日 先着順販売

■ラストミニッツセール

2014年4月15日~7月13日

2013年12月6日に行われる組み合わせ抽選会が終わるまで、日本代表戦がいつどの会場で行われるかはわからないわけですが、チームが特定できる「Team Specific Ticket」という種類のチケットがあります。日本チームを選べば日本代表の試合を購入申し込みすることができます。

ブラジルまで観戦に行こう!という方は、そろそろプランを練り始めていらっしゃるでしょうか? まず最初の選択は日本発着の観戦ツアーに乗るか、個人手配で見に行くかというところかもしれません。

観戦ツアーの場合は心配ないと思いますが、個人手配の場合は「試合会場に早めに着く」ことと、「試合後の交通手段の確保」にお気を付けください。私は今年6月に行われたコンフェデレーションズカップを観戦してきました。上の2つは私の反省点なのです。

008-B.JPG

観戦したのは2013年6月22日にベロ・オリゾンテで行われた日本VSメキシコ戦。観客の大半がお気楽な様子の地元ブラジル人。「ブラジル人はどちらを応援するのかな」と見ていたのですが、日本チームを応援してくれる人の方が断然多かった(と感じました)! 試合は1-2で負けてしまいましたが、「今日は残念だった。でも日本はいいチームだ!」と何人からも声をかけられました。

反省点その1の試合会場に早く着くべきだったというのは、歩く距離がイメージしていたものより長く、スタジアムに入るまでに時間がかかったためです。ホテルからタクシーでスタジアムに向かったのですが、車両は会場のかなり手前で規制されました。

そして入場ゲートは長蛇の列。やっと入れると思ったところで荷物のチェック。食べ物・飲み物を持っていれば、そこで捨てなくてはなりません。ピッチに投げ入れられる可能性があるものは持ち込めないというわけです。私もわざわざ準備したつもりのペットボトル飲料と、子供のおやつを捨てさせられました。

008-C.JPG

しかし、ベロ・オリゾンテは冬でも暑くて喉がかわく...。売店に行くと、ここでも長い列。他の売店に急ぎましたが、どこも長い列。そして売り子さんの手が恐ろしく遅く、前に進んでいる感じさえしません。ペットボトルや缶ビールをそのまま売っては荷物検査で没収した意味がないので、大きな紙コップに注ぎ直して客に渡しているのです。20分程度待ってやっと買えましたが、試合を少し見逃してしまいました。このような理由で、余裕を持って会場入りすることをおすすめします。

008-D.JPG

反省点その2は試合後の交通手段の確保です。「日本代表戦が見れる!」ということに興奮して、帰りの足のことが頭にありませんでした。しかし、試合後に会場を出ると、道路は大混雑。そしてまったくタクシーが捕まらず...。タクシー乗り場に行っても、客待ちのタクシーなど1台もいません。この混雑具合とタクシーがいないという理由は、多くの人が一斉に会場から出たことだけではなく、抗議デモによる交通規制のためだと思われます。

ブラジルではコンフェデ杯の時期に、大規模な抗議デモが各地で起こっていました。デモが掲げている内容は多岐にわたるのですが、主な主張はブラジル政府がコンフェデ杯やワールド杯に多額を費やしているのに、低質な公共サービスは改善されないことに対する怒りです。大きな都市になるほど、大きなデモが起こっており、ベロ・オリゾンテでも一部暴徒化したデモ隊がいました。翌朝、空港に向かう車中で、色々な場所でショーウィンドウのガラスが割られているのが見えました。

来年のワールド杯時期に、同じように抗議デモが起こるかどうかというのは、現時点ではわかりません。しかし、その可能性もあると思います。コンフェデ杯終了後の7月下旬、ローマ法王がリオ・デ・ジャネイロを訪問した時にも「公費の使いすぎ」を非難するデモが起こり、日本人報道カメラマンが警官に警棒で殴られ、流血して倒れるという事件がありました。

サッカー観戦者に対して、故意に攻撃してくるということはないので、観戦を見合わせるなどという必要はありませんが、デモ隊に近づかないことと、交通規制については注意して時間に余裕を持つこと、交通手段を確保しておくことが大切だと思います。

では、どうやって試合会場までの交通手段を確保するのかですが、日本からの観戦ツアーの場合は会場までの送迎がセットになっているはずです。すべてを個人手配で行かれる方は、試合会場までの送迎バスサービスがあるホテルに宿泊されることをおすすめします。ホテルを探される時に、送迎バスを出しているかどうかと、それに予約できるかを確認されるといいと思います。

私がコンフェデ杯時に宿泊したホテルでは、送迎バスがなく苦労したので、W杯時には送迎バスがあるホテルを探そうと思っています。まずは、抽選でチケットがあたりますように!

008-E.JPG

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。