「日本」がテーマのお祭り!和太鼓にソーラン節、そしてコスプレ!?

公開日 : 2013年09月29日
最終更新 :

9月29日は私が住むレゼンデ市の誕生日です。1801年の9月29日、当時は約4000人だった集落にレゼンデという名前が付きました。毎年9月29日までの6日間は創立記念フェスティバルが開催されており、今年で46回目になります。

日本を紹介するステージの数々

今年のお祭りのテーマは「日本」!

日本企業がレゼンデに進出し、日本人住民が増えたことに対して歓迎の意を込めた、市長の計らいです。在リオデジャネイロ総領事館の協力のもと、アニメ映画の上映や邦楽のコンサートなどが催されました。

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リオデジャネイロのコスプレ同好会の皆さんは「日本ではコスプレがとてもポピュラーです!」と紹介してくれました。(ブラジルでもコスプレイベントが行われているそうです。)

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カンポグランジという町から来てくれた盆踊りグループは、北海道のソーラン節から東京音頭、そして沖縄のエイサーまでを入れた5曲を披露。

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尺八、琴、三味線、アコーディオンで、日本の古典的な曲目を演奏してくれた「トリオ・カグラザカ」は、サンパウロから来てくれました。尺八を担当するシェーンさんは東京の神楽坂に13年間暮らしていたそうです。2年前に「トリオ・カグラザカ」を結成し、ブラジル各地で演奏しているグループです。

ブラジル人を惹きこむ迫力の和太鼓

どのステージも拍手と歓声が沸き起こり、日本人としてとても嬉しく感じました。その中で、ひと際レゼンデ市民の心を掴んだように思えたのは和太鼓でした。お腹に響く振動とテンポの良さで、大迫力の演奏。

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「リオ日系太鼓」のマルシオさんは、和太鼓を始めて約8年。子供の頃から剣道を習っていましたが、ある時、和太鼓の演奏を見る機会があり、衝撃を受けたのがきっかけといいます。「リオ日系太鼓」には37人のブラジル人が所属。時々日本から先生が教えに来てくれるそうですが、普段は自分たちだけで練習に励んでいるそうです。

このお祭りで日本文化を紹介してくれた人達のほとんどは、日本人でも日系人でもなく、日本に行ったこともないブラジル人です。こんなに遠い地球の裏側で、日本文化に興味を持ってくれている人の多さに改めて驚きました。そして、日本に対する印象の良さは、ブラジルに移民した日本人達が残してくれた財産であるとも感じました。

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