ペルー旅行のベスト3!街歩きが楽しいクスコとほっこりニンニクスープ
ブラジルの特派員ながら、今回含めて5回に渡りペルー旅行の情報をお伝えしてまいりましたが、今回でペルー情報は最終話。マチュピチュ以外の魅力もご紹介したくて始めた勝手なランキングは、いよいよ3位から1位の発表です。
第3位 クスコの街並みとホテル
旅に出て一番楽しいのはぶらぶらと町を歩く時間。今回の旅で最も散策しがいがあったのはクスコの町です。アルマス広場周辺のカテドラルや教会。広場から見上げる家並みとその向こうに連なる山々の景観。
路地に入ると「カミソリの刃1枚通さない」と知られるインカの石材建築の名残が見つけられます。インカ帝国の首都だったクスコはスペインによって征服されましたが、スペイン人はインカの強固な石組みを壊すのに苦労。ついにあきらめインカの礎石の上にスペイン式の教会や邸宅を建てたそうです。
クスコではそんな邸宅の一つを改装したホテルに宿泊しました。しかもアルマス広場からわずか100mという立地が街歩き好きにはうれしいところ。ホテル コスタ デル ソル ラマダ クスコという長い名前のホテルです。
天井が高いベッドルーム、パティオと回廊、いくつものソファが並ぶ共有スペース。空間のゆとりがとても贅沢でした。フロントにはこの建物の元の持ち主らしい人物の肖像画などが飾られています。
Santa Teresa 344, Cusco, Peru
Tel. 51-84-22-1269
Fax. 51-84-22-1246
第2位 にんにくスープ
標高3400メートルのクスコの夜は冷えるので、あったかいスープでも飲みたい気分。この晩、狙い通り、いや狙い以上の感動的においしいスープにありつけました。
クスコの中心アルマス広場からすぐのレストラン、Pucara(プカラ)のニンニクスープ。トマトベースにニンニクのみじん切りがたっぷり。落とし卵の半熟具合も絶妙です。あったまる~。
ホテルのフロントでおすすめの店を聞いて訪れたのですが、小さな店内は満席。お客さんには日本人も外国人観光客も地元の人もいるようです。日本語のメニューもありました。後で調べたことですが、プカラは日本人が経営するペルー料理のレストランで、クスコでナンバーワンと言われているそう。ガイドブックにも最初に紹介されていました。
魚介をレモンで締め、紫タマネギなどとマリネしたペルー料理セビッチェやバジルソースがかかった鶏肉のグリルなどもいただきました。セビッチェはリマで食べたものより酸味が強く、キリッとしていました。鶏肉のグリルはとてもやわらかかったですよ。
でもやっぱり衝撃的なのはニンニクスープ。食べ終わったそばからまた食べたいと思うおいしさ。翌日になってもやっぱりまた食べたくて、昼食にもう1度行ってきました。混むのがわかっていたので、開店する正午ちょうどに。
■Restaurant Cafe Bar Pucara
Cell Plateros 309, Cusco, Peru
Tel. 51-84-22-2027
営業時間 12:00~22:00 無休
第1位 お買いもの!
おまけのようでもありますが、私にとっては第1位。どこに行っても色とりどりの手作りものがあふれていて、正直、それだけで幸せでした。同じようなものでもマチュピチュ村よりクスコやオリャンタイタンボの方が安く買えますよ。
店番をしながらも編み物の手を休めないおばちゃん、土産物を売り歩く母。ペルー女性のたくましさも垣間見ることができました。
それでどんなものを買ったのかというと、革や毛糸のバッグ、インカの暦がデザインされたラグなど。ラグはタペストリーとして使う予定です。
そして定番ですがアルパカのキーホルダーやマグネットも。色違いを並べて癒されることにします。
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