手づくりを楽しむこと:1 Paula Barros期間限定ショップがペネドでオープン
お友達のPaula Barros(パウラ・バホス)が自身の作品を販売する期間限定ショップをペネド(レゼンデの隣にあるプチ観光地。以前の紹介記事はこちら)に出しています。
作品はシャンデリアなど大きなものから、ブレスレットなど小さなものまでさまざま。
彼女がPaula。作品たちにはエレガントだけどすごくキュートな彼女らしさがあふれています。
中でも私が特に魅かれたのは、古い建具を再利用した作品。
古い家が取り壊される時に窓枠などをもらってきて、ペイント。型板ガラスや鏡などをはめ込んでいます。毎日使う鍵や小さなバッグをかけられるよう、玄関の壁にかけたら素敵ですよね。
カラフルなフレームやバッグチャームは、このままセットで部屋に飾りたいかわいさ。
こちらもバッグチャーム。
これはポプリ。
Paulaのオリジナリティを強く感じる作品といえば、木材に直接描いた絵です。特にキリスト教の伝承の中の聖女たちがモチーフになっている絵。ブラジルは世界最大規模のカトリック国家で、宗教的テーマが現代のアートやアクセサリーの中に溶け込んでいるのはとても自然なことです。
こちらはお祈りのときに用いる数珠状の用具、ロザリオをアレンジしたネックレス。
最初の方に紹介した古い建具で作った鏡が欲しいな~と思いつつ、大きな物なので保留。今回はブレスレットを二つ購入しました。ちょうど、ブラジルのアクセサリーの中では、教会で売っているようなキリスト教モチーフのものが気になっていたところだったのです。
するとパウラから「このブレスレットが私の制作の原点」という言葉。ここから何十年も月日を得て、現在のように聖女を彼女なりに描くようになったと話してくれました。
Paulaの期間限定ショップは8月3日の日曜日まで。場所はペネドのAs Amigas do Pano(「布の友達」の意)。この建物の中で、10人程度の作家さんがスペースを借りる形で販売しています。ブラジルにもこのような形態でハンドメイド作品を売る場所があるんですね。
※ペネドの中心地に向かう道沿い左手。一方通行になる十字路の手前側にあり、道向かいはチョコレート屋さんです。
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