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アイスランド/レイキャヴィーク特派員ブログ 尹 久奈

アイスランド・レイキャヴィーク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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ゴールデンサークルやブルーラグーンが大きく注目されるアイスランドですが、国の反対側、アイスランド北部にも美しい場所はたくさんあります。
その中で特に注目されるのがミーヴァトン湖と周辺エリア。

ミーヴァトン湖とひとくくりにされることもありますが、ミーヴァトン湖の美しい景観だけでなく、その周辺にある数々の驚きの地形や自然が魅力なんです!
ですので、ミーヴァトン湖観光と言っても実際には周遊ツアーになりますし、レンタカーの場合にもできるだけ多くの観光スポットを訪れることをお勧めします。
ゴールデンサークル以上に各観光スポット間の距離が離れているので、スケジュールや移動時間によって訪れることができる場所は限られてきます。
私もアークレイリを出発し、ミーヴァトン湖やフーサヴィークの町、デッティフォスの滝などを観光したかったのですが、実際予定した場所を全て訪れることはできませんでした。(正直疲れて途中でリタイアです。)

ではそんな美しい場所ばかりのミーヴァトン湖エリアには何があるのでしょうか。

①ディンムボルギルの不思議な岩の渓谷
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日本の鬼押し出しという地名を聞いたことがありますか?ディンムボルギルは鬼押し出しのようですが、さらに大きな溶岩の岩々がそびえたつ、不思議な場所です。背丈をはるかに超える高さの岩が視界を遮り、遊歩道がなければ道に迷ってしまいます。
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入口は渓谷を見渡せる丘の上にありますが、いざ渓谷へと足を踏み入れると右も左もわからくなります。
どこまで続くか見当もつかないディンムボルギルには、アイスランドの妖精やサンタクロースが住んでいると言われています。

②ミーヴァトン・ネイチャーバス
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アイスランド北部版のブルーラグーンともいうべき温泉。ミルキーブルーのお湯が楽しめます。ブルーラグーンほどスパ施設化していないので、素朴な味わいが楽しめます。
上記写真はミーヴァトン・ネイチャーバスのそばで撮影。ドライブしているとすぐにわかります。
ミーヴァトン・ネイチャーバス ウェブサイト

③ナゥムスカルズのクヴェーリル地熱地帯
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地球とは思えないような、硫黄の匂いに包まれた一帯。車を降りると鼻をつく硫黄臭に思わず顔を覆てしまうほどです。地面には高温のお湯が沸き出る泥沼や蒸気の噴出口があり、その影響で周囲には植物は生えていません。

④デッティフォスの滝
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ヨーロッパ最大の水量を誇る巨大な滝です。国道1号線を離れしばらくの運転、さらに駐車場から10分ほど歩きますが訪れる価値のある滝です。

⑤ゴゥザフォスの滝
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大きな滝ではありませんが、国道1号線沿いにある神々の滝という名の滝です。観光スポットとして人気なので、できれば時間をずらして訪れたい場所です。

ここまでが1日で行けた場所です。ここから先は予定にあったけれど行けなかった場所。運転する人を交代するなどして頑張れば一日で全て訪れることは可能でしょう。ただしのんびりしたいなら2日間は必要かと思います。

⑥アゥスビルギ渓谷
デッティフォスの滝の北側にある渓谷ですが、道が悪いため、実際にはデッティフォスの滝から一旦国道1号線へ戻り迂回をして訪れることになります。豊かな森が有名な場所ですが、日本の森とは比べものにはなりません。それでもお勧めする理由が、その周辺エリアとの対比。荒涼とした大地をひたすらドライブすると、突如森が現れる感動は不思議なものです。また森とはいっても小ぶりの気が多く、鬱蒼とした雰囲気はありません。木漏れ日が美しく、森の奥にある池は碧色の水で満たされています。さらに巨大な崖に囲まれているのも興味深いところ。

⑦偽クレーター
ミーヴァトン湖周辺は活発な火山活動によって形成されました。その時の様子を色濃く残すのがこの偽クレーター。「本物」のクレーターは火口の跡ですが、この偽クレーターでは湿地帯に流れた溶岩によって水蒸気爆発が起こり、そのクレーターが残ったものです。

⑧グリョゥタギャゥの洞窟温泉
これも変わった観光スポットで、洞窟の中に温泉が湧きでています。駐車場からの外見はただの崖。その崖に小さな入口があり、少し降りると温泉があります。ただしこの温泉、入浴するには高温なので入れません。それでも、小さな入口から差し込む陽の光と透明なお湯、そして洞窟というコンビネーションが不思議な光景を創り出していて、一見の価値がある場所です。

⑨クヴェルフェットルの山
ミーヴァトン湖の周囲を囲む道を走っていると遠くに見える、お椀をひっくり返したような山。茶色く植物の生えていない奇妙な形の山が車窓から見えるはずです。この山はクヴェルフェットルという山で火山の火口跡です。

ミーヴァトン湖周辺には本当にたくさんの見どころがあります。それぞれがユニークで面白くお勧めです。アークレイリ発やレイキャビク発のツアーもあるのでレンタカーが無い人でも楽しめますよ!


2018年2月15日

すっかり遅くなってしまいましたが、お正月の様子まとめです。
アイスランドでは1月2日から仕事始めで、特別お正月に関連する行事やイベントなどは特にありません。元旦より大晦日が盛り上がるアイスランドでは、お正月気分は1月半ばからとっくに抜けています。

そんなお正月気分の盛り上がらなさそうなアイスランドですが、お勧めする理由が大みそかの花火。
大みそかの花火は決して珍しいものではありませんが、アイスランド、特にレイキャビク周辺の花火の様子はほかの国とは違い、それを目当てに世界中から観光客が訪れるイベントなんです。

今年の年末アイスランド旅行の予定があれば、ぜひ大晦日はレイキャビク過ごしてみてください。

①焚火
行く年に別れを告げる大きな焚火。あまり知られてはいませんが、実は焚火もアイスランドの年越しの大事なイベントのひとつです。これは個人ではなく行政や団体が準備します。中にはテレビ局がでてくるほど大掛かりなもの。小さなものから大きいものまで様々です。
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今年訪れたのは午後3時に点火した焚火。焚火を見に来る人が多く、駐車スペースを探すことさえ困難でした。(もともと全員が車で来る上に、広い駐車場が存在しない場所で行うのでしょうがないですが)アイスランドでは珍しく、遠くに車を止めて歩く人が多くみられました。
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気が早いおじさんが花火を打ち上げていて、もう気分は盛り上がっています。
雪の山を背景にオレンジ色の炎が燃え上がる光景も良いものです。

②花火
花火は夜が暮れるといよいよ勢いを増します。花火は市民それぞれが打ち上げるもので、打ち上げ場所や打ち上げ方法に大きな制限などはありません。自分で好きなだけ購入し、好きな時に好きな場所で打ち上げます。とは言っても安全を確保するため公園や広場、アパートの中庭などある程度の広さがある場所で打ち上げます。また安全のため、ゴーグルの着用は必須です。
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真夜中を狙ってだんだんと花火の数が増えていく、という流れはありますが、誰かが音頭をとっているものではなく、市民が自由に楽しんでいるものです。
その分、打ち上げる人は当事者意識が強いですから23:30頃からは盛り上がってきます。近所の人も交えてのお祝いに発展しますし、ペルトランやハットルグリムス教会周辺は見学する人でいっぱいになります。
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真夜中前後は耳をつんざくほどの爆発音で包まれます。(犬や猫、馬には大変な心理負担がかかるので、逃げないように一層の管理をするようにとの注意がでます。)

③元旦
そうして真夜中を迎えると、それぞれ帰宅したりダウンタウンのパーティーに繰り出したり、友達に会いに行ったりと好きなように過ごします。元旦は親戚の家に行ったりテレビを見たりゆっくり過ごします。親戚の家に、とは言っても日本のような格式ばったものではなく、ちょっとご飯を食べに行く、程度のことです。
この時期は日照時間が短く、日の出も遅いアイスランド。日の出は11時頃なので早起きせずに、初日の出が見られます。
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2018年はあいにくの曇り空でしたが、それでもブラゥフィヤットルの山の向こうに見えるオレンジ色の筋は美しいものでした。山の向こう側では快晴の空が見えていたかもしれません。


2018年1月23日

アイスランドでシュノーケリング?? シュノーケリングと言えば、温かい国の海でカラフルな魚たちを見るというイメージがありますが、実はアイスランドでもシュノーケリングやダイビングができるんです。

1月8日放送のなるほど!ザ・ワールドでも紹介されたシルフラの泉は本当に美しい青い世界が広がっています。

水中の写真は残念ながら持っていませんので、リンクを紹介させていただきます。
シュノーケリング体験談

シルフラの動画【ぜひ見てください!!】

このシルフラの泉、実は人気のゴールデンサークルの一角にあり、かなり気軽に楽しめるアクティビティです。
大陸プレートが離れていく場所として有名なギャウがある、シンクヴェトリル国立公園の一角に位置しています。
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画像提供:Guide to Iceland

シュノーケリングの参加条件は少し厳しいですが、ツアーに参加することでとても簡単にシュノーケリングができます。
レイキャビクからの送迎もありますし、シュノーケリングに必要な装備(フィンやドライスーツなど)は全てツアー料金に含まれています。

ガイド1人に対する参加人数は決まっており、約8名ほど。参加人数に限りがあるので事前予約は必須です。
ですが予約さえすれば、あとはガイドさんの指示に従い楽しむだけなので気軽に楽しめます。

またゴールデンサークルの一角にあるため、ゴールデンサークルのバス観光に追加したタイプのものもあります。
ゴールデンサークルのバス観光だけでなく、途中でシルフラの泉に寄りシュノーケリングを体験。その後さらに観光を続け夕方レイキャビクへと戻るスケジュールです。シュノーケリング自体は3時間ほどなので、レンタカーであってもその前後に観光を楽しむのがお勧めです。

いろいろな組み合わせのシュノーケリングツアーがあるので、まずはどんなものがあるかチェックしてみるといいと思います。

シュノーケリングやダイビングは水温が低いためドライスーツを着用します。シルフラの泉の上流(遥か彼方)にあるラングヨークトル氷河の溶けた水がこの泉を作り出しており、水温は一年を通して2℃前後。とても寒いのでドライスーツの下にフリースセーターやタイツを着用します。
また、ツアー後もアイスランドの気温は低いので防寒対策は必須です。

この水温は持病がある人にはリスクもあるため、参加条件として「健康であること」という項目が追加されました。普通程度の体力がある人であれば大丈夫ですが、循環器系に問題のある人はかかりつけのお医者さんに相談してみるといいでしょう。

かなり厳しい条件のようですが、シルフラの泉にはそれだけ美しい世界が広がっています。
氷のように冷たい水中は視界が100mにもなるといわれ、実はシルフラの上からのぞくだけでも吸い込まれてしまいそうなほど。
岩に生えたコケや水底の地形、岩の形などが青い水の世界の先にはっきりと見えるんです。
見たら思わず泳ぎたくなる!
シルフラの泉はそんな場所です。

アイスランドでは絶対訪れたいゴールデンサークルとあわせて、ぜひシュノーケリングやダイビングツアーに参加してみてくださいね!ほかの国では体験できない経験であることは間違いなしです!


2018年1月 9日
2017年12月29日
2017年12月16日
2017年12月 6日
2017年11月30日
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  • 特派員プロフィール
  • レイキャヴィーク特派員

    レイキャヴィーク特派員
    尹 久奈
    2012年にアイスランド、レイキャヴィークに移住。アイスランド大学に通ったり、ホテルで働いた後、現在はGuide to Icelandという旅行会社で働いている。オフィスがレイキャヴィークのダウンタウンにあるので、メインストリートによく出没。コーヒーが大好きで、お昼休みには新しく出来たレストランやカフェをチェック。趣味は編み物とハイキング。 DISQUS ID @disqus_l6ojFtF8Ps

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