アイスランドの冬っていつまで??

公開日 : 2016年01月27日
最終更新 :
筆者 : 尹 久奈

ほぼ北極圏のアイスランド。寒いイメージはあるけど3月や4月は??

アイスランドの季節は、日本とは大きく異なります。四季というよりは、冬が来て、春が来て、また冬が来ます。

また、アイスランド語の教科書に書いてありましたが、アイスランドの冬は11月から3月まで5か月もあり、確かにこの間はいつ雪が積もっても全く驚かない期間です。

また一般的には、3月後半にあるイースター(復活祭)までは降雪や吹雪など冬の天気が続くとされています。もちろん、そのあと、4月に雪が降ることもあります。2015年は5月1日、アイスランドでは夏の始まりとされる日に雪がぱらつきました。

アイスランドの冬は比較的暖かいものの、期間が長いです。

冬の最低気温はアイスランド南部でマイナス10℃ほど、マイナス5℃以下になる日は珍しいくらいです。最高気温は日にもよりますが、プラス5℃まで上がることもあり、前日との差が10℃となることもあります。天気も晴れだったり、雨だったり、雪が静かに降ったり吹雪だったりと、日々変化します。

このようにころころと変化する天気が5か月もの間続くのが、アイスランドの冬です。

2月後半や、3月にアイスランドに行きますが、どんな天気ですか?どのような服装がいいですか?という質問をいただきますが、一番いいのは一番悪いかもしれない天気に合わせて身の回りの物を準備することです。運が良ければ風の無い晴れの日、暖かい春先のようなお天気かもしれません。でも運が悪ければ、吹雪、体感温度?10℃というようなこともあるかもしれません。そしてアイスランドは天気予報が非常に難しいので、日本出発前にアイスランド滞在時の天気を予測することは不可能です。

また、雪が降らなくても冷たい雨や、霜は「冬」以外でも起こりえます。春の風がようやく吹き始めて、タンポポなど日本の春の花が咲き始めるのは5月になってからです。

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そして9月に霜が降りました。

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3月や4月は、まだまだ冬の天気だと思って準備していただいて大丈夫です。帽子や手袋、マフラーもお忘れなく!

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