3日間のウェディングパーティー！！ ～ラトビア 夏の風物詩～
冬が厳しい北ヨーロッパのラトヴィアでは夏の風物詩と言えば･･･
ウェディング!!
地域によっては1週間かけての結婚お祝いパーティーが開かれるところもあるそう！！
今回は金、土、日と3日間に渡って行われた結婚式をご紹介します♪
ラトヴィアでは、結婚式は立会人*がまとめ役となり、会場設営や食事、ゲームなどなどを準備します。
*ウェディングカップルが友だちや知り合い夫婦に立会人を事前に依頼します。
1日目 金曜日
戸籍登録所にて結婚受理の手続き。
ウェディングカップルと仲介人がサインをします。
ここで、指輪交換や誓いの言葉。親戚や友人が花束やプレゼントを持って駆けつけます。
手続き後、披露宴の前にプチ旅行！ヤウンピルス(Jaunpils)城へ。
新郎新婦の乗る車には花で華やかな装飾がされます。随行車も白のリボンをつけたり、花をつけたりします。
通りすがる車はクラクションでお祝いのメッセージ！
･･･と、お城へ向かう途中、警察に捕まる?!
-thumb-440x293-118011.jpg)
これは友人たちからのサプライズでした！
甘～い職務質問を受けます♪
ヤウンピルス城ではバロック衣装を着たスタッフがお城を案内しつつ、2人の結婚をお祝いします。
-thumb-440x293-118117.jpg)
最後は大砲！(笑)
ここでシャンパンとパン菓子でお祝いし、披露宴会場へ･･･
向かう途中、ラトヴィア流結婚式の伝統ごとをクリアしていきます☆
7つの橋を歩くのは定番の１つ！
花嫁を抱いて渡ったり、南京錠を橋にかけたり、2人に課題が課せられます。
新婦が誘拐されるのもこれまた定番の１つ！
新郎は新婦を取り戻すため、与えられた課題をクリアしなければいけません☆
披露宴会場に着いても、まっすぐ会場へは入れません！
友人、親戚が用意した課題を2人で達成していきます。
新郎は斧で薪を割ったり、新婦は汚れた皿洗いをしたり、新郎が花嫁を抱いてお皿を踏み割ったり･･･様々な意味が込められた課題が用意されます♪
こちらは2人で木を切るセッティング。
結婚式には新郎新婦が事前にテーマカラーを決めます。今回は黄色と紫でした。
その色に合わせて、会場装飾やドレスコードがアレンジされます♪
披露宴では、まず新郎新婦、両家ご両親により3本のキャンドルに火が灯され、
生演奏と司会進行役の立会人が上手くコラボし、ダンスから、楽器演奏、両親からの手紙等と続いていきます。
素敵だなと思ったのは、自己紹介タイム！
会場に参加している全員が簡単な自己紹介をします！
新郎新婦との関係や名前だけですが、会場が一つになって、より和気藹々(わきあいあい)と盛り上がります！
また、今回は座席指定がなく、実は椅子の後ろにくじがついていて、当たった方はギフトが用意されていました。
そして、会場がダンスで盛り上がっているところ、外ではロマンティックな夜を彩る用意が･･･☆
キャンドルに囲まれて、花火が上がり、灯篭を空へ放ちます！
ここで結婚式恒例の花嫁によるブーケ・トス。
まだまだ終わりません。
披露宴会場に戻って、新郎新婦から両親、立会人へのプレゼント渡し、ケーキカット、その後はダンス、ゲーム、ダンス･･･と朝を迎えます。
こちらのマナーハウスは鍵のかかる個室と、シャワー・トイレは共同となっています。
小学校と隣接しているため、子連れゲストは体育館にベッドが用意され、林間学校のようでした！
2日目 土曜日
朝、親戚・友人たちがウェディングカップルをサプライズでわいわい起こします！
朝食後、ゲームの予定が、
飲んで歌って飲んで歌って･･･夜が更けます。
3日目 日曜日
朝食後、飲んで歌って、片付けつつ、飲んで歌って･･･
帰り際、ゲストには新郎新婦から木で作られた結婚メダルが記念に渡されました。
ラトヴィアの結婚式では、いつでも周りが「Rūgts! (ルーグツ/苦い)」と言ったら、新郎新婦が甘いキスをしなければいけません♥
結婚式のスタイルはカップルによって、教会で式を挙げたり様々ですが、
夏のこのシーズンには、首都リーガの旧市街でもウェディング衣装で親戚・友人たちとお祝いをしている人々や、結婚式前日の独身最後の夜パーティー(bachelor party)を楽しむ人々をよく見かけます♪
（8月お題"8月の風物詩"）
◆ 最新現地情報は下記をどうぞ ◆
ラトヴィア/ラトビア旅行案内 Latvia Travel Guide
関連記事
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。