ラトビアの秋を歩く ~川沿いに古城址が残る街クワクネセKoknese~
秋の絶景を求めて、首都リーガから列車で約1時間半、クワクネセ(Koknese)の街へ日帰りプチトリップ!
駅からダウガヴァ川(Daugava)方面へ15分程歩いていくと、晩秋の香り漂うクワクネセ公園。
公園内にあるいくつかの池を通り抜けて行くと、落ち葉に隠れて柱石の跡が見えてきます。
ダウガヴァ川沿いのこの街は、中世の時代ハンザ同盟で栄えた首都リーガ同様、貿易の主要ルートとして繁栄しました。
さらにまっすぐ進むと、ペールセ川(Pērse)とダウガヴァ川の合流地点。
まるで湖のように静かな神秘的な雰囲気です。
左手にはラトヴィアでも数ある景勝地の1つ、川に突き出すようにそびえ立つクワクネセ古城址が見えます。
川沿いに続く黄金の落ち葉じゅうたんをのんびり歩いて約10分古城址へ。
このお城の歴史は1209年に遡ります。
アルベルト司教の下、もともとあった古代ラトヴィアの木造のお城から石造りのお城へ。
その後1701年スウェーデンとの戦争の際、破壊され現在の姿に至っています。
クワクネセ古城址: 入場料 大人 €1.20 (詳細はこちら)
クワクネセの街の地図やお土産・ハンドクラフトもあります☆
ダウガヴァ川沿いを散策して行くと、クワクネセ ルーテル教会(Kokneses evaņģēliski luteriskā baznīca / Koknese Lutheran Church)が見えてきます。
こちらの教会も古く1687年設立。
さらに教会の後ろに続く、自然散策路をダウガヴァ川沿いに進んで行くと川の向こう側、現在市民の手で建設中の記念公園(Likteņdārzs/The Garden of Destiny)に辿り着きます。
2018年のラトヴィア共和国建国100周年に向けて、寄付による植林や公園整備が進められています。
広島からの平和の石も発見!
実は日本とのつながりはそれだけでなく、
こちらの公園のデザインを国際コンテストの中から選ばれたのは日本人作庭家 枡野俊明氏。
クワクネセはお洒落なカフェがあったりするような観光地化はされていませんが、緑と川に囲まれのんびり自然を満喫できる街です。
四季折々の絶景が楽しめます!
クワクネセ観光局: http://turisms.wix.com/tourism
◆ 最新現地情報は下記をどうぞ ◆
ラトヴィア/ラトビア旅行案内 Latvia Travel Guide
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。