ル・ジャルダン・デ・ルッシーLe Jardin de Russie@Roma
閉店後、許可を撮って撮影しております。)
みなさん、こんにちは。
前回は、近藤真彦さんが、フジテレビの「ホテル」という番組で訪れた
インターコンチネンタル・デ・ラ・ヴィレ・ローマのレストランをご紹介しましたが、
今回は、
ローマのホテルで働く友人と、ローマの5つ星ホテル「ホテル・デ・ルッシー」内のレストラン「ル・ジャルダン・デ・ルッシーLe Jardin de Russie」に行って参りました♪
ローマの5つ星ホテルの中でもレストランに力を入れているレストランとして評判。
元同僚アレッシアもこのホテル出身。いつか食べにいきたいな〜。
と思っていたのです。
このホテル・デ・ルッシーは、ポポロ広場のすぐ近く
賑やかな通りに面しています。中に入ると別世界。
静かに落ち着いた、美しい中庭に続き、オープンテラスのバールを超えると、
その奥に、レストランが♪ 期待が膨らみます。
柔らかで上品な感じのお店の方が、私に会うなり、
「こんにちは。今日もお元気そうで。いつも外のテラスにいらっしゃいますよね!」
と、勘違い。(わたしそんなにセレブじゃありません。)
「いえいえ、今日が初めてです。」と、言ったのに、
「でも、あなたを絶対みたことあります!」なぜか断言。
(そんな、そんな、困った、どうしてかしら?)
と、私が昔研修していたレストランの名前を言ったら、
随分と喜んでくれました。共通の知り合いが多いので、、
シャンパンと一緒に、ピンツィモニオ。
生野菜を手でつまんで、オリーブオイルにつけて食べるだけなのですが、
野菜本来の、甘味、苦みを一番よく楽しむことができる方法だと思います。
オリーブオイルの他に用意されていたのは
ボッタルガ(カラスミ)のソース 海の香りが凝縮されてとっても美味しいソースです♪
プリモピアットには、ブロッコレッティとペコリーノ・ロマーノのスパゲッットーネ
ブロコッレッティ(Broccoletti)とはブロッコリーの葉の部分。
日本の菜の花より、固い食感と強い苦みも、オイル、ペコリーノロマーノ(羊のチーズ)の脂肪分でまろやかになり、ニンニクとアンチョヴィの香りがアクセントとなっていて、あの苦いブロッコレッティーが美味しいお野菜に早変わり♪
食事が終わることに、「美味しかったですか?」
と、聞かれて、「美味しいです。」と、
答えるしかないのですが、、本当に美味しいかった!
サン・ピエトロとアンディーヴ 黒トリュフ添え
こちらは、サン・ピエトロと呼ばれる、白身の平らなお魚。繊細な味です。
インディヴィア(ちこり)が、添えられていますが、こちらも、火を通すと
苦みが甘味に変わる美味しいお野菜がぴったり。
そして、中に隠れていたのは、たっぷりの黒トリュフ♪♪
そうです、白トリュフは上にかけるように使われますが、
黒トリュフは、調理中に使われるのです。
それにしても食べると、どんどん黒トリュフが中からでてきて
贅沢な使いぶりにびっくりしました。
ワインは、なにのんだかな〜。
(あまりにも昔でこれも忘れてます。
リサーチと言いながら楽しんじゃってました)
そんな感じで、ソムリエの資格も持つ友人が食べたのが
タリアータ(Tagliata)と生ポルチーニ
牛肉のグリルをスライスしたもの。
タリアータとは、「スライスした」という意味の通りでございます。
またまた、「美味しいですか?」と、
「美味しいです」と。
イタリアやヨーロッパのレストランに行くと、
特に星付きのレストランだったりすると、必ず、「美味しかったですか?」
と、聞かれます。お店の方が気を使ってくれているということと、
「美味しい。」とお客さんに応えてもらうことによって、さらに美味しく感じさせる
「技」なのかもしれません。
デザートも見逃せません。
デ・ルッシーのシェフが、昔私がいた昼はクローズしているレストランに、
他のレストランプロジェクトのコンサルタントをしていて、試作に訪れていました。
その時に、ティラミスを一生懸命つくっているのが印象的でした。
そのシェフが得意なティラミスは、
とても滑らかで、リキュールの味ほのかに香ります。
ザヴォイアルディという市販のビスケットを利用する家庭の定番も
ざらざらした舌触りが残って好きなのですが、
それとは、全く別物でした。
これは、もしかして、もしかして、いままで食べたティラミスでもNo1かも。
こちらは、友人のドルチェ盛り合わせ
ローマでは珍しく洗練されたドルチェ。
最後は、ピッコラ・パスティッチェリア(プティフール)
もう、お腹いっぱいで食べられませんでした。残念。
素敵な空間の中で、美味しいお料理をグルメと一緒に過ごし
夢のようなランチタイムが過ぎていったのでした♪
これから、温かくなってきたら、お手軽な金額で楽しめる
外のバールでゆっくり時間を過ごすのも良さそうです♪
ル・ジャルダン・デ・ルッシー
住所:Via del Babuino, 9
00187 Rome (RM), Italy
Tel: +39 06 328 881
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