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イタリア/ローマ特派員ブログ 旧特派員 青木 真理子

イタリア・ローマ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2010年11月 8日

サルデーニャの「幻のウジ虫チーズ、」カソ・マルツゥはどんな味?


サルデーニャの「幻のウジ虫チーズ、」カソ・マルツゥはどんな味?


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久しぶりの更新です。
サルデーニャの記録を写真を見ながら、記憶をたどっています。サルデーニャは、カタツムリなど、土着のコテコテの郷土料理がありますが、その中でもドキモを抜いているのが、そうです、あの有名な、ウジ虫チーズ!


実は、偶然、みつけちゃったんです。カリアリから西へ、サンタンティオコ島へ向かうために、カリアリの町を出ようとしたときに、観光客は多分行かなさそうな市場で。町の中心の美しい食材を扱うような市場ではなく、メイド・イン東欧やアジアの安物の洋服や日用雑貨を求める地元サルデーニャ人がひしめく市場です。ここには、なにかありそう。そう思って市場に立ち寄ったら、一角にチーズ屋さんが出ていました。


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と、1つの陶器の中に、虫がいっぱいのチーズが目に飛び込んできました。これが、幻の虫入りチーズではないですか!えらく感動している姿に、「味見してみる?」と、何回か尋ねられて、周りのサルデーニャ人たちもどんどんとこのチーズを買っていき、「最高に美味しいよ!」と、勧められたので、味見してみることにしてみました。


よーくチーズをみさせてもらったら、このチーズ、すごいことになってます。非常にきもちわるい画像ですので、見たくないお方は、ご遠慮ください。


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塊から、少しだけナイフでとって、味見をさせてもらいました。口にいれると、チーズの塊を感じないほどクリーミーで舌の上でとろける感じ。確かに、ゴルゴンゾーラ・ピッカンテのような強い香りを感じて旨いかも。そして、チーズを咀嚼してみるとほろ苦いのです。そのほろ苦さは、恐らく、というより、確実に虫から由来するものです。そして、もう一度よーく、チーズをみてみると、(続きは気持ち悪いものが嫌い方は見ないでくださいね。)

さらに、ウジ虫チーズをズームアップ!

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チーズの中から、わき出る、虫たち!

ひゃー、すごいものを食べてしまいました。この虫入りチーズは、カス・マルツ(casu marzu)と呼ばれ、羊の乳からできるフィオーレ・サルド(Fiore Sardo)にウジ虫が湧いたサルデーニャの伝統チーズです。その名も、サルデーニャの方言で「腐ったチーズ」という意味だそう。衛生面で問題があるとのことで販売禁止とのこと。私は、ラッキーにも?移動販売の闇市に出くわしたということです。

地元の人たちは、「しっかりとした赤ワインとの組み合わせは、最高だよ。」と、サルデーニャの地ワインと楽しんでいて、特別な愛着があるようでした。

チーズ鑑定士の友人達にお土産にもっていこうと、一切れ購入したら、袋の中で、うじ虫が、ジャンプ!ジャンプ!車のなかのチーズを入れた袋がポコポコなっていて大変でした!さすがにこれには、びっくりしてしまい、途中で車をとめて、チーズを外に出してみたら、


ウジ虫がジャーンプ♪約5ミリの小さなウジ虫の大群が、50センチくらい飛び跳ねるのです。ジップロックを3重にして厳重に、イタリア本土へ持ち帰ったのでした。


さて、北イタリア、ブレーシャの、チーズ鑑定士の友人たちにお土産として持っていったら、みんなも興味しんしん。勇敢にもデグスタツィオーネ(テイスティング)した鑑定士たちは、約半分。見た目でもう駄目~、とギブアップした北イタリア人たちも多くいました。


サルデーニャで、カス・マルトゥをお見かけたら、「自己責任で」、アルコール度数の高い赤ワインでアルコール消毒しながらお味見くださいね。

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カテゴリー レストラン・料理・食材
2010年11月 8日
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    ローマ特派員
    青木 真理子
    2006年よりダンナさんを日本においてイタリア料理留学中。レストラン、ワインガイドのガンベロロッソの調理製菓プロコースのデュプロマを取得し、ローマの星付リストランテで料理修業。イタリアの食事情を綴ったブログ「イタリア料理紀行dal ガンベロロッソ」が好評。過去には、アマルフィ海岸サレルノ、シエナ、キャンティ等田舎に暮らす。イタリアワインソムリエ、オリーブオイルソムリエ。

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