新しい食材発見!その名も「海のアスパラガス」
先日、市場の魚屋さんで見かけたこの食材。
一体なんでしょう???
正式名称は、学名 Salicornia europaea。イタリア語ではそのままSalicornia(サリコルニア)とも呼ばれますが、通称で Asparagi di mare (海のアスパラガス) のほうが広まっているとか。
日本語ではアッケシソウだそうです。
これ、「海藻」として売られていましたが、実はまちがい。
正確には、塩湿地に生息する「草!」、「お野菜!」なんです。
威勢の良い魚屋のおじさんに勧められるまま、買って来ました~。
1kgで5.99ユーロ (約600円)、3人分として1kg弱を購入です。
おすすめのレシピは、イカや魚介と合わせてフライにしたり、そのまま湯がいてレモンとオリーブオイル、コショウをかけてサラダにするもの。
ということで、私たちは、湯がいてサラダにしてみました。
太目のものには芯がありますが、つるっと周りの緑の部分がキレイにとれます。
そのものの塩分がしっかりしていて、ほんとに藻みたいなお味。味覚的にはアスパラガス・・・ではまったく無いですね。
このアッケシソウについて調べてみると、血液循環を良くし、血液中のコレステロールと中性脂肪質を取り除く効果もあるとか出てきました。日本では近い将来に絶滅の危険が高い種として認定されていて、保護対象なんだそうです。
翌日は、余ったこのサリコルニアとエビ、ミニトマトのパスタに挑戦しました。これが美味!エビの甘さを引き立てる塩味、アルデンテのスパゲッティに引き立つ、柔らかくてつるっとした食感がぴったりです!!見た目にも、鮮やかな緑色が赤いトマトとあいまって食欲増進。ということで、一気に食べてしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました~~~ 残念!採れるときはスーパーでも売られているし、お値段的にも珍品という訳でもなさそうですが、頻繁には見かけません。次回見つけたら、パスタの写真もお届けします!
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