東京-ローマ間を直行便でラクラク!

公開日 : 2014年01月10日
最終更新 :

お便りメールをいただきました。

「阿部さんこんにちは、〇〇と申します。いつも楽しく拝見しています。写真を見るだけですっかりローマへ行った気になっています(笑)。(中略)ローマ(イタリア)行きのある航空会社で、何か阿部さんのお奨めはありますか?」

最後の航空会社のご質問は、実はたくさんの方から過去にもいただきましたので、今回はお届けしたいと思います。

筆者の場合は、もう10年以上、東京-ローマ間の移動は、直行便以外利用しないことにしています。

20代の若い頃は乗り換えも楽しく、アムステルダムやチューリヒ、パリなどの大空港に降機した際はショッピングや散歩も随分したものですが、今では心底疲れるので、東京から乗ったらさっさとローマに着いてくれないかなぁとだけ考えています。

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↑ これしか利用しないアリタリア航空の東京-ローマ直行便です。成田空港からふわりと上昇。

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飛行機の中では全くもって眠れない性質なので、ローマ行きの便に乗る際に乗降扉の所にあるラックからイタリア語の新聞をごっそりもらって、ひたすら読みに徹します。これで軽く5時間位はつぶれます。残りは持参した本などを読んで勉強しているか、ただ目を閉じているだけです。映画を見たりすることは滅多にないです。

その他に毎回やっていることは、ずっと座っていると足が浮腫むので1時間に1~2杯、ミネラルウォーターを後部のセルフサービスコーナーへ貰いに行ってがぶ飲み、トイレも行ったついでに機内を行ったり来たりしてうろうろしています。

女性は男性と違い筋肉が少なく足がむくみやすい方が多いので、時々機内を歩くと良いと思います。気流が悪いところに入ると、"ポン" とサインが出るので席に戻りましょう。

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↑ 上昇して水平飛行になると、最初のお食事(夕ごはん)が出ます。和食かイタリア料理から選べます。

アリタリア航空に関していえば、エコノミークラスの場合、お食事のサービス開始はエコノミークラスの一番前から一番後ろに向かって順番に周って来るので、前の方の(機首より)の席をとると、お食事に早くありつけると思います。手分けして前と真ん中からという風に、器用には配りません。何故ってここは既にイタリアです。

一番最後にお食事を貰える最後尾との差は20~30分あると思います。(テキパキしているキャビンアテンダントさんがいるかにもよりますが、一番前に座っていてしかも食べるのが早い方は、最後尾までサービスがたどり着くまでに食べ終わっている事もしょっちゅうです。)

体力の消耗を防ぐこと以外にもう一つ、直行便を利用する理由は、大昔に、東京-ローマ間の移動でスーツケースを紛失され大変な思いをしたので(約3週間後に発見されました)、ロストバゲージのリスクがない直行便以外は利用しないことにしました。

直行便なら、成田の空港カウンターでチェックインする際に、お姉さんがきちんとスーツケースの取っ手の所に簡単には取れない様に荷物管理用のタグ(あのビラビラしている紙)を付けてくれさえすれば大丈夫です。

お姉さんの中には、手でパンパンとやるだけでタグの粘着シールの付きが甘そうな場合もあるので、その場合は一言声をかければOKです。(前に乗り換え地でタグが落ちてしまって、どこ行きのスーツケースか分からなくなって目的地に到着しなかったことがあると説明。)

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↑ ノンストップでも東京-ローマ間は所要時間約12時間50分。死にそうに長い一時です。

一人なのでいつも通路側の席に座ります。浮腫み防止の為に機内をうろうろしますし、水も貰いに行ったりします。通路側だと窓際席と違い、何よりトイレに行く度に一々声をかけて迷惑をかける必要がないので良いです。

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↑ ローマのレオナルド・ダ・ヴィンチ空港(現地では通称フィウミチーノ)に到着する1時間位前に朝食が出ます。最後のお食事です。

筆者はいつも現地時間の午後7時丁度に到着する便を利用しています。そうすると、明るいうちに移動ができて安心ですので皆さんにもお奨めです。

以上、参考になったかどうか分かりませんがもし機会があればお試し下さい。

それではまた、皆さんも楽しい旅を!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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