ローマのタクシー乗り場マップ！（改訂：2017年11月19日）

タクシーに乗る時の皆さまの不安が少しでも取り除ければと思い、今日は、ローマのタクシー乗り場がわかるマップを作りましたのでお届けしたいと思います。

ローマといえば、"ぼったくりタクシー" などあまり良くない評判も聞きますが、筆者自身は、一度も被害に遭ったことはありません。むしろ、料金の端数を切り捨てにしてくれたり、1～2ユーロ値引きしてくれる気の良い運転手さんに当たることの方が多いです。

昨年の春頃、とあるホテルで所用があり、夜23時30分頃だったので、ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらいました。タクシーに乗ると、運転手さんと世間話が始まりました。

自宅の前に着いた時、タクシーのおじさんに、"〇〇ユーロになります。お客さん、領収書きりますか？"と尋ねられました。私用だった為、結構ですと返答しようと思ったのですが、運転手さんはもう書いてしまっていたので貰うことにしました。口頭で言われた金額に少しチップを付け足して渡した時、一瞬、おじさんがあれっ？という顔をしたような気もしましたが、そのまま普通に挨拶をして降りました。

↑　タクシー乗り場の様子を幾つかご紹介しましょう。こちらはローマ中央駅・テルミニ駅の五百人広場のタクシーステーションです。ローマのタクシーは白い色。（白タクではありません）

ローマでは、"タクシー乗り場はこちらです" という看板は、オレンジ色になっています。

後日、知り合いとローマのタクシーの話になり、先日、〇〇ホテルから自宅まで〇ユーロを払ったといったところ、〇〇キロの距離があり、絶対そんなに安い訳はない！と反論してきます。

おかしいなぁと思いつつ、もう一度、領収書をひっぱり出して確認してみたところ、筆者が払った金額よりも何故か高い料金が書いてありました。

どうやら、こちらの数字の聞き間違いで、かなり少な目に払ってしまった様です。

もしかするとですが、タクシーを呼んでもらったホテルが風評の良いところだったので、そこから乗った地元客には失礼に出来ないと思ったのかもしれません。

周りから、凄腕ですなぁ～！と散々笑われましたが、何とか値切ってやろうと思ったのではありません。単に気の弱い運転手さんだったのかもしれませんが、人間、自信満々の勘違いというものは怖いものです。

↑　地下鉄B線ピラミデ駅と連結している、ローマ＝リード鉄道線が発着するポルタ・サン・パオロ駅。 ここからローマの海、オスティアまで行くことが出来ます！手前に停まっている白い車達がローマのタクシーです。

ということで、タクシーの呼び方、乗り方、料金についてはまた改めて特集をしたいと思います。今回は、市中心部（旧市街）にあるタクシー乗り場のマップをお届けします。

これらのタクシーステーションは、市役所から指定されたタクシー乗り場です。ローマでタクシーに乗る時に一番注意するべきことは、きちんとしたタクシー乗り場から乗ることです。これは白タクを避けるために一番大切なことです。こちらには基本的に流しのタクシーはありません。急いでいる時はやむを得ず止めることもありますが、空車である確立がかなり低いのでなかなかつかまりません。

↑　市役所のリストを見ながら、主に観光客の方が良く利用される旧市街のタクシー乗り場を中心に作成しました。

タクシー乗り場を探す時、"タクシー乗り場" は、イタリア語で "スタツィオナメンティ・タクシー（もしくはタッシー） Stazionamenti Taxi (Tassi)"　といいます。英語でタクシーパーキング Taxi Parking でも通じます。

なお、タクシー乗り場の場所は時々見直されます。また、水道工事や区画整備などで、一時的に近隣の場所へ移動になる場合もあります。

↑　こちらはテルミニ駅の北東側（マルサラ通り）のタクシー乗り場です。白いタクシーがお客さんを待っています。オレンジ色の看板がタクシーステーションの目印です。

以上、ネット上のマップですので多少見づらい点もあるかと思いますが、お手持ちのガイドブックや地図と併せてご参照になり、快適なローマ滞在のためにお役立ていただけると幸いです！