バールなどで、絶対に"熱いカプチーノ"を頂きたい時のお役立ちイタリア語フレーズ!
真偽の程は分かりませんが、日本人は習慣的に熱いお茶を飲むので、一般的に外国人に比べて熱いものが得意だったり、好むといわれています。確かに周りを見回しても、"猫舌"の外国人(イタリア人)は多い気がします。
もし文化・生活習慣で人がつくられるのなら、ジェラート屋がありジェラートを多く消費するイタリアでは、逆に冷たいものが得意な人が多いのかもしれません。
外国人は猫舌が多いと書きましたが、時々バールなどで日本人には少々ぬるめだと思うカプチーノをサービスされることがあります。(コーヒーは機械で抽出するので常に熱いが、牛乳はバリスタが温める為、その方の技量による温度となる)
そこで今日は、熱い飲み物が大好きなあなたにお送りする、バールなどで使える便利なイタリア語のフレーズです。
筆者も熱いものがとても好きなので、やはり食べ物・飲み物は出来るだけ熱々のものを口にしたいと思っています。
特に寒い時期に入ったバールで熱々のものをいただきたいと思う時に、予防線を張る為に使用していたフレーズですが、最近は完全に熱いカプチーノの虜となっているので、初めて行くお店では安全の為、一応、口にしておくフレーズです。
"ぬるめのカプチーノ" を飲むのが好きでない方は、この様に伝えると良いと思います。(一番簡単でストレートに伝わる表現を選びます)
Vorrei un cappuccino ben caldo, per favore.(熱いカプチーノを下さるようお願いします。)
発音は、ヴォレイ ウン カップチーノ ベン カルド ペル ファヴォーレ です。
下線を引いた"ウン カップチーノ un cappuccino" の部分を他の飲み物(食べ物)の名詞に置き換えて使用することも出来ます。例えば、冬場に熱々のものがとてもおいしい、ホット・チョコレート una Cioccolata (発音:ウナ チョッコラータ)です。
(⇒ 厳密にはホット・チョコレートは女性名詞なので、名詞を修飾する形容詞 "カルド Caldo" は "カルダ Calda" と語尾が O ではなく A になりますが、このままでも問題なく通じるので、変えなくても大丈夫です。文法が完璧でなくともコミュニケーションが出来る方が大切です!)
↑ 最近、季節を問わず、ふわふわの泡がたっぷりの熱いカプチーノの虜となっています。バールではカップも熱々なので、寒い冬には取っ手を使わず、カップをぎゅっと手で握るようにして飲むと指先が良く暖まります。
イタリア人は食に対するこだわりが強いですので、お店では"こうして欲しい!"などの個人の料理法の好みも可能な限り対応してくれます。例えば、バールで頼むコーヒーは100人100色で、人肌に作ってとか、カプチーノは泡を少なめに等々、その人のお好みに臨機応変に対応してくれるといってもいいでしょう。
どうぞ、フレーズを気兼ねせずにご使用下さい!
筆者
イタリア特派員
阿部 美寿穂
ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。
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