ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その3 さくさくの食感!扇形のパイ、ヴェンターリオ

公開日 : 2015年01月21日
最終更新 :

バールのカウンターで良く見るお菓子のご紹介ですが、今回で3回目となりました。

第一回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その1 オッキオ・ディ・ブエ (牛の目玉) こちら

第二回目: ローマのバールでよく見かけるスイーツ。その2 筒の中にどっしりリコッタクリーム、カンノーロ こちら

さて、前回から少し間があいてしまったのでおさらいですが、イタリアのバール(Bar)は朝6時30分頃から開いていて、近所の人達とおしゃべりをしながらコーヒーを飲んだり軽食もとれる、いわば社交場のような役割を果たしています。

イタリア人は、バールで朝食を摂ることも多いので、カウンターにはコルネット(イタリア版クロワッサン)やタルト類、甘い菓子パン、ビスケット類などがぎっしり揃っています。

今回ご紹介するバールのお菓子は、ヴェンターリオ(Ventaglio)という、"扇" の形をしたスイーツです。

イタリア語でヴェンターリオとは、扇という意味です。

Ventaglio 1.JPG
Ventaglio 2.JPG

↑ バールで売っているのは、大概、お皿の大きさ位ある1枚がかなり大きいお菓子です。

ヴェンターリオはパイの一種で、さくさく、カリッとした食感が特徴です。感じとしては、日本の不二家のホームパイという商品に良く似ていると思います。

Ventaglio 3.JPG

↑ こちらは、二周り小さくしたもので、ヴェンタリーノ(ヴェンターリオの小さい版 Ventaglino)といいますが、あまりバールではお目にかかれません。よりカリカリ度が増し、味はますますホームパイに似て来ます。

食材店や、スーパーマーケットで購入できます。

もしイタリアでバールに入る機会がありましたら、ヴェンターリオをお試し下さい。

バールのお菓子類はお持ち帰りも出来ます。

ご参考までに、ローマの市場(バール)での平均価格は、1枚1.2ユーロ(約165円)前後です!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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