ローマで一番有名な観光スポット、コロッセオに入場してみよう!!

公開日 : 2015年10月27日
最終更新 :

昨日、ふと思い立ち、午後からぶらりとコロッセオに入場して来ました。

以前、2013年10月11日号(こちら)にてコロッセオについてやや詳しくお届けしました。

ですので、今回は最新の内部の様子を写真中心でお届けしたいと思います!

Colosseo 1.JPG

↑ 「コロッセオがあるうちはローマも存在し、コロッセオが滅びる時、ローマも滅び、ローマが滅びる時、世界も滅びるだろう。」と言う有名な言葉があります。

昔の人にとって、コロッセオは巨大で存在自体がミラクルだった訳ですが、今見ても単純に大きいなぁと感心します。今日もたくさんの人がコロッセオを訪れていました。写真右側はコロッセオの南側面、写真中央は古代の政治と文化の中心地、フォロ・ロマーノ(の遺跡)です。

Colosseo 2.JPG

↑ コロッセオの入口です。

入口の列は、切符購入者用と切符を既に所持している人用(コロッセオの入場切符はフォロ・ロマーノ&パラティーノの丘との共通券なので、フォロ・ロマーノの切符売り場など別の場所で切符を買って所持している場合、もしくはローマパスの所持者)の2つに分かれています。

2013年から修復作業に入り、常にどこかに作業用の足場がかかっているコロッセオですが、今はちょうど入場口の上辺りの作業を行っています。よってこの写真でもある様に、入場口も足場で囲まれていて、現在入口が少し分かりにくくなっています。

既に清掃・修復作業が終わった北側面は、スス(車などの排気ガスで付いた)が取れて真っ白に生まれ変わっています。

Colosseo 3.JPG

↑ コロッセオの中に入ります。

気ままに、3時のおやつを食べてからぶらりと行ったのですが、今日は人が少なく、並んでいる人もあまりいませんでした。

Colosseo 4.JPG

↑ と思ったら、中にはわんさか人がいて驚きました!

そうですよね、有名観光スポットのコロッセオ、甘く見てはいけませんでした。夕方近くに呑気にブラブラ来るのは、筆者のような近所の人くらいのものです(?)。

写真は1階部分のコロッセオです。入ってすぐの1階部分は人が集まっていて、渋滞していました。上の方が眺めがいいので、2階に上ることにします。

Colosseo 5.JPG

↑ 階段を上ります。日本語でも注意がありますが、コロッセオの階段は急で、足元をしっかり踏ん張りながら歩かないと、コントの様に後ろにつんのめり返りそうになります。

なお、下りる階段も急ですので、ご心配な方はエレベーターをご利用下さい。

Colosseo 6.JPG

↑ 2階部分に到着しました。とても眺めがいいです。一周、ぐるっと周ってみましょう!

Colosseo 7.JPG

↑ コロッセオとは"円形闘技場"、すなわち古代ローマ人の娯楽の殿堂です。

紀元80年(ローマ皇帝ティトゥス帝の治下)に完成したので、既に1935年が経っています。その頃、日本は弥生時代ですね。約5万人を収容できた闘技場です。

Colosseo 8.JPG

↑ コロッセオは円形だと思っている人がとても多いのですが、実は楕円形であることが良く分かる写真です。

Colosseo 9.JPG
Colosseo 10.JPG

↑ 「一番上にあるあの石、落ちそうだよね。」とよく言われています。

内側から見るとそうでもないですが、コロッセオの外側から見ると危うい感じです。(大地震でもない限り落ちないと思いますので、ご心配なく!)

Colosseo 11.JPG

↑ その後、2階のブックショップに寄り、内部を十分堪能しました。それでは、出口へ向かいましょう。

Colosseo 12.JPG

↑ コロッセオの出口は入口とは全く別の南側部分にあります。

一度出てしまったら入れませんのでご注意下さい。

Nata.JPG

↑ コロッセオは闘技場であり、剣闘士などがライオンなどの猛獣と死闘を繰り広げていた血生臭い歴史のある場所です。しかし、特にクリスマスの時期のコロッセオは打って変わって大変ロマンティックな場所となります・・・。

ライトアップされた夜のコロッセオも、是非ご堪能下さい。それでは皆様、楽しいローマのご滞在を!

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。