大聖堂前の休憩処「メルラーナ・カフェ」。早朝5時までオープン！
前回、メルラーナ通りのかわいいパン屋さん、パネッラ（Panella）をご紹介しましたが、今回もメルラーナ繋がりで、この通りのお店をもう一軒ご紹介します！その名もズバリ「メルラーナ・カフェ（Merulana Cafè）」です。
↑ 「メルラーナ・カフェ」は、メルラーナ通り（Via Merulana）にあります。 メルラーナ通りは、ローマ中央駅テルミニ駅から歩いて5分程の場所にある割と大きな通りで、テルミニ駅からはマリア様に捧げられた美しい教会、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を目指して行きます。この通りは元々は1575年の"聖年"開催時に法王グレゴリウス13世によってサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂とサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂を結ぶ為に開けられた通りです。2つの大聖堂を結んでいるメルラーナ通りは端から端まで歩いて15分位です。
メルラーナ通り近辺の見所：
2014年5月13日号：東洋の美 in ローマ。オリエンタルな世界が人気の国立東洋博物館。こちら
2013年8月27日号：【教会No.2】聖なるかな。膝で上がったら（ヨロッと）でも感動！聖なる階段、スカラ・サンタ。こちら
2013年11月3日号：【教会No.3】ローマの日本人の殉教者に捧げた礼拝堂のある教会。こちら
↑ 「メルラーナ・カフェ」の入口です。19時に撮影した写真です。今の時季は外はこれ位の暗さです。前回ご紹介したパン屋さん「パネッラ」はメルラーナ通りのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂側、今回ご紹介する「メルラーナ・カフェ」は180度反対側のサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂前にあります。あえて通りの端と端のお店をご紹介することにしました。写真奥に見えるのが、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂です。
↑ 1975年創業の近隣では老舗の部類に入るお店で、雰囲気の良いカフェ・イタリアンレストラン・パブとして知られています。年中無休で午前7時～早朝5時までオープンしています。所謂 "飲み屋（パブ）" としてお客さんが多く訪れるのは、夕食後の時間帯から閉店時間（午前5時）までで、その時間帯は若者で混雑します。その他の時間はカフェ、レストランとして一日中オープンしています。
↑ 筆者が訪れたのは18時頃で、おやつにしては遅く、夕飯にしては早いと言う微妙な時間でしたので、1枚目のお写真にあるチーズバーガー（挽肉170グラム）をいただきました。挽肉は赤身が多く、さっぱりしていておいしかったです。お店には普通のレストランの様に、前菜、パスタ、お肉、サラダ、デザートなどがあります。メニューをじろっと見たところ、お値段はカルボナーラのパスタ一皿が8ユーロでした。（メニューはホームページでもチェックすることが出来ます。下記のリンクをご覧下さい）
↑ この時間帯はお客さんも店内には1組しかおらずとても快適でした。パブでもあるのでアルコール類もとても充実しています。店内は薄暗く、リラックス出来ます。人の出入りが激しい普通のバールで休憩するよりもゆったりとしていて落ち着けるのでお奨めです。
↑ こちらは別の日に注文したものです。ソーセージとフライドポテト。向こう側に見えるお皿はプロシュット（生ハム）とモッツアレッラチーズ。
↑ コーヒーもいただきました。ローマから甘いハートを送ります！(ハートのお砂糖です) 皆さま今日も良い一日を！
インフォメーション：
名称 メルラーナ・カフェ（Merulana Cafè）
住所 Via Merulana,138 Roma （最寄り駅は地下鉄A線サン・ジョヴァンニ駅）
営業時間 毎日 午前7時～早朝5時。
休日 なし
ホームページ こちら
筆者
イタリア特派員
阿部 美寿穂
ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。
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