トレヴィの泉近くにデパート「リナシェンテ」が11年の歳月をかけオープン!

公開日 : 2017年10月15日
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一昨日、ローマ中心部のトリトーネ通りに、「リナシェンテ(Rinascente)」がオープンしました!トリトーネ通り(Via del Tritone)は、バルベリーニ広場とコルソ通りを結ぶ大きな通りで、道の中程にはローマの新聞社「イル・メッサッジェーロ(Il Messaggero)」の本社(1878年創業)があります。当然ながら、"イル・メッサッジェーロ"はローマでは一番売れている日刊紙です!!

このすぐ近くに、11年かけて建設が進められていたデパートの様なやや高級なお店「リナシェンテ」がオープンしました。

Rinascente 1.JPG

↑ オープン当日に行ってみました。開店を待つ為に、沢山の人が並んでいます。この写真の、リナシェンテの前のトリトーネ通りを横断して徒歩5分のところにトレヴィの泉があります。

Rinascente 2.JPG

↑ 馬もいますし、びっくりな写真になっていますが、このトリトーネ通りは中心部でも主要な通りなので、この様に常に人通りが多いです。馬車なども通過します。(観光用の馬車)

こちらのリナシェンテのトリトーネ店には650人の従業員がいるとのことで、コロッセオをイメージして造られた店内は豪華さ溢れるお店となっています。

Rinascente 3.JPG

↑ お店は地下1階から8階まであり、イタリアンブランドを中心とした、約800のブランドの衣料品などが販売されています。デパートの一種ですので、衣料品の他には、ジュエリー、香水のお店、カフェ、お食事処が入っています。

また、地下1階にローマ水道の一つ、「アクア・ヴェルジネ(Acqua Vergine)」の遺構があり、見学することが出来ます。この水道は、元は紀元前19年にローマ帝国初代皇帝アウグストゥス帝が、カンプス・マルティウス(ラテン語で"軍神マルスの野"の意味。古代ローマにあった地域。現在のパンテオン辺り)などに水を引く為に、婿養子のアグリッパに命じて造らせたものです。(ヴィルゴ水道)

どこにでも古代遺跡が残っているところは、ローマらしいです。今日は人が多く並んでいて入れませんでしたが、1週間位経ち、また落ち着いたら入店してみたいと思います!

インフォメーション:

名称    Rinascente(リナシェンテ)

住所   Via del Tritone, 61  

* 地下鉄A線バルベリーニ駅から徒歩5分。トレヴィの泉から徒歩5分。スペイン階段から徒歩10分。お店の目の前にもバス停あり。

オープン時間   日~土曜日 9時30分~23時。

ホームページ   こちら(英語)

筆者

イタリア特派員

阿部 美寿穂

ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。

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