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イタリア/ローマ特派員ブログ 阿部 美寿穂

イタリア・ローマ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年11月29日

カプリ島・青の洞窟に入る前の心構えについて!


カプリ島・青の洞窟に入る前の心構えについて!

世界中の観光客に大人気のカプリ島の青の洞窟! 洞窟の中に広がるコバルトブルーに透き通る海面は、見る者をいつも魅惑の世界に導いてくれます。
少し前に筆者も行って来ましたが、今回は晴天のすばらしい天気にもかかわらず、洞窟に入場することはできませんでした。青の洞窟は、行けばいつでも100%入れるという訳ではなく、筆者の場合は今までに入れなかった数の方が入れた数を上回っています。洞窟に入れないと分かると、がっかりしてその後の観光も非常に辛く、目も良く見えなくなって、食欲もなくなってしまいますが(そこまでデリケートではありませんね!?)。美しいカプリ島では楽しむ方法がたくさんあります。
入れればラッキー! と思う程度の淡い期待を抱いて、陽光あふれる美しい南イタリアの島を訪れてみましょう!


入れたらラッキーなコバルトブルーの洞窟


Grotta 1.JPG

↑ こちらは、3~4年前の夏に青の洞窟に入れた時のものです。
入れたのは良いのですが、青の洞窟の前に中型のモーターボートで着いた時、ちょうど入場のための過酷なラッシュアワーが始まっていました。ここでどっちの客が先に入る、入らないの、海の男たち(船頭)の熱いバトルが海上で勃発していきます。
うちの船頭さんに加勢したいな~と横目で見ながら、結局、そのままそのモーターボートで洞窟の正面でプカプカと待機し、3時間近く待った後、しばらく洞窟に入るための手漕ぎボートに乗り換えることができました。
小さな洞窟には一度にたくさんの人が入場することができません。洞窟前まで行ってみないと、どれほど順番を待っているモーターボートがいるかも分からないので、少しでも船酔いをする可能性のある方は酔い止めを忘れずに持って行きましょう。自分は船酔いはしないと自信を持っていた方でも、長時間の海の上のゆらゆら待機で気分が悪くなってしまったパターンを多く見ました。夏は観光客がとても多いです。

Grotta 2.JPG

↑ 美しいカプリ島に魂を奪われそうです。
青の洞窟に入場するにはイタリア本島から行く場合、3回船に乗ります。まずナポリやソレントの港からは、写真の右手に見えるような大きな水中翼船や高速船でカプリ島のマリーナ・グランデ港まで来ます。カプリ島の港に着いたら、今度は前述のモーターボートに乗ります。一番最後に、今度は最大4名の手漕ぎボートに乗り換えて、いよいよ狭い洞窟の入口をくぐります。その他には、海路ではなく、陸路で洞窟前まで辿り着く方法もあります。


Grotta 3.JPG

↑ こちらが、筆者が乗った水中翼船です。皆さん真面目に乗っておられます。船の中にはトイレもありますが、数が少ないので、ナポリのべヴェレッロ港の水中翼船乗り場前にあるトイレを利用しておくと良いかもしれません。船の中にある小さなバールで、早速ジュースとお菓子を食べて、カプリの雰囲気を一足先に満喫してみました。


Grotta 4.JPG

↑ 青の洞窟に入れた日のものです。洞窟は写真中央に見える小さな半円形の部分です。天気が良くて晴れていても、風が強ければ波が立ち、小さな入口は塞がってしまいます。また高潮の時も入れません。この日は晴天で風もなく、海はとても穏やかでした。高さ1mの洞窟の小さな入口を、手漕ぎボートにぴったりと寝そべって入ります。波で瞬間的にもっと高さが狭まったりするので、タイミング良く入場しなければなりません。

Grotta 5.JPG

↑ 今年、入れなかった日のものです。ご覧ください、青の洞窟は写真中央の階段のすぐ左側の窪んだ部分です。ひとつ上の画像で見ていただくと分かりますが、陸路で洞窟に入場したい場合は、こちらの階段で下りて来ます。
晴天でしたが風が強く、洞窟の入口には波が打ち寄せては引いて、ボートが入る隙間はほとんどありませんでした。天気が良いと、洞窟に入れないのがいまいち信じられないということがあるかもしれません。この日は、青の洞窟への出発前に、港で洞窟は閉場しているという情報を入手しました。どうしてもひと目見たく、モーターボートのお兄さんにお願いをして、洞窟の正面までやって来ました。昔、海が時化た日に観光客が無理に入場し、洞窟に頭を打ち付ける事故も発生しています。やはり、安全に見学することが大切です。



歴史あるカプリ島には見どころもたくさん


Grotta 6.JPG

↑ 青の洞窟に入れなかった場合は、島の観光を楽しんでみましょう!
ナポリ湾に浮かぶカプリ島は、古代ローマ時代からその存在が知られ、ローマ皇帝達の避寒地・避暑地などにも利用されて来た大変に風光明媚なところです。こちらはアナカプリ地区の高台にある美術館、ヴィッラ・サン・ミケーレ。絵のように美しいパノラマが眼下に広がります。カプリ島の人口は1万3千人程です。

Grotta 7.JPG

↑ 海から上がって来る暖かい潮風が頬を撫で、何だか眠くなって来ます。カプリ島に宿をとり、ゆっくり過ごすのも良いでしょう。中央に見えるのはマリーナ・グランデ港で、多くの船が行き交うのが見えます。左奥はソレント半島でしょうか、景色のすばらしさにうっとりしてしまいます。


Grotta 8.JPG

↑ ヴィッラ・サン・ミケーレの花いっぱいの庭園です。


ぶらぶら歩きも楽しい小さな島

Grotta 10.JPG

↑ マリーナ・グランデ港では、ボートの上でちらっちらっと動くものが目に入りました。何だろう? と思って近づいたところ、それはボートが気になって遊ぶ、まだ羽根の色が黒っぽいカモメの子供たちでした。好奇心いっぱいで微笑ましかったです。


Grotta 9.JPG

Grotta 11.jpg

↑ カプリ島は、モッツァレラチーズやバジルの葉、トマトを薄く切って交互に並べたインサラータ・カプレーゼ(カプリ風サラダ)、レモンを使った料理でも知られています。例えば、レモンのジュースやジェラート、レモンのパスタ、お土産には冷やして飲みたいレモンのリキュール「リモンチェッロ」がおすすめです!


Grotta 12.JPG

↑ 昔、青の洞窟に入れる確率を調査するため、毎日1年間に渡りデータの集計業務に携わったことがあります。その年は、最も洞窟に入れた確率が高かったのが1年の中で5月でした。皆さま、どうぞ楽しいご滞在を!


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    ローマ特派員
    阿部 美寿穂
    神奈川県出身。イタリア政府公認観光通訳、ツアーコンダクター(伊⇔英、日)。ローマ大学卒(文学哲学部文化遺産学専攻)、国立ペルージャ外国人大学修了。日本の公的機関で企画及び広報業務に6年間携わった後、渡伊。ご質問・ご相談などの各種お問い合わせはどなた様もお気軽にこちらまでどうぞ。また下記のSNSでは、イタリアの日常生活や旅行ヒントなどを毎日お送りしています!
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