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イタリア/ローマ2特派員ブログ 田澤 龍太郎

イタリア・ローマ2特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

このローマ2特派員ブログを読んで頂いている皆さん、ご無沙汰しております。しばらく地球の歩き方特派員ブログの更新を怠っておりましたが、2021年の春の訪れと共に今年こそ、大流行中の新型コロナウィルスが少しでも落ち着くことを願って、このブログも少しずつ再開したいと思います。未だに移動制限があるこの時世で、今回、取り上げさせて頂くのは、この永遠の都を訪れる旅行者なら広く知られている観光施設の一つ、サンタンジェロ城(伊語:Castel Sant'angelo/別名:聖天使城)です。


Castel Sant'angelo.jpg


この城を中心とした界隈は、永遠の都を流れるテヴェレ川とマッチした城の姿を覗かせてくれるだけではなく、うっとりするようなライトアップが輝きを増すことで、もっともロマンチックな場所として地元ローマ人の間でも良く知られております。しかしながらその城もまた、一般的に知られているような単なる城という役割に留まらない1900年以上の悠久の歴史を誇ります。


Castel Sant'angelo_1.jpg


サンタンジェロ城の歴史は、ローマ帝国の第14代皇帝ハドリアヌスから始まります。彼はローマ帝国の歴史の中では、五賢帝の一人としても知られ、彼が治めていた時代においても国内外でも素晴らしい業績を残しています。そんな彼が自分自身の霊廟として135年にこの建設を開始し、4年後の139年に完成したとされています。完成当時の霊廟は、見事な円形平面に太陽を象徴したハドリアヌス帝が戦車を引く像が城の頂上に施されていました。その後、時代が流れると歴代ローマ教皇によって要塞として強化してきたことから次第に軍事施設という役割を変えていきます。それと同時に牢獄や避難所として使用されるようになったとされます。また、現在の名称の「サンタンジェロ城」は、その後の時代になってからとされています。


Castel Sant'angelo_2.jpg



⇒続きを読む"ローマの街に聳え立つ聖天使城で新型コロナの終焉を願う"

2021年3月 7日

こちらローマを州都とするラツィオ州では、2020年10月3日以降より屋外でもマスク着用が完全に義務化されることになりました。そして、違反者は罰金として€400(日本円で約5万円)が科される厳しい措置がなされています。さらにこの措置は、2020年10月7日よりイタリア全土にも拡大されることになりました。


Villa Borghese_10.jpg


さて、今回は新型コロナ第二波のなか、近場の散策で訪れた永遠の都にある緑のオアシスを紹介したいと思います。その緑のオアシスの名称は、ローマの旧市街の北側の方にあり、自然美を追求したイギリス式庭園のボルゲーゼ公園(伊語:Villa Borghese)です。地図からみてもわかるように80ヘクタール(東京ドーム17個分)の規模を持つ広大なボルゲーゼ公園は、ローマっ子でもよく知られたデートそして、散歩スポットで、まさに都会という名の砂漠のなかにあるとても広大なオアシスです。


Villa Borghese_4.jpg


このボルゲーゼ公園の歴史は、永遠の都ローマにしては比較的新しく、19世紀頃に大きく改修されたときが現在の姿に近いとされています。さらに歴史をさかのぼると1650年頃にブドウ畑があったこの場所にローマ史上最大の公園にしようとしたことが始まりとされていますが、19世紀頃にイギリス式庭園に改修されたあと、長い非公開期間を経て、ローマ自治体がその土地を買い取り、正式に公園となっています。


Villa Borghese.jpg


ボルゲーゼ公園では、17世紀頃にカトリック教の最高顧問で枢機卿のスピキオーネ・ボルゲーゼ(伊語:Scipione Borghese)が構想したものを建築家のフラミニオ・ポンツィオ(伊語:Flaminio Ponzio)が造成し、枢機卿のヴィラ(庭園)、美術コレクションを収める家として建てられたことから一部ではその遺跡を見かけることができます。


Villa Borghese_2.jpg



⇒続きを読む"永遠の都ローマにある緑のオアシス"ボルゲーゼ公園""

2020年10月 7日

イタリア国内では、ITALO(イタロ)のブランドで知られるヌオーヴォ・トラスポルト・ヴィアッジャトーリ(伊語:Nuovo Transporto Viaggiatori/略名:NTV)とトレニタリア(伊語:Trenitalia/略語:FS)とおもにふたつの民営の鉄道会社が運行しています。イタロは、大都市を中心にフェラーリのカラーで塗装された高速鉄道の運行を目的とした民営の鉄道会社ですが、一方のトレニタリアは、イタリアの国鉄(伊語:Ferrovie dello Stato/略名:FS)の列車の運行業務を受け継いでいる鉄道会社で、イタリア全土をほぼカバーしています。なお、トレニイタリアは、日本に置き換えるとJR(名称:Japan Railway)と同じ位置づけと考えればわかりやすいかもしれません。


Italo_2.jpg【注意】新型コロナウイルス流行前に撮ったITALOの写真


今回は、イタリア版の「Go to キャンペーン」の支援を受け、オーストリアとの国境を隣接する北部の町「ボルツァーノ(伊語:Bolzano)」を訪れたときにトレニタリアを利用しましたので、そのときに垣間見られた新型コロナウイルス対策を紹介します。


Trenitalia_Covid-19_1.jpg※座席は社会的距離を保つため4人席に対角線上でふたりのみが着席できる(予約の時点でそのように設定されており、赤いシーツの部分は着席不可となります)。


暑い季節に冷房のきいた車内での長時間の移動のなか、マスク着用はやはり息苦しさを感じますが、鉄道利用時のマスク着用は当然のことのように義務づけられております。また、これまで車両ごとにある乗降口は制限されることはありませんでしたが、いまは新型コロナウイルスの流行により入口、出口が明確に分かれています。そして、車内の通路にも出口の案内がしっかり表示されています。


Trenitalia_Covid-19_4.jpg※この写真は、トレニイタリアの普通列車の車両の通路です。


トレニイタリアが運行する特急は、最高時速300mを誇る赤い矢を意味するフレッチャロッサ(伊語:FrecciaRossa)が中心ですが、銀の矢のフレッチャルジェント(伊語:Frecciargento)や白い矢のフレッチャビアンカ(伊語:Frecciabianca)と、そのほかにも運行都市間によっていろいろな種類の車両があります。今回、利用した特急はフレッチャルジェントでしたが、その車内サービスの一環として、乗客全員に新型コロナウイルスの対策セットを配布しています。その中身を確認すると、座席の頭の部分にたらすための清潔な使い捨てシーツ、マスク、消毒ジェルと水が入っていました。


Trenitalia_Covid-19_3.jpg



⇒続きを読む"イタリア鉄道のトレニタリアで感じた新型コロナウイルス対策"

2020年9月27日
2020年8月 3日
2020年7月20日
2020年7月 9日
2020年6月30日
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  • 特派員プロフィール
  • ローマ2特派員

    ローマ2特派員
    田澤 龍太郎
    2012年よりイタリアの協同組合の仕組みや障がい児教育の研修のため永遠の都ローマへ。ローマ娘のイタリア人と出会い、結婚をきっかけに勉学や仕事でイタリア各地を転々としながらも最終的に愛すべき街ローマへ戻る。現在は、現地でサッカーを中心にしたスポーツ留学サポートや旅行アシスタントやコーディネーター等と現地在住の強みを活かした仕事をしながらどっぷりと濃いローマライフを満喫中。ご連絡はこちらまで是非! DISQUS ID @disqus_gTeWNI2iMi

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