海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > イタリア/ローマ2特派員ブログ

イタリア/ローマ2特派員ブログ 田澤 龍太郎

イタリア・ローマ2特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


2019年が訪れてから、もうかなり日が経っていますが、今回の2019年第1弾のローマ2特派員ブログは、カウントダウンのスポットやコンサートの会場等といったイベントを開催する広場で知られる広大なポポロ広場(伊語:Piazza del Popolo)をご紹介させていただきます。


Piazza del Popolo_3.jpg


このポポロ広場は、巡礼者がローマを訪れる際の入口となる場所で、昔からの交通の要の一つとなっていましたが、現在のポポロ広場の姿からは想像できない血生臭い過去があり、19世紀までは処刑場として使われていた歴史もあります。イタリア語で市民(=ポポロ)という意味を持つ今日のポポロ広場は、1823年頃に再設計され、市民広場の名前に相応しく長閑な雰囲気に溢れています。


piazza del popolo.jpg


ローマの北の玄関口となるポポロ門(伊語:Porta del Popolo/別称:フラミニア門)から南に向かって3本の道路が伸びており、これらの道路の合流点となっているのがこのポポロ広場です。この3本の道路は、ポポロ広場を起点に放射状のように伸びていることから三叉の鉾(伊語:Tridente)と呼ばれ、ちょっとオリジナルで小規模なお店が並ぶリペッタ通り(伊語:Via di Ripetta)、ローマっ子なら知らない人はいないと言われるショッピングストリートのコルソ通り(伊語:Via del Corso)、桁が多い値段が表示されているブティックや高級ブランド店が並ぶバプイーノ通り(伊語:Via del Babuino)があります。


Porta del Popolo.jpg


ローマの北の玄関口のポポロ門に話を戻すと、このポポロ門はかつて古代ローマ時代の城門のフラミニア門(伊語:Porta Flaminia)があった場所に16世紀頃に建てられたもので、交通の要所に建てられたシンボリックな門であることが分かる。また、市外のファーサイドは、ミケランジェロが手がけており、内側は、「ベルニーニはローマのために作られ、ローマはベルニーニのために作られた」という言葉で知られるバロック芸術の巨匠ベルニーニが手がけています。


Porta del Popolo_1.jpg


広場の中央にある石の柱のようなものは、オベリスク(伊語:Obelisco)と呼ばれ、古代エジプトの神殿などに建てられるモニュメントで、現在はエジプトだけではなく、欧米の主要都市の中央広場などにも設置され、その地域を象徴する役割を果たしている。象形文字が刻まれているこのポポロ広場のオベリスクは、高さが約24mあり、基盤も含めると約36mの高さで、ローマ市内にある20万人収容の規模を誇るチルコ・マッシモ(戦車競技場)に初代皇帝アウグストゥスがエジプトから持ち帰ったものをここに移転しています。


Piazza del Popolo_4.jpg



⇒続きを読む"ローマの北の玄関口"ポポロ広場""

2019年1月20日

太陽と情熱の国「イタリア」には観光に限らず、様々な目的を持った多くの日本人が訪れていますが、釣りを通じて、日本とイタリアの架け橋となるべく奮闘する一人の日本人がいます。今回のローマ2特派員ブログでは、釣り人の「Masahito NEO Hosono」(以下、NEOさん)にスポットを当て、イタリアの釣りというものを紹介させて頂きます。そのNEOさんは、彼自身の釣り技術を紹介するYouTubeによる動画をきっかけとしてイタリアの釣りファンの間でイタリア全土に知られるようになり、彼らからの要望を受け、5年前より毎年1回のベースで自ら身体を張って、釣りの講習をしながらイタリア各地を転々としています。


il pescatore.jpg
撮影:ローマ2特派員 田澤 龍太郎 (各々ご本人承諾済)


一般的に「釣り」は、釣り針、釣り糸、釣り竿等の道具や餌、疑似餌を使って、魚介類を釣る行為として知られますが、スポーツとしての「釣り」つまり、「Sport Fishing」があるということは、ローマ2特派員もこれまで知りませんでした。また、ローマやイタリア全体で多くの釣り人(伊語:Pescatore)が存在するということも今回、彼と同伴することで実感することができました。


il pescatore_2.jpg
撮影:ローマ2特派員 田澤 龍太郎 (各々ご本人承諾済)


釣りは、ゴルフと同じように肉体的な体力よりも精神的な体力が必要とされ、釣るという行為にも様々な技術があるということ、ここイタリアでも1942年よりスポーツとしての釣りの連盟「FIPASA(Federazione Italiana Pesca Sportiva e Attività Subacquee)」があり、単なる趣味に留まらない奥深いスポーツの世界が確かに存在しています。各地に広がる イタリアの釣り場は、ローマを州都とするラツィオ州、トスカーナ州、アブルツィオ州、ロンバルディア州、ベネト州が盛んとされます。


il pescatore_4.jpg
撮影:ローマ2特派員 田澤 龍太郎 (各々ご本人承諾済)


日本は釣りの先進国として知られ、イタリアで取り扱っている釣り用具のメーカーも日本が一番多く、実際にイタリアに輸入されています。そして、日本とイタリアの架け橋となるべく奮闘する日本人の釣り人のNEOさんは、イタリア国内では、先生を意味する「il maestro」として多くのイタリア在住の釣り人たちによって親しまれ、彼が持つ独特の釣りの技術を彼らに伝えています。その明るいキャラクターがなお一層、人気を集める理由の一つでもありますが、強い熱意を持って一生懸命に自らが持つ釣りの技術を伝える姿勢には多く人たちの好感度を高めています。


il pescatore_5.jpg
撮影:ローマ2特派員 田澤 龍太郎 (各々ご本人承諾済)


今回の釣行(釣りにいくこと)で訪れたラツィオ州(ローマが州都)の釣り場は、ローマ県とリエーティ県の2か所で、どれも自然の中にある釣り場で、澄んだ空気の中で落ち着いて釣りできる環境にあります。その釣り場で魚が釣れるかどうかは、個人の精神力や技術そして、用具がバランス良く揃ってこそ初めて釣れることができるが、何よりも天候、水温、魚の性格を掴むことも釣りを楽しむこととして、一番大事なこととされています。


il pescatore_7.jpg
撮影:ローマ2特派員 田澤 龍太郎 (各々ご本人承諾済)



⇒続きを読む"釣りの世界に生きる1人の日本人が繋げる日本とイタリア の交流"

2018年12月21日

イタリア人の食卓に登場するワイン(伊語:Vino)は、どんな食事をするにしても欠かせず、自らの国のワインに対して強い誇りを持っています。そして、アルコールは基本的に食事の時だけに飲むもので、日本にあるような「飲みに行く」というような習慣はほぼないとされています。また、イタリアは州によってそれぞれの独特のワインがあり、訪れたその場所ならではのワインを嗜めば、あなたのイタリア旅行を豊かにしてくれます。今回は、ローマを州都とするラツィオ州のワインをローマ2特派員自ら、4点ほどご紹介させて頂きます。


Sperone Nudo_2.jpg


多くの旅行客が滞在するローマの中央駅のテルミニ駅(伊語:Termini)付近にある共和国広場(伊語:Piazza della Repubblica)には、イタリアからのお土産に喜ばれる便利な小さなスーパーマーケットがあります。


Officine Italia_1.jpg


店名:OFFICINE ITALIA
住所:Piazza della Repubblica 41
URL: https://romarepubblica.officineitalia.bio/it/


Piazza delle Repubblica_1.jpg


日本にも進出しているイタリアの食材のデパートのイータリー(伊語:Eataly)がかつてはここに店舗を構えていましたが、今年の9月より共同運営でOFFICINE ITALIAに引き継がれています。現在も品揃えはイータリー変わらず、自然派ワインやオーガニックワイン等と厳選された食材を提供しています。店内の160㎡ある空間には、イタリア国内から集められた高品質のお菓子やコーヒー豆、パスタ、米等が並べられています。


それだけ高品質の食材が集まったこのスーパーマーケットの中で、ローマ2特派員が現在、オススメするローマのワインは、以下の通りです。


Officine Italia_6.jpg


1)Damiano Ciolli Olevano Romano Sup. Silene 2017
産地は、ローマから南東部にあるラツィオ州ローマ県のオレーヴァノ・ロマーノ(伊語:Olevano Romano)で人口は約6,700人と小さな村のワインです。また、統制原産地表示を意味するDOC(Demoninazione di Orgine Controllata)の基準を満たしたワインです。このワインは、コクと深みのある濃いルビーの赤で、きめ細かさを持ち、かつフルーティーで、アルコール度数は14%となっています。また、熟成の状態も通常のワインと比較して上質という意味でスペリオーレという名称を持っています。


2)Damiano Ciolli Olevano Romano Riserva Cirsium 2014
産地は同じく、ラツィオ州ローマ県のオレーヴァノ・ロマーノで、リセルヴァ(伊語:Riserva)という表示から熟成期間やアルコールの度数もスペリオールよりはかなり上質となっています。もっとも濃いルビーの赤で香料やバルサミコのような香りが広がり、エレガントさが口に広がるワインとされています。


Officine Italia_9.jpg


3)Ribelà Bianco
保護指定地域表示となるIGT(Indicazione geografica tipica)白ワインでその地域のブドウを85%以上使うという決まりをもとに生産されています。その点からもワイン生産が盛んなローマ県中部のカステッリ・ロマーニ地方のモンテ・ポルツィオ・カトーネ(伊語:Monte Porzio Catone)のワイナリーで酒造されており、黄色いフルーツや白い花のような繊細な風味が特徴的で、抜群にバランスが良い味が広がります。


Officine Italia_7.jpg


⇒続きを読む"イタリア人の食卓に欠かせない古代ローマの飲み物"ワイン""

2018年12月17日
2018年11月29日
2018年11月21日
2018年11月12日
2018年11月 4日
⇒すべての記事を見る

イタリア旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■イタリアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2ブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ローマ2特派員

    ローマ2特派員
    田澤 龍太郎
    2012年よりイタリアの協同組合の仕組みや障がい児教育の研修のため永遠の都ローマへ。ローマ娘のイタリア人と出会い、結婚をきっかけに勉学や仕事でイタリア各地を転々としながらも最終的に愛すべき街ローマへ戻る。現在は、現地でサッカーを中心にしたスポーツ留学サポートや旅行アシスタントやコーディネーター等と現地在住の強みを活かした仕事をしながらどっぷりと濃いローマライフを満喫中。ご連絡はこちらまで是非! DISQUS ID @disqus_gTeWNI2iMi

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集