海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > ローマ3特派員ブログ > ローマの貴族が住んでいた、カエターニ城 in セル...

イタリア/ローマ3特派員ブログ Ericaさん

イタリア・ローマ3特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2019年11月12日

ローマの貴族が住んでいた、カエターニ城 in セルモネータ


ローマの貴族が住んでいた、カエターニ城 in セルモネータ

ローマの貴族が住んでいたカエターニ城(Castello Caetani)


entrata.jpgのサムネイル画像

Ciao、みなさんこんにちは。
前回の記事につづき、ニンファ庭園(Ninfa)のすぐ近くにあるセルモネータ(Sermoneta)という町の城について記載させていただきます。
セルモネータは山の頂上に成り立った小さな町で、ひときわ高い位置にそびえているのが城がカエターニ城です。
前回、ニンファの庭園を作り上げたカエターニ家のについて少し触れましたが、ローマ貴族が住んでいた城の見学をしてきました。


〜カエターニ城の歴史〜


この城は、中世のもので敵からの侵入を防ぐための塔がそびえており、石などで作られた防衛に強い作りになっています。
元々13世紀に、アンニバルディ家によって建てられた城でした。ローマとナポリのちょうど間に位置するため、戦いの場になることが多く、その戦いに巻き込まれないように防衛に力を入れて設計されたものだとか。


そのため、城全体を分厚い高い壁で覆っているのです。


その後アンニバルディ家は、孫であるボニファチョ8世とピエトロ・カエターニに、この地と城を譲り渡しました。
これを機に、カエターニによって城はより強化されていきましたが、ほかの者の手に渡ったりながら・・・・・・。1798年にナポレオンによって、カエターニ家に返却されました。
1977年からは、カエターニ基金によって運営されるようになっています。


pointjpg.jpgのサムネイル画像


こちらも予約していきました。
場合によっては当日も購入できるようですが、ガイドさんとの同行となり、人数に限りがあるので、事前の予約が必要です。


みんなが揃ったところで、ガイドさんについて城に入っていきます。
この町全体が、こんなゴツゴツとした石畳で作られていました。


steps.jpgのサムネイル画像


ここは城の広場です。
真ん中にあるのが、城内で一番使われていた井戸で、合計3つの井戸で暮らしていたようです。
ここは、城の真ん中にあり、いろいろな建物に囲まれています。


piazza.jpgのサムネイル画像




城の中には、図書室やお客様を迎えるサロンなどがあり、たくさんの絵画やピアノが今も大切に飾られていました。


piano.jpgのサムネイル画像


salon.jpgのサムネイル画像




こちらはダイニングです。
暖炉や大きな長いテーブルがあり、ここでみんなが集まって食事をしてた当事の様子を想像してしまいました。

dining.jpgのサムネイル画像


この部屋には、いくつかの家具がまだ空いたままになっており、それぞれの家具にはカエターニ家の家紋が刻まれていました。


faniture.jpgのサムネイル画像





波と鷹がカエターニ家の家紋です。
波は、海辺の領地を表していて、鷹は領地を持つアクイラ家(アクイラはイタリア語で:鷹)からお嫁さんをもらったことから、この波と鷹がカエターニ家の家紋となりました。




ゲストルームも完備されていました。
優雅な内装に加え、壁にもフレスコ画があしらわれていました。
とても豪華です。




guest room.jpgのサムネイル画像


ここが、カエターニ家の娘、プリンセスのお部屋でした。
布団など当時のままです。
床にはカーペットが敷かれ、暖炉もあります。大きな室内は、暖炉の熱が行き渡らずに相当寒かったといわれています。


room.jpgのサムネイル画像




防衛設備がしっかりしていました。
こちらは屋上の様子です。


top.jpgのサムネイル画像




こちらは先窄まりの屋上にある穴です。
ここから外から来る敵に矢を放っていました。



allow.jpgのサムネイル画像


また、ここからは下を見ることができ、上って来る敵の動きを確認するのと同時に、攻撃をしていたとされています。

checkpoint.jpgのサムネイル画像




逃げ道のような真っ暗な小さい道もあり、当時の迫り来る危険にいつも準備していた様子が伺えました。




hidden road.jpgのサムネイル画像



約1時間ほどの見学ですが、城内の多くの部屋を回れました。
今も当時の様子を残した状態で保存されているので、生活風景を想像しながら歩くことができ、有意義な見学時間となりました。

皆さんもニンファ庭園に行かれた際は、もう少しだけ足を伸ばし、城を探検さてみてはいかがですか?



インフォメーション


・名称:Castello Caetano
・住所:Via della Fortezza 04013 Sermoneta (LT)
・費用:8ユーロ


※公開日が限られているため、こちらも事前にホームページで確認後、予約をしてください。
・URL:https://www.giardinodininfa.eu/castello-caetani-di-sermoneta/
・アクセス:STAZIONE FF SS LATINA SCALOからセルモネータまでバスがあります。
      (1日6本の運行のようです。2019年11月時点)
※事前にバスの時刻等をご確認ください。
http://www.comunedisermoneta.it/?page_id=115


ニンファ庭園も一緒に行かれる方は、前記事で記載したシャトルバスでニンファ庭園からセルモネータ行きも出ています。 


http://www.sentiero.eu/en/ninfas-shuttlebus-timetable
こちらも併せて確認ください。




ブログも日々、更新中です。
イタリアでの生活の様子など、日々徒然と書いていますので、ご興味があれば訪れて見てください。
イタリアローマ生活日記

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー 見所・観光・定番スポット
2019年11月12日
« 前の記事「ニンファ庭園 絵画の世界のような"世界で一番ロマンチックな庭園"」へ
»次の記事「まるで家? 家がレストランのディープなレストラン」 へ
ローマ3特派員 新着記事
暑い(熱い)ローマの最近について
ローマ2度目のロックダウン、生活の様子
ローマのクリスマス風景
「涼」のおすそ分け!イタリアのスビアーコ(Subiaco)より
ローマ郊外のスビアーコにある修道院巡り「聖ベネディクト修道院」(Monastero di San Benedetto)
夏といえばコレ!イタリアのBARで飲みたい夏の飲み物4選!
ローマ水道橋公園、歴史を感じながら憩うローマっ子
現在のローマ市内観光スポットの様子

イタリア ツアー最安値


2021/3/31更新

イタリア 航空券情報


イタリア旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■イタリアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/ウェルシュプールイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ベネチアイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2イタリア/ローマ3ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デルフトオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/ウィーン2オーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/パリ3フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/アントワープベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ブリュッセル2ベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • ローマ3特派員

    ローマ3特派員
    Ericaさん
    海外生活に憧れ、アメリカ、イタリア留学を経験。結婚を機に2019年3月にイタリア生活開始! 現在は、トラベルライターとして地道にイタリアの小さい町の魅力などの記事を執筆中。(イタリアの生活ブログも連載中) その傍で、着物を始め、日本文化・伝統工芸の良さを広げるための作戦を模索中。 「イタリア」に詳しいイタリア人の主人と旅行のコーディネートや、食材探しのお手伝いもしております。お気軽にご相談ください。
    Email
    Instagram
    Blog DISQUS ID @tkrome3

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集