イタリア・ローマ 営業再開のお店状況
チャオ、皆さん!
5月も後半に差しかかり、少し汗ばむ日も徐々に増えてきました。
先日は28度を超えた日があり、春の終わりを感じます。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
今週の2020年5月18日(月)より移動制限が解除され、多くのお店も営業が再開できるようになりました。
〈5月18日から認められる活動〉
・公園、ヴィッラ、公共庭園へのアクセス
・小売商業活動、対人サービス業
・飲食業サービス活動(バール、パブ、レストラン、ジェラート屋、菓子店を含む)
どれも対人距離を1m以上空けることが条件です。
またそのような配置が難しいお店などでもテイクアウトのみで営業を再開しているお店もあります。
さっそく営業を再開したパプにビールを飲みに行ってきました。
普段からたまに行くお店です。
混雑を避けるために事前に予約をしておきました。
入店すると、すぐさま消毒除菌ジェルです。
今やほとんどのお店、スーパーなどの入口に設置されています。
私たちも消毒をして席に着きます。
席は、いつもよりテーブルや椅子の数がやはり少なめです。
店員さんに聞いてみると、対人距離を確保するためにやむを得ない措置とのこと。
受け入れ客数は減るけど、ゼロよりもはるかにいいとのこと。営業再開ができるようになったことを喜んでおられました。
また普段ならあるメニュー表がありません。
こちらもやはり使い捨てのメニュー表を作るまでにいたらず、お店のフェイスブックページにメニュー表を載せてそこから選んでもらうという方法を採用しているとのこと。
いずれは、QRコードなどでより簡単かつ衛星的、低コストのメニュー表を設置したいとおっしゃっていました。
店が再開できたとはいえ、お店などを経営されている方々は、新型コロナウイルス対策にかなりの労力をかけておられ、本当にたいへんな時期だと思います。
ひとつのテーブルでおさまらないぐらいの人数が来店した場合は、できるだけ隣のテーブルに案内するようにして、お客さんが安全に楽しめるように配慮し、営業をこれからも続けるとのことでした。
久しぶりのお店で味わうビールはとてもおいしく、通常の生活に少し戻ったことを実感しました。
この日はフェーズ2がはじまった初日だったためか、客数はそれほどは多くありませんでした。
しかし、若者は久しぶりの友人との再会に盛り上がっていました。
どうか、はしゃぎ過ぎず距離を保ってもらいたいと思います。
下記は、テイクアウトのみで営業しているバールです。
この窓口から注文し、支払い、商品を受け取ります。
中に入るための入口は完全に封鎖されている状態です。
でもおいしいコルネット(イタリアのクロワッサンのこと)は健在です。
イタリアのバールの朝ごはんは日常の楽しみのひとつです。
これから第2波が来ないように願いつつ、日常を楽しみます。
筆者
イタリア特派員
Erica
ローマ郊外在住です。イタリアの小さな町が好きで、時間を見つけ色々と探検しています。
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