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日本国内/佐伯・大分特派員ブログ #おかえりなさいき

日本国内・佐伯・大分特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

滝が凍ることを【氷瀑】といいます。
九州の秘境の地、大分県佐伯市にある藤河内渓谷の源流は落差77mにも及ぶ観音滝という滝なのですが、毎年冬になると美しい幻想的な景色を見せてくれます。

2021年は、先日の寒波の影響で少し早めに氷瀑を見ることができました。
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滝壺もしっかりと凍っていて、天然のスケートリンクのようになっていました♪
転ばないように、注意しながら散策しました!
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この日は休日でしたが、すれ違ったのは5名のみ。
2.3kmの山道を歩かないとたどり着けない秘境だからこそ、一見の価値ありです!!

私は、前日から藤河内渓谷キャンプ場に宿泊して挑みました♪
*ただキャンプがしたかっただけ。笑
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例年、1月末から2月が一番氷瀑が見られる可能性が高い期間となっています。
これからが氷瀑の本格シーズンとなります♪

大分県佐伯市では、氷瀑を楽しむための格安ツアーも開催していますし、個人的にツアーガイドを頼むこともできます♪
*どちらも下記のウェブサイトからご覧ください♪

【佐伯市の自然体験ツアー】

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大分県佐伯市の大自然は冬も楽しめますよ♪


2021年1月18日

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佐伯市長谷、下城地区からの眺め。
稲刈りのあとが、秋を感じさせます。
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中央にある小高い丘は、神社の社叢(しゃそう)。周囲1500m、標高57mの丘陵です。
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ここは「堅田郷八幡社」(城八幡宮とも)。
佐伯十二社のひとつです。
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一直線に伸びるすごい石段です(何段あるのかな……)。
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南側と西側の斜面に、約1.8ヘクタールの自然林が残ります。石段は南西向きで、まさに石段に沿うように貴重な自然林が繁り、なんと皆伐されたことがないということです。
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コジイやハナガガシ、クスノキ、コバンモチなど、229種の植物が林内に生育しているとのこと。
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そんな堅田郷八幡社の自然林は、なんと「県の天然記念物」に指定されています。
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さらに、西側の斜面に植生しているハナガガシ林は、「国の天然記念物」にも指定されています。高さ25m、直径1m近くのハナガガシまであるという。
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ちなみに、ハナガガシの分布は標高400mあたりまで見られるとのことです。そのなか、「低地で多くの個体数が見られるのはたいへん貴重」であるそうです。
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これは相当に大事にされてきた神社、そして社叢であったということでしょう。そうでなければ、守られてこなかった自然林のはずです。
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たしかに、この神社からは特別なパワーをひしひしと感じます。
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宝物のような場所、堅田郷八幡社
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よく現代にまで残してくれたものです。

(記者・大野達也)


2020年10月21日

美しい海が広がる鶴見半島。今回は、佐伯市鶴見の「丹賀砲台」を紹介したいと思います。
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ここには戦争の足跡が残ります。「忘れてはならない歴史」がここ佐伯市にもあるのです。
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終戦を迎えるまで、軍拡を進めてきた日本。

呉へのルートであった豊後水道。その防備のため、豊予要塞のひとつとして、この鶴見丹賀に1933(昭和8)年10月に丹賀砲台が完成します。
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丹賀砲台には、巡洋戦艦「伊吹」の主砲が転用されています(45口径 30cm 2連装カノン砲)。
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この戦艦「伊吹」からの主砲の転用については、さらに時を遡って1921(大正10)年のワシントン海軍軍縮条約との関わりがあります。
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それはこの条約において、「軍艦の保有」が制限されたのです。
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軍艦の持ち分を「米・英・日の軍艦保有率5・5・3」とされ、これにより廃艦となる戦艦の主砲を、陸上での活用に切り替える判断をしたのです。
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そして、ここまでご覧いただきました海、リアス式の海には「丘」が隣接し、その丘の上には「砲台」があります。
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それでは当時のものを活用した「施設の入口」から、「砲台」に進みます。
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先の見えない急勾配の階段。「斜坑」と呼ばれ、当時もここから物資が運ばれていたものと思われます。リフトに乗れば、上までゆっくり3分。階段は162段あり、最大傾斜角度は45度の急階段です。歩けば、太ももがパンパンです。しかし、当時はここを日常的に上り下りしていた訳ですね。
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井戸の中から見上げているような画ですが、これが「砲塔井」と呼ばれるまさに砲台が設置されていた部分です。

その上にドーム状の屋根を作って、この戦争遺跡を風雨から守っています。
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いよいよですが、この丹賀砲台園地であった「忘れてはならない歴史」とは、次のとおりです。

1941(昭和16)年12月、真珠湾攻撃があり大戦がはじまります。
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翌1942(昭和17)年の1月11日、戦闘に備えて実射訓練丹賀で開始
8発を発射し、最初の4発は射程距離1万メートル(10km)、あとの4発は射程距離2万メートル(20km)を発射。

そして、なんと最後の1発が砲身の中で暴発してしまいます。砲塔井は根元から吹き飛ばされました……。
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この暴発によって、16名の方が亡くなられています。

米軍の提案による「ワシントン海軍軍縮条約」によって、軍艦を減らした結果。ここに転用されることとなった砲台が、米軍との大戦に備えた訓練で暴発する結末となってしまいました。
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こういうたくさんの悲劇のうえに、私たちは生かされているのですよね。
ここはほんとに貴重な場所です。遠方からも多くの見学者が訪れています(意外にも、若者世代の方の写真撮影に人気の場所にもなりつつあります。歴史を知る機会が増えてうれしいかぎりです)。
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この日、ドームの外にはこんな青空が広がっていました。
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平和を嚙みしめながら、鶴見大島をぼんやり眺めます。

■丹賀砲台園地
・instagram「#丹賀砲台園地」: https://www.instagram.com/explore/tags/丹賀砲台園地/

(記者・大野達也)
2020年10月12日
2020年10月10日
2020年9月17日
2020年8月31日
2020年8月12日
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    九州屈指の清流「番匠川」を源にもち、大自然があふれる大分県の一番南に位置する佐伯市。山辺の4町村や海辺の4町村、町の1市が合併し、九州で一番広くなった佐伯市は農林水産業や造船業などが盛んです。
    「おかえりなさいき」。四季折々の佐伯市の自然や生活、個性的な人々、地域のお祭りや伝統行事など、佐伯市で生活したくなるような魅力を皆様にお届けできればと思います。
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