No05 マリインスキー劇場でバレエ・オペラを楽しもう

公開日 : 2019年03月16日
最終更新 :
筆者 : saku

こんにちは。

本日は芸術の都、サンクトペテルブルグでの観劇についてです。

言わずと知れたマリインスキー劇場には、旧劇場と新劇場(マリインスキーⅡ)があります。本日はとりわけ、サンクトペテルブルグで最も歴史ある旧劇場を紹介します。

ロシアの名作曲家、チャイコフスキーの三大バレエと言われる名作「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」が初演されたのもこの劇場です。

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もとはロシア帝政時代の皇室劇場でした。劇場装飾の豪華絢爛さを実感するにつけ、建設を命じた女帝エカテリーナ2世の権力の偉大さが伺えます。

とても古い劇場なので大変趣があります。開演前に劇場を探検してみるのも楽しいです。

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入り口を入った横にある、劇場のミニチュア模型が可愛い。↓

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クロークでオペラグラスが借りられます。150ルーブル。

ところどころに立っている案内係の方から、本日の演目のパンフレットも購入できます。(50ルーブル。英語版あり)

あらすじの予習や出演者の確認をすることができ、旅の記念にもなりますよ!

劇場内各階各所にミニバーがあり、開演前や幕間にシャンパンやおやつを楽しめます。

おすすめは、ドレスサークル階(2階)のカフェ!

開演前に予約・注文しておけば、短時間の幕間でも待つことなくテーブルにつくことができ、飲み物・食べ物が事前にセットされます!一幕の感想やこの後の展開など話に花を咲かせながらしばしの休憩。

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ロシア語で「カフェ」と書いてあります。↓

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オープンサンドやケーキ、チョコレートなど。

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劇場でのドレスコードは普通の服装で問題ありません。ゴージャスにドレスアップした人からカジュアルな人まで、実に幅広いです。

旅行かばんはただでさえコンパクトにまとめたいので助かりますね。(もちろん、せっかくなのでドレスアップして行くのも気分が盛り上がって思い出になります。)

チケットはインターネットでの事前購入がおすすめです。空きがあれば当日劇場でも購入できますが、人気のある演目はほとんど事前に売り切れてしまいます。

チケット購入にはユーザー登録(無料)が必要です。

【オフィシャルサイト】

https://www.mariinsky.ru/en

料金は座席によってさまざま。

個人的には、見え方・料金バランスでコスパが良いと思うストール(平土間)の後方中央あたり、または、ドレスサークル(2階席)の右or左寄りを取ることが多いです。

ロシアでは観劇は寒い季節の夜長に楽しむものとされ、マリインスキー劇場でも、8月頭から9月下旬までお休みを挟みます。

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観劇は地元の人たちの生活の一部。休日だけでなく、平日の仕事終わりに足を運ぶ人もたくさんいます。そして、演者の方たちに送られる拍手やブラボー!の掛け声も本場ならではの温かさを感じます。

芸術の街、サンクトペテルブルグにいらっしゃったからにはぜひ一度は経験してみてくださいね!

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