テレビお断りの隠れ家「手打ち蕎麦 麦わらぼうし」

公開日 : 2021年09月11日
最終更新 :
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今回は、埼玉県越生市にある、テレビ取材お断りの人気そば店「手打ち蕎麦 麦わらぼうし」を紹介します。

訪問のきっかけとなったのは、某SNSのグループで"越生の蕎麦屋さんに行ってきました"という書き込みを目にしたこと。その方がUPしていた写真とコスパのよさ、ロケーションなどが気に入って、検索エンジンやインスタグラムで検索するも、情報が少なすぎる......。

それでも、小さな情報をかき集めてわかったことは、「日・月のランチのみ」「秘境」「駐車場がせまい。急な坂の上」「運転は慎重に」「オープンにあわせていかないと、2時間待ち」ってことだけ。

車の運転にはそこそこ自信あり。ひとりドライブもけっこう平気な私ですが、今回はちゃんとたどり着けるのか不安でした。しかも当日は雨。とにかく行ってみようってことでカーナビをセット。道に迷うことはありませんでしたが、途中からずっと↓こんな道。

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雨だから視界悪いし、道が狭いから対向車はこないで欲しいと思いつつ、誰ともすれ違わないのは、それはそれで不安。とにかくカーナビを信じ、車を走らせ続けた結果、無事下の写真のような立て札を発見しました。お店のもっと近くまで車で行けるみたいでしたが、この場所に駐車してお店まで歩いていくことに。

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結果として、正解でした。

お店は、車1台の幅しかない、急勾配かつカーブしている道の上にあり、その先にある駐車場に行くには、さらに細くて急な坂を上らないといけません。コンパクトカーで、運転に自信のある人以外は、坂の下の駐車場をおすすめします。

お店のオープンは11時ですが、到着したのは11時5分頃です。すんなり入店できましたが、30席弱ある店内もすでに半分ほど埋まっていました。そして、11時15分頃には満席に。

メニューはこちら↓

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前情報がほとんどなかったですが、やはり"限定10食"は気になります。

私が注文したのはコチラ。

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「三滝そば(デザート付)」

そばが3種とつゆが3種、前菜の入った木箱と柚子のアイスクリーム。めちゃくちゃ豪華です!

通常の麺つゆのほかに、自家製の梅のつゆ、柚子のつゆも。どれも風味豊かで、いままで食べたことのない味! いろいろな味のものを少しずつ食べられるって、すごく贅沢ですよね。

そして、木箱の中身はこんな感じ。

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酢の物や寒天、栗、イチジクなど、目でも楽しめる料理の数々。まるで料亭でランチしている気分になります。

そして、訪れる人のほとんどが注文すると思われる「野菜天ぷら」も注文。

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一つひとつの天ぷらが大きいだけでなく、人参やカボチャ、玉ねぎ、茄子など、9~10点ほど。これで300円(税込)ってお得すぎると思いませんか?

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しばらくすると、竹筒に入ったそば湯が運ばれてきました。すごくおしゃれですよね。

「麦わらぼうし」は、蕎麦好きの棟梁が、自分で打った蕎麦を食べてもらおうと、古い建物を自らリノベーションして2016年11月に開業しました。なので、テーブルも、蕎麦や天ぷらがのっているお皿も、すべて手作りなんです。すてきなお皿だと、おいしい料理もさらにおいしく感じられますね。

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お店で使われているようなお皿や調理器具、まな板、木製の輪ゴムでっぽうなども販売していて、とてもお安いので、料理や入店を待っている間に買い物も楽しめますよ。

そして、この特派員ブログで紹介したい旨を伝えると、「テレビじゃない? テレビじゃないならいいよ! テレビはもう5件断ってるんだよ」と店主さん。

・越生の山奥のロケーション

・日曜と月曜のランチのみ営業

・高コスパの料理

・いつも行列ができる人気店

・店主は大工さん

・テーブルやお皿も手作り

これは話題性あるので、テレビの取材依頼が多いのも納得!

ぜひドライブがてら訪れてみてくださいね。

「手打ち蕎麦 麦わらぼうし」の基本情報

・住所: 埼玉県入間郡越生町麦原562

・営業日: 日曜日 11時~14時半、月曜日 11時~14時

2021年9月現在の情報です。

筆者

特派員

Benisei Rinka

川越在住、二児の母です。テーマパーク、グルメ、イベント、子連れ旅、女子旅など守備範囲広めです。

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