素敵すぎる「小江戸温泉KASHIBA」誕生!

公開日 : 2021年11月12日
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2021年11月9日(火)、埼玉県川越市の伊佐沼近くに、日帰り天然温泉「小江戸温泉KASHIBA」がオープンし、メディア内覧会に参加してきました。地元の人たちが、オープン前から興味津々だったこの施設、想像以上にすごくステキな場所だったので、早速レポートしますね。

日帰り天然温泉「小江戸温泉KASHIBA」とは?

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日帰り天然温泉「小江戸温泉KASHIBA」は、地下1,500mから湧き出たpH7.7(低張性弱アルカリ性低温泉)の天然温泉をはじめ9種類のお風呂やサウナが楽しめる「湯処」、4つの部屋を持つ「岩盤処」、寛げる工夫がいっぱいの「休憩処」、地元をおいしくいただくレストラン「江戸の台所」など、丸一日のんびりと過ごせる場所になっています。

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ドアを入ると、カラフルながら和の雰囲気を演出する装飾でゲストをお出迎え。このエリアから床暖房&クッション材フロアで、足の裏から快適です。

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受付はこちらで。

「小江戸温泉KASHIBA」の料金体系はいたってシンプル!入浴料に"温泉・岩盤浴・岩盤浴着・岩盤浴用の大判タオル"が含まれています。しかも、平日大人750円! 土日祝でも850円! どれだけコスパが高いかは、これを読んで......もしくは、一度行ってみると納得だと思いますよ。

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こちらが女性用の岩盤浴着。男性用は紺色でした。ゆったりとしたつくりになっていて、着心地抜群です。また、岩盤浴セットと一緒に、ロッカー番号の書かれたリストバンド(カギ)を受け取ります。館内の飲食等のお会計は、全てこのリストバンドで行い、退館時での清算になります。お財布を持ち歩かなくていいのは楽ですね。

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館内には、「川越唐桟(かわごえとうざん)」のタペストリーを飾り、川越らしさを演出。「川越唐桟」は、江戸時代から川越で愛されてきた織物。極めて細い双糸を平織し、絹の様な風合いを持つ縞木綿のことです。特に川越産の「川越唐桟」は、安くて良質なことから「川唐」と呼ばれ、とても人気だったんです。

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さらに館内を彩るのは、超人気イラストレーター・山田全自動さんのイラストたち。このシュールな絵が何とも言えない魅力を放っていて、写真を撮らずにはいられない!

9種のお風呂と高温サウナが楽しめる「湯処」

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受付からまっすぐ進んだ先にある「湯処」。地下1,500mから湧き出たpH7.7(低張性弱アルカリ性低温泉)の天然温泉をはじめ9種類のお風呂やサウナが楽しめます。

小江戸温泉kashibaでは、入浴用のタオルレンタルは行っていません。持参 or 購入(400円)になりますので、ご注意ください。

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脱衣スペースには、上下2段のロッカーが並びます。受付時に受け取ったリストバンドと同じ番号のロッカーを使用しましょう。

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大浴場の内湯エリアには、地下1,500mから湧き出したpH7.7(低張性弱アルカリ性低温泉)の「天然温泉」をはじめ、シルク湯、電気風呂、炭酸泉、ジェットバスなど、さまざまなお風呂が揃っています。

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お子様用のお風呂イスや洗面器には、こどもが喜ぶキャラクターが。女湯は「すみっコぐらし」、男湯は「アンパンマン」でしたよ。

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また、高温サウナもあり、サウナ内は広々! 足を伸ばして寛げる仕様になっていますよ。

サウナの定番「ロウリュウ」も、自動で行われる仕組みになっており、たっぷりと汗をかくことができます。サウナ室を出たところには水風呂があり、これからご紹介する露天風呂エリアには整いエリアも。外気をあびながらリラックスできます。

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こちらは露天風呂エリア。こちらも天然温泉をはじめ、四季の湯、壺湯、寝湯、ジェットバスなど、湯めぐりを楽しめますよ。

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露天風呂の天然温泉浴槽には、大きなテレビモニターがついていて、テレビを見ながらリラックス。また、その横には水深40cmほどの「こども風呂」も。お湯の温度も高くないので、親子で天然温泉をじっくりと満喫できます。

※オムツ利用のお子様は入浴できません。

効能の違う4つのお部屋「岩盤処」

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こちらは岩盤浴エリア。

通路右手と奥には、岩盤浴の部屋が並び、左手は休憩スペースになっています。

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「岩盤処」には、効能の異なる4つの部屋があり、写真の3部屋は「通話禁止・携帯、本、漫画の持ち込み禁止・静かに」がルール。各部屋の効能は、部屋の入口に書かれていますので、ご自分の体調にあった部屋を選んでくださいね。

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こちらは、岩盤処の突き当りにある部屋「胡桃の間」。携帯電話や本などを持ち込み可能な部屋になっています。周りの方の迷惑にならないよう気を付けながら、自由に過ごすことができます。

飲み物は、通路脇に設置された冷蔵庫に入れて保管できますが、鍵などはないので、自分の名前などを書いて入れておくことをオススメします。取り違えなどは、もちろん自己責任で......。

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ここは「涼間(RYOU NO MA)」。

岩盤浴で温まった身体をクールダウンさせることで、体の引き締めや、肌の活性化が期待できるとのこと。

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岩盤処の休憩スペースは、畳の広々スペース。

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窓の外には、伊佐沼の桜の木!? 春には、ここからお花見できるかも!

まるで"カプセルホテル"な「休憩処」

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「小江戸温泉KASHIBA」は、リラクゼーションエリアも充実! 壁際に並んだマンガ本は、三か月に一度入れ替えになるのだとか。ここへ通う頻度によっては、読み途中の漫画がなくなってしまうこともあるので、連載マンガを読み切りたい場合はお早めに。

写真の奥にはパソコンの並ぶテーブルもあります。

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上の写真のマッサージチェアは、頭の部分から顔を半分覆う黒いシェードを出すことができます。斜め上を向いてリラックスしている顔を、みんなに見られるのってイヤじゃないですか?(笑) ちょっとした工夫だけど、利用者にはとてもありがたいと思いました。

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テレビモニター付きのリクライニングチェアも沢山用意されています。同じ室内には、小上がりスペースもあるので、お子様と一緒の場合はそちらを利用してもいいですね。

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そしてこちらが、「巣ごもり」「穴蔵」「カプセルホテル」など、すでにSNSでも話題になっているお部屋。壁際に並ぶまさに穴蔵のような、カプセルホテルのようなプライベート空間。部屋の中央にあるロフトのようなスペースは、小鳥の巣箱みたいですね。子供にとっては秘密基地、恋人同士にとっては格好のデートスポット!? この内覧会後、実際にプライベートで行ってみました。

感想は一言。

「快適すぎます!!」

以上。

心と身体の後は「江戸の台所」でお腹を満たす

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館内の中央にあるレストランエリア「江戸の台所」。

テーブル&椅子、カウンター、掘りごたつの3種類の席があります。

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上の写真はメニューのほんの一部。地元で採れた旬の食材を活かし、おつまみから定食、丼もの、麺類、デザート、お子様メニューまで、レパートリーに富んだ料理が揃っています。三世代みんなが楽しめるレストランですよ。

公式サイトでもメニューリストが公開されています。気になる方はチェック!

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私が注文したのは、「けいちゃん定食」。

「けいちゃん」とは、にんにくを効かせた醤油ベースのたれに漬け込んだ鶏肉を、キャベツと一緒に炒めた岐阜北部を中心とした郷土料理なんだとか。テーブルには固形燃料に火がつけられた状態で運んでこられるので、食べてる間も熱々です。結構辛めな味付けなので、ご飯がすすみます。

なんで川越で岐阜名物か......というと、小江戸温泉KASHIBAを運営しているのは、岐阜の会社なんです。館内を案内してくださったスタッフさんも、岐阜からきてるとおっしゃっていました。

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みてください、このスイーツたち。見るからに美味しそうじゃないですか?

レストランの一角にあるカフェ「十三里」では、安納芋を使った「お芋ブリュレ」や「安納芋スムージー」、川越の一番街でも人気の「さつまいもチップ」など、川越の特産「さつまいも」にちなんだ、さつまいもスイーツが充実しています。

どれも美味しかったのですが、私のイチ押しは「安納芋スムージー」。程よく甘くてめちゃくちゃ美味しいんです。リピート決定です! 食感はスムージーというより、シェイクに近いかもしれません。この微妙な違い、わかってもらえると嬉しいです。

たまには自分へのご褒美も必要「癒処」

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こちらでは、天然素材のアロマオイルを使用したオイルトリートメントが受けられます。部分的に、背面だけ、全身しっかり、など色々なコースが用意されていますよ。いつも頑張ってる自分にたまにはご褒美のリラックス時間を。

いろんなご当地ポテチも揃う!?「土産処」

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フロント横のエリアは、お土産スペースとなっていて、川越の名産品だけでなく、岐阜名物も並んでいました。また、お漬物や乾物、おせんべい、お酒など、バラエティー豊富なラインナップ。

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駄菓子やカルタ、かつら、変装メガネなど、子供も一緒にお土産選びを楽しめるスペースになっています。しかも、群馬の「正田醤油ポテトチップス」や「下仁田ねぎポテトチップス」、京都「西京漬ポテトチップス」、大阪「たこ焼ポテトチップス」など、ご当地限定ポテチも並んでいます。

川越近隣地域の方が訪れる場所に、川越名物ばかりあっても楽しくないですもんね。川越にいながらプチトリップ気分を味わえるのも魅力の1つですね。

川越観光の新名所「小江戸温泉KASHIBA」で、心も体も充実した一日をお過ごしください。

小江戸温泉KASHIBAの基本情報

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■住所:埼玉県川越市松郷1313-1

■電話:049-277-4126(代)

■公式サイト:http://kashiba-onsen.jp/

■アクセス

車の場合:国道254号線博物館入口交差点より伊佐沼方面へ約3分、国道16号線伊佐沼交差点より伊佐沼方面へ約3分

公共交通機関の場合:本川越駅発 西武バス 本52 バス停「伊佐沼冒険の森」より徒歩で約15分、東武バスウエスト 川越05 バス停「伊佐沼冒険の森」より徒歩で約15分

■フロント販売品

バスタオル:400円

フェイスタオル:100円

歯ブラシ:100円

剃刀:100円

紙パンツ:50円

追加浴着・タオルセット:500円

■休館日:不定休 ※設備点検のため、臨時休業する場合あり

■営業時間

【最終入館受付】12時30分

湯処:9時~24時(サウナ:9時~23時30分)

岩盤処:9時~23時

江戸の台所:11時~22時(ラストオーダー 21時30分)

ゆるり(癒処):11時~23時(受付終了 22時)

■入浴料 ※岩盤浴付き

大人(中学生以上):平日 750円 土日祝 850円

小人(4歳~小学生):平日 400円 土日祝 400円

乳幼児:平日 200円 土日祝 200円

【回数券】10枚綴り 7,000円 ※土日祝も利用可

※年末年始(1/1~3)、GW、お盆などの特別な連休なども、土日祝料金

※小学生以下は、岩盤浴・岩盤浴エリアは利用できません。

※入浴用バスタオルのレンタルはありません。

※飲食物持ち込み不可

※喫煙室あり

2021年11月現在の情報です。

注意事項や最新情報など、公式サイトをご確認の上おでかけください。

筆者

特派員

Benisei Rinka

川越在住、二児の母です。テーマパーク、グルメ、イベント、子連れ旅、女子旅など守備範囲広めです。

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