ソルトレイクシティ特派員 新着記事
地球の歩き方トラベルライター事務局です。
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現在、ソルトレイクシティ特派員を募集しております。
ソルトレイクシティ(あるいは、その近郊)に在住の方で、
「我こそ!」という方、
「やってみたいが詳細を知りたい」という方、
まずは以下のトラベルライター詳細をご確認の上、応募フォームからご連絡ください。
追ってこちらからご連絡いたします。
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ご応募、お待ちしております!
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先日、ソルトレイクで2CELLOSのコンサートが開催されました。
2CELLOSは、ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーのチェロによるデュオ。二人は国際コンクールで優勝を争うライバルでした。ともにウィーンに留学するなど才能溢れる演奏家です。
会場は、ビビント・スマート・ホーム・アリーナ
最初に登場したのは『So Close(邦題:そばにいて)』などディズニーの魔法にかけてを歌っているジョン・マクラフリン。彼が同行しているのを知らなかったのでビックリ!
ジョンの歌の後、ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーの登場。観客をかられの世界へと引き込んでいきます。
舞台から観客席へ来たステファンに会場は大盛り上がり
素敵な彼らの演奏に酔いしれた夜でした。
Natural History Museum of Utah(ユタ自然史博物館)は、恐竜の化石コレクション展示をはじめ、ユタ州独特の生態系とレッドロックの美しい自然、ネイティプアメリカンの人々や古代人の生活様式などを学ぶことができるユタ大学監修の博物館です。
博物館では、2018年11月10日から2019年5月27日まで特別展示として古代マヤ文明展を開催しています。
常設コーナーでは恐竜の化石が展示されています。ユタ州近郊では、現在でも恐竜の化石が数多く発掘されており研究が進められています。
ネイティブアメリカンの人たちの生活紹介コーナーでは、工芸品などの展示がされています。
ここから古代マヤ文明展示場へと進みます。
マヤ文明とは、紀元前3000年から16世紀頃まで、メキシコ南東部マヤ地域を中心として栄えた文明です。
古代マヤの人々は複雑な象形文字を有していました。マヤ文字は紀元前400年~AD250年に起源を持ち、建造物や石碑、絵文書や陶器などに残されています。それぞれが単独の音節を表す800以上の異なるヒエログリフ(象形文字)から構成されており、メソアメリカで最も高度な文字体系だと考えられています。この文字についてはマヤ研究者が長きにわたり解読を試みていましたが、本格的に解読され始めたのは、ここ数十年前のことだそうです。
マヤの書物はたくさんあったと考えられていますが、16世紀にスペインからユカタンに着任したフランシスコ修道会聖職者の命令で、焼却処分されてしまいました。そのため現存するマヤの書物は4つしかありません。これはその一つのレプリカです。もし、マヤの書物が現在まで全て残っていたら何が書かれていたのでしょう?焼却処分が惜しまれます。
古代マヤ文明は、未だ解明されていない謎の部分もあり興味は尽きません。開催されている古代マヤ文明展で本物を鑑賞し、ミステリーの世界へ想像を膨らませるのも楽しいものです。
Natural History Museum of Utah
301 Wakara Way, Salt Lake City, Utah 84108
入場料 大人 $14.95 子供 $9.95
詳しくはホームページ等で確認してください。