美味しい景色のレストラン

公開日 : 2010年01月02日
最終更新 :
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皆様、明けましておめでとうございます。  健康でこの一年何とか、乗り切れますように年々、強く思うようになっているこの私。

そして皆様にとっても、お健やかな年になりますように、、、。

さて、新年と同時に、サンフランシスコの老舗レストランが、幕を閉じました。

通称”バンカメビル”。 本名”バンク・オブ・アメリカセンター”。 街のあちこちから見える、焦げ茶色ののっぽビル。

ここの最上階52階の『カーネリアンルーム』が、2009年大晦日の営業をもって、40年以上の歴史に終止符を打ちました。

市内で1番高い場所のレストランであり、夜景を眺めながらのディナーは、かつて、一世を風靡し、日本の駐在員さん御用達的存在だったそうで、“顔が利く”方も、沢山いらしたのではないでしょうか。  また、100人位のパーティー、お祝いの席として使われた方もいらしたのではないでしょうか。  一度は、食事したい憧れのレストランでありました。

私は、飲みに行くだけで、食事の機会はありませんでしたが、ここ数年食事をした方の感想を聞いてみますと、

「『景色』は、大変、素晴らしかった。」という方が殆どでした。

料理の写真を見せてもらったりしますと、わりに古風な盛り付け、伝統的なアメリカ料理という印象を持ちました。 最近の盛り付けのスタイル、演出は、少々派手すぎる感もありますが、『盛り付け』の写真を見る限り、お客さんの層がどういった方達なのか、容易に想像できます。

* 食べた事がないので、味についての個人的見解は言えません。 *

時代の流れなのでしょうか。それともビジネス上の事情なのでしょうか。閉めてしまった理由は、分かりません。

でも、その頃、皆が行ってみたいと思ったその場所、思い出の場所は、ありません。

人も40年以上働くと”引退”という現実が訪れます。

なので、私は、その場所に一言。「お疲れさまでした。カーネリアンルーム。」

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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