今がお買い得? <SF住宅事情>

公開日 : 2010年03月17日
最終更新 :
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写真は、3年ほど前に売り出された、3階建て庭付きの一軒家であります。

間取りは、7ベッド&バスルーム。  マスタースゥートルーム、リビングルーム(暖炉付き)、フォーマルダイニングルーム、ファミリールーム(暖炉付き)、書斎/オフィススペース、ミュージックルーム、キッチン(大理石のカウンター)、朝食用の部屋、テニスコート、駐車場3台、エレベータ有り。

パシフィックハイツという高台で、ゴールデンゲートブリッジとサンフランシスコ湾の北側の景色が、ほぼ全ての部屋から見る事が出来ます。  治安もよく、静かな環境です。  お買い物エリアのユニオンスクェアまで車で10分足らず。

今月、サンフランシスコ市内で1721件の売り出し物件がありますが、その一件で、売り出した2007年4月から30%値段が下がっています。  リーマンショックのあおりを完全に受けてしまったと察します。

イギリスの調査会社によるとアメリカ主要5都市(DC、NYC、LA、CHI、SF)でサンフランシスコが昨年度28%の下落率で最も高く、全米平均24%を超えている結果がでていました。  暗い話、、、。

しかし、市内の不動産情報では、中古の物件で7千9百万、新築物件で6千万、差し押さえ物件で5千5百万円というのが ”平均価格”。  それでもそんなに、、、。

人気のTVドラマ「フルハウス」のお家。  カラフルなビクトリアンハウスの一件に、不動産屋さんの看板が先月からでています。  当初、7千万円の値がついていましたが、隣ブロックのお家は、2億円。  推して知るべし、ハウマッチ、、、。

正直、ピントこない話ばかりですが、住宅を売る時、オープンハウスという内覧会のような事を行います。  新聞広告に日時場所が載っていて、興味のある人は屋内外を見る事が出来ます。  ちょっとしたお宅拝見。  また、エステートセールという家財道具等を売ったりする事もあります。  これが、掘り出し物が見つかったりしてお宝探し気分。  少々リッチなガレージセールです。

今のところ、家を買う予定はないけれど、将来の為にお家を見たり、掘り出し物を探したり、鑑定団もどきで楽しんでいます。

さて、最初にお話した物件ですが、1927年に建てられた一軒家。

現在のお値段、4、500、000、000円。  マルの数あってるかしら? 45億!!!

3割引で、お買い得ラ・シ・イ、、、。

なかなか、厳しいSF住宅事情でした。

(注釈$1=100円計算です。)

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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