小さい秋見つけた <なすび>

公開日 : 2010年10月06日
最終更新 :
なす2、99.jpg

フェリービルの朝市に出かてきました。  久しぶりに行ってきたので、完熟トマトより茄子が目立ってきていました。  季節が移ってきてます。

茄子。 "なすび" とも呼んでますが、ナス科ナス属の一年草の実。  原産地は、インド。  

写真を見ると、様々な形がありますね。 丸茄子、長なす、卵形なす、米なす、白なす、青なす‥‥  失礼、トマトも混ざっていました。  アッ! ピーマンもある。  何せ、この農家の方、いつも採れた野菜を "目方" で売っているんです。  この日は、1lb(パウンド)=約453g  1パウンドで2ドル99セントで売っていました。 

『秋なすは嫁に食わすな』

秋の茄子の粕漬けをネズミに食わすな! の意味の和歌から生まれた言葉で、よく嫁姑の仲に例えられます。  秋の茄子は種が少ない→ 子種がない→ 大事なお嫁さんの子宝を案じて。  あるいは、こんなに美味しい物は憎い嫁に食わせてなるものか。

後者の意味でよく使われていますが、さて、皆さんは、どちらの意味が好きですか?

日本の某記事で、最近は、大きな野菜が流行っているとありました。  大きなズッキーニ、キノコ、茄子をフライパンでソテーして "ベジ・ステーキ"(これは勝手に名付けました)。  野菜の値段にしては割高ですが、お肉よりはお手頃で経済的、ヘルシーなのが人気のようです。

家では、長なすは、生姜、ネギ、おかか、茗荷を薬味に "焼き茄子" として。  色をとわず大型茄子は、オリーブオイルでソテーします。  この時のお塩は、海の塩より山の塩の方がしっかりなじむ。  少しの差ですが、調味料は、なるべく上質の物を使いたいところです。

全部食べ切れなかったら、翌日あたりトマトを加えて軽く煮込む。  塩、こしょうで味を整えると、淡白な食材のソースとして使えます。→ 鶏胸肉等がいいです。

10月に入り、霧の季節も終わり、この街も秋の気配が感じられます。  どんどん空が高くなってきました。

『天高く馬肥ゆる(秋)』

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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