2月14日

公開日 : 2011年02月12日
最終更新 :
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ティファニーのショーウィンド

2月14日は、St. Valentine's Day です。

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バラの花が一年で最もよく売れるのがこの頃。

起源をたどると、ローマ帝国時代の "ルペルカリア" という祭り ⇒ 豊年を祈願する祭りが始まりです。  その前日、2月14日が、"結婚と家庭" の神様の祝日でした。  その日若い娘さん達は、自分の名前を書いた紙を桶に入れ、ルペルカリア祭当日、今度は男性が、その紙をひく。  祭り中、そのカップルは一緒に過ごす習慣、それが結婚に発展する事もあった。⇒ 若い男女には、とても楽しみな "婚活" でもあったようです。 

時は、ローマ帝国時代、兵士が、愛する妻を故郷の残し戦地に赴くのでは、士気が下がると考えた皇帝、結婚禁止令をだす。  が、キリスト教司祭のバレンタインさんは、秘密裏に結婚をさせていた。  しかし、皇帝の知るところとなり、命を落とす事になる。  処刑日は、あえて結婚と家庭の神様の祝日(2/14)に行われた。

背景には、ローマ教会が他の宗教的祭りを排除しようとする動きと、それより以前に行われていた伝統的な祭りをうまくキリスト教に由来するような理由づけで司教の殉教を利用したともありました。  元々そんな司教は、いなかったという説もありました。

こうしてみると、かなり宗教色の濃くドロドロとしたウラがあった祝日ですが、今は、すっかり "恋人達の愛の誓い" "プロポーズの日?" でもあり、今週は新聞各紙は、華やかな色合いと♡マークが一杯です。  全米で2番目にレストランが忙しい日。  特別メニューも用意され,ロマンティックな雰囲気を演出します。  

地元の情報誌では、今週末からバレンタインディー当日にレストランでお祝いする人39%。  70%がその予算を100ドル以上と考えている。  土曜日39%、 日曜日15%、月曜当日39%の人が何らかの特別なディナーを考えているそうです。

バレンタインディーは、仲良しの友達同士でも小さなプレゼント交換をしたりします。  普段お世話になっている方に感謝の気持ち贈ってみてはどうでしょう。

↓ トレジャーアイランドから眺めるのベイブリッジ

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夜景が素晴らしいこの場所で何人の人がプロポーズするのでしょうか?  月曜日の夜、天気は少しぐずつく模様。 

下世話な話ですみません‥‥。

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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