Wine Trainに乗って!

公開日 : 2011年04月02日
最終更新 :
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記録的な暑さが続いていた中、ナパバレーのワイントレインに乗ってきました。

『GRGICH HILLS WINERY TOUR』 ガーギッチワイナリー・テイスティング付、約3時間の列車ツアーです。

運が良ければ、マイク・ガーギッチ氏に会えるかも?

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すでに気温も気分も上昇。  10時50分乗車で、12時30分には、ガーギッチワイナリーで途中下車となるので、それまでに、これ一本飲みきれるだろうか?

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スープを頼み、サラダを分けてもらい、サーモンのココナッツカレー風味を選んだけど、ビーフも気になる。  この辺りの全ての野菜にいえますが、野菜が "野菜の味" をしっかり持っています。  なので、ベジメニューも捨てがたい。

ワインが残る心配も全くなく、途中下車。  1時間のワインティスティングツアー。

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「ワインは、目、鼻、舌、そして、ボディ〜!!」 

この合い言葉は、ここの定番。  有名です。

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モンダビ前.jpg

デザートのカベルネソースのチョコレートケーキと、クラン・ブゥルレ。   

マッタリしているとは、こんな雰囲気なのでしょう‥‥zzz...。

...zzz。 その昔〜。

ゴールドラッシュの熱も冷めた頃、1859年シェラネバダの山奥で "銀" 発見される。  サンフランシスコもかつてない好景気。  カリストガまでのリゾート開発として1864年、西部開拓者の一人ブラナン氏、ナパバレー鉄道を開業。

ところが。

1869年、抵当流れとなり、カリフォルニア・パシフィック鉄道に買収される。  サザン・パシフィック鉄道に貸し出され、そのまま1885年同社に吸収。  1929年まで旅客列車として、それ以降、廃線となる1987年までは、貨物線として使われていました。  

景気がよくなると、リゾート開発が盛んになりますが、維持する事は、いつの時代も大変であります。

廃線となる2年前の公示で、今度は、食品業界の大物実業家が、路線の使用権利を獲得。  ナパバレー・ワイントレイン社を組織、1989年9月16日開業。

今日、(勝手に名付けた)『ゆったり特級グルメ街道列車』 として年間約500万人近くナパバレーを訪れる方達を楽しませてくれます。

菜の花のシーズンは、かなり穴場の時期です。

Napa Valley Wine Train www.winetrain.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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