トレジョがウケる訳。 ランチ難民も救うサラダコーナー!?

公開日 : 2016年06月06日
最終更新 :
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『トレダーダージョーズ(Trader Joe's)』 新商品紹介(New Arrivals / New Items)のコーナーにずらりと並ぶマンゴー(Mango)系。 私がトレジョに行くと必ずチェックするコーナーで、各店舗微妙にラインナップが違っているって面白いですよ。

通称トレジョ(TJと表記されることが多い)全米に450店舗以上、日本未進出ゆえに "Made in USAのキャンバス地エコバック($2.99)" を中心に可愛くってお手頃なお土産としてとにかく大人気のグロッサリーストア。 "ご当地バック(99セント)" も各都市で売られていて昨年末は "ミステリーパック" として他の都市のご当地バック3枚を福袋にいれて販売、アッという間に売り切れてしまっていた。 今年も販売されるといいな。 アメリカ国内旅行でのお土産にご当地バックは人気。

>>> トレジョは商品の85%がプライベートブランド(PB)パッケージも手書き風で可愛い。 元々コンビニ形態の店だったので量も少なめで一人暮らしや小さな家族にはちょうどいいサイズ。 店員さんもとても親切でまるで友達の店で買い物しているような錯覚になってしまうパパママ商店的食材店だ。 が、安いだけではお客は来ない。 トレジョの賢いのは売れ筋の商品を絞り込んで低価格で販売しているディスカウント的な食材店なんですね。 

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試食コーナーも各店舗違った商品を紹介脇には無料コーヒーもあり、紅茶の日もある。

買い物に行くと今日は何だろうと楽しみだ。

>>> 年に5回発行されているニュースレターでも新商品やPBの紹介をちゃんとしているので今度買ってみようかと思ってしまう。 新商品開発には本部の開発部員が世界中からアメリカ人に受けそうな商品を探してきて、試して納得した物を販売している。

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こちらは、ビールのバラ売り。 通常ビールは六本パックで販売なんだけど、そんなに要らないって人、味見で一本ずつ買いたいって人はここを見てみるといい。 パックから一本引抜いても問題ないんだけどここからだと気軽に一本買える。 ローカルビールの飲み比べってのもアイディアね!

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お肉売り場には、ホールフーズを意識してかお肉のグレード表示。

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お肉の部位の表示は勉強にもなりますな〜。

>>> 売り場面積は一般のスーパーに比べて格段に狭く平均300坪ほどだそうだ。 小さな売り場に売れる物だけを置いていたら、そりゃ人が集まるわなぁ。 人って選択できる商品がありすぎると逆に購買意欲がなくなるらしい、限定されていればこそ買いたくなる消費者心理。 私も色々ありすぎて結局買わない事あるある。 ちなみにトレジョの売り場には2000品目の商品があり、売り場面積に対しての売り上げは吐出して、高級デパートでさえ3桁だそうだけどトレジョは4桁(資料によっては$1.750/平方ftってすごい数字も見たことがあった)

>>> しかし、どんな良いものでも売れないこともある。 そんな時はあっさり撤収してしまうのがトレジョ流。 新商品は当たり外れがあって当たり前という考え、売れない商品下位10%は撤収される。 好きだった醤油系ドレッシングがある日消えてしまったという思い出もある(あれ売れなかったんだ) PB商品のうち、一回ポッキリは20%弱、ローカルの会社から仕入れたもの2割から4割、定番の人気PBと別れている。  

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"ランチ難民" という言葉が出来たくらいのサンフランシスコ。 レストランは高いし、カフェはもちろんフードトラックでさえ長蛇の列、ウゥ〜これじゃ食いっぱぐれ! IT長者ともてはやされても場所がなければ食べられない。 ようやくありついた小さなサラダじゃ足りるはずもなく...。  

5ドル以下でたっぷりサラダやサンドイッチが買えるのでランチの時御用達。 

旅先ではとかく野菜が不足がちご馳走に疲れたら探しに来てみて!

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レジや入り口にある99セントのグリーティングカード。 

面白いデザイン、個性的なデザイン多いので気に入ったのがあるとつい買ってしまう。

トレジョは気に入らなかった商品は持っていけば返金もしてくれるので、新商品が出たらまぁ買ってみようかちょっと冒険心くすぐりますよね。

親切な店員さんのいる小さいお店に流行りの物、話題の物が安く売ってて売れないものはすぐ消える。 商品の新陳代謝がバッチリできているのでお店自体が生き物みたい。 昨日と今日じゃ商品違うって普通スーパーではちょっと考えられないサイクルで回ってるのがトレジョ。

やっぱり、行ってみたくなりますよね〜。

【Trader Joe's】http://www.traderjoes.com

<お家の近くのトレジョはこちらで検索>

http://www.traderjoes.com/stores

いつもスーパーに不思議に答えてくれるGT先生、

そして写真撮っていいよぉ〜って言ってくれたトレジョのスタッフさん

どーもありがとうございました。   

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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