"サービス" という職業 ホテル・交通・思い当たる場面のチップ

公開日 : 2016年08月17日
最終更新 :

そう日本の場合サービスって "タダ" て感覚だけど、アメリカでは立派な生業(なりわい)職業なんですねぇ。

レストランに限らずアメリカは "サービス=職業" と思うといい。

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今回は、ホテルとか乗り物日常でこんな場合はどうよって話。

〜〜 先ずはタクシー 〜〜

チップ15〜20%が目安概ねアメリカ国内それくらいらしい。 クレジットカード精算は後部座席にパネル付き端末がありカードをスワイプし、チップのパーセンテージ(%)が15%、18%、20%...カード精算は簡単だ。

私の計算方法は、料金の倍のキリのいい金額 

例えば、料金が18ドルだったとする。 

18×2=36を3ドル60セントと考える。 

キリのいい3ドルがチップ → $18+$3=$22 

なので目的地に近づくとメーターとの駆け引き計算しやすい所で到着してくれと祈るが、メーターとの睨めっこ誰しも一度は経験のある事。 習慣として紙のお金のやり取り小銭(コイン)はNG

 22ドルを現金で支払う時1ドル札が無い事態もある。 20ドル札と5ドル札を出すと 受け取った紙幣を全てチップ含めた料金と思う運転手さんもいる 25ドルの微妙な額は 「サンキュウ〜ハバナイスディー」 になってしまう事がある。 18ドルに7ドルのチップは多すぎ、甘く見られちゃいけないと勇気をふりしぼり「3ドルちょうだい」と言った。常に1ドル札数枚は必ず持っていよう

そんな事言いえない → 20ドル札2枚(40ドル)だったらお釣りはくれる。(体験学習より)

タクシーのトランクに入れたスーツケース → 小さかったら1ドル、大きい/重い荷物2〜3ドルが目安。 知人は大切なものだけど車内には入れられないからと "ゴルフケース" を出してもらった時5ドル払ったという。

ウーバー/リフト(Uber/Lyft)はチップ一切不要

〜〜 ホテルのチェックイン 〜〜 

ベルボーイさんに荷物を持ってもらいました→1個につき2ドル タクシー同様大きかったら5ドル荷物をもらう時に払いましょう。 ルームサービスを頼むサービスチャージ(service charge S/C)が含まれていても持ってきてくれた方に1〜2ドル

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ドアマンにタクシーを呼んでもらったタクシーが来たら1ドル、サンフランシスコは夏でもコート着て出かける事がある(それだけ寒いって事ですが)クロークに預ける、帰りにコートを受け取る時に1ドルくらいは渡しましょう。 有料なら必要ない。

"バレーパーキング(Valet Parking)" を利用した場合は車を受け取る時に1〜2ドル エコノミーも高級車も金額は大体一緒らしいが、デートの際は概ね奮発する人が多いそうだ。

〜〜 ホテル "まくら銭問題" 〜〜 

部屋のグレードで1〜5ドル、ベット1個に付き幾ら、スィートルームも格安で泊まれたりする事もあるけど、あくまでもスィートルームなので...。  

最初の写真はスタンダードのお部屋でベッドが二つ、一人で泊まった私は使っていない方にも1ドル置いた。

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エアービー&ビー(Airbnb)は、チップ不要

空港までシャトルバス15%のチップとスーツケース1個に付き2ドルお忘れなく。

ネール/ヘアーサロンに行った → サロンは担当した人に直接15〜20%渡す 

時々利用しているネールサロンは、22ドルなので25ドル渡してキープチェンジ(Keep the change)お釣りとっといて! ネイリストが満足してるかは未だに不明。

最近は、レジが "アイパッド(iPad)" やスマホにクレジットカード決算用端末を差し込む "スクエア(Square)" を使っているお店マーケットも増えてきた。 そこにチップの欄がある "None(なし)・10%・15%・20%・Other(その他)" と表示。 もし、払う必要がある場合はその%をタッチすればいいけど、必要がない時はもちろん None(なし)をタッチでいい。 この前カフェで表示が10%・20%・25%という表示のパネルを見た、カフェで20%はどーよ?! 10% タッチしてサインした。 この場合はOther(その他)で15、18%という方法もあったけど、ぶっちゃけ面倒だった。

現地ツアー-s - 1.jpg

現地ツアーに参加した時は、ガイドさん・バスドライバーさんに5ドル〜10ドル、特別に何かをしてもらった、チャーターの場合は10〜20ドルほどのようです。  

〜〜 自分ん家の場合(経験談/人の話)〜〜 

インターネットの不具合発生、テクニシャンに10ドルを渡した、電気/水道の工事も同様。 難易度が高い、ちょいと力仕事だと20ドル。 庭掃除の方には料金以外にチップ10ドルと庭付き一戸建てに住んでいる友人は言っていた。 引っ越しなどで複数の場合はそれぞれに渡すのが暗黙のルール、一人にまとめてあげたら全員にいかなかった事が以前あった。 洗車(car wash)に行った時、何と4人で車内清掃が始まった$$$$ウッソ〜! やがて一人減り二人減り最後の最後に残った兄ちゃんに10ドル渡して鍵をもらった。 せこい話だけど40ドルは洗車代25ドルより高く背に腹はかえられなかった>< 

ピザやミールのデリバリー5ドル、クリスマスツリーを家まで運んでもらった10ドル、でも宅配荷物の場合はいらない... 一応自分の中での金額はある。

渡米するまではチップの習慣はなかったので一般生活では周囲のアメリカ人に学ぶところがすごく大きい。 だから住んでいるエリア、マナーや金銭の感覚も含め生活レベルによって個人差はあるみたい。

この場合は幾ら?あるいはひょっとして必要なかったのか? 要らない場合は言ってくれる(後で聞けば案外正直に言ってくれてる)

聞くは一瞬の恥聞かぬは一生の損  未だにそんな繰り返し^ ^;    

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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