どっちがメインか? ガルニの美味いベイエリア

公開日 : 2017年11月24日
最終更新 :
ブークリ2 - 1.jpg

感謝祭の朝一番にする事は、冷蔵庫に本日のスパークリングワインを入れる事だ。

ナパの『シュラムスバーグ(schramsberg)』もいいけど、奮発してシャンパーニュ『ブークリ(Veuve Clicquort)』してみたウヒヒッ。

ダークミディアム - 1.jpg

近所のグロサリーで買ったハウスブレンドが "ダーク&ミディアム"

どういう意味じゃと思ったけど、ダークローストとミディアムローストがブレンドされていた。 

と言うのが今朝の事で、さて今年の感謝祭。

付け合わせ材料 - 1.jpg

感謝祭のメインは何と言ってもターキー、ただ生まれも育ちの日本の私には何年いても馴染み薄で、付け合せを考える方がつい一所懸命。

付け合わせは、フランス語で "ガルニテュール(Garniture)"聞いたことがある方もいると思う(英語でガーニッシュ/Garnish) 主食材の味を高めたり補ったり飾ったりとあくまでも脇役なんだけどうまい野菜がたんと採れるベイエリア周辺簡単に美味しいガルニができちゃいますです。

*ガルニってガルニテュールの略語・フレンチの業界用語だと言うが本当か?

食器 - 1.jpg

食器は今年は『ヒースセラミック(Heath Ceramics)』 セールとかで集めた"サウサリート発祥の地産品"

簡単シンプルな付け合せ3種のガルニを作ってみた。

アーティチョーク(Artichoke)

アーティチョーク1 - 1.jpg

パープル種はフランス系の品種で緑色に比べて柔らかい。がっつり丸ごと使う、頭の部分1/4切り落とし、茎の部分は下の方を少し切り落とす。

アーティチョーク2 - 1.jpg

スティーム⇨圧力鍋を使って蒸してみた。 圧力がかかったら12〜15分くらい。 ディップはマヨネーズにを軽く炒って香りを出したカレーパウダーをふりかける(本来はアイヨリソース) 

食べ方は、ウロコみたいなところを一枚ずつ剥がしてソースをちょっとつけて歯でしごくように食べる。

出来上がり - 1.jpg

出来上がりの色はかなり地味目だ ^ ^;

フレンチビーンズ(French Beans/Haricot Vert)

frenchbeans1 - 1.jpg

インゲン豆は感謝祭の付け合せでよく登場するのでこの時期は割と手に入りやすい。 黄色とパープルの二色、トップの茎の部分は切り落として、フライパンにオリーブオイルをひいてドガッと潰してみじん切りガーリックを入れ香りがしてきたらビーンズ投入。 パープルは熱を加えると緑色に変わるのでびっくりしないでね。 塩コショウで味を整える。

ビーンズ - 1.jpg

誰でもできる簡単付け合せだ。

カリフラワーの仲間"ロマネスコ(Romanesco)"は縦に四等分してオーブンで焼いてみた。 形が、クリスマスツリーみたいなのでこの時期覚えておくといい野菜だね。

デリケートスクワッシュ(Delicata Squash)

delicatesquash1 - 1.jpg

ヨーロッパからの初期入植者よってもたらされた北・中米では昔からある品種のよう、1930年頃うどん粉病などで一旦は姿を消した種類。 しかし、20年ほど前にコーネル大学のグループが繁殖に成功復活を遂げた、どちらかと言えば復活祭に使いたい野菜。 縦に割って中の種を大きなスプーンで取っちゃって、5㎜の厚さに切っちゃう。 切ったスクワッシュをジップロックに入れ、"塩麹"を目方の10%くらい入れよく揉み込みしばらく放置。

delicatesquash2塩麹 - 1.jpg

重ならないようにパンシートに並べる。 白いプチプチは塩麹の粒。

スクウォッシュ - 1.jpg

塩麹のおかげでしっとりとして元々皮も食べられるけどとても柔らかくなった。 温まったハムの周りに飾って、おまけに塩麹に漬けておいたトマトを煮詰めた "何ちゃってケチャップ" をディッピングソース。 

オーブンの中 - 1.jpg

オーブンの中の賑やかな事、

アメリカの料理ってとりあえずオーブンに入れておけば何とかなるものが多い。

ダンジネスクラブ - 1.jpg

ちなみ今年のメインは、旬を迎えたダンジネスクラブ

Happy Thanksgiving!

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。