PHO リトルサイゴンB級グルメ街　ベト麺屋さん

公開日 : 2017年12月16日

最終更新 : 2017年12月16日

筆者 : 美丸（Mimaru）

市役所に行った帰り道、急にお腹が空いたので、入った事がないベトナム料理店に入ってみた。　『ゴールデンロータス（Golden Lotus）』　　ベトナムに行った事ないけどベトナム料理は大好き。　こってこて中華だったらベトナム料理店の方があっさりしていて麺好きなのでフォー（Pho）　"ベト（ナムのラー）麺"って毎日でも飽きないんじゃないと思うほど好き。　多分世界で最も美味いヌードルスープ汁麺じゃないかと思ってる。

ラーキン通り（Larkin ST）とエリス通り（Ellis ST）から小道（Olive ST）の角にあるので窓も大きく店内はとにかく明るい。

各テーブルには定番のシーラチャソース(Sriracha Sauce）

プラスティックの箸・レンゲ、小さな豆皿もどこにでもあるベト麺屋さんのセット。

何とビーフスープは "WAGYU 和牛" と謳っているではないか。　ちょっとちょっとここいいんじゃない。　気がついたのシーフード（＃28）を頼んでしまった後だった。　シーフードも＃34のVietnamese Gumboと＃35Fishと迷ってお店の可愛いお姉さんがフィッシュは魚だけだし、ガンボは少し癖があるからシンプルに "海鮮粉" がいいですよと勧めてくれた。

程なく"もやしセット" ハラペーニョの切り口がしっとりしてるのは切り置きじゃないって事。　もやしの下にお水が溜まってないのがきっちり水切りしてあるって事。　タイバジルの茎からは香りがぷ〜んとした。　胃袋はベト麺臨戦体制にはいった！

しかし、ここで珍客に気がつく。

保健所の検査（Food Safety Program Inspection）の担当者がホール、ダイニングルーム、キッチン、トイレ、倉庫等ファシリティのチェックが始まってしまった。　ランチタイム前のまだ忙しくない時間帯あるいはディナータイムの少し前に事前に連絡が来るには来るけど突然現れる（以前レストランを営んでいた私管轄は違うがいつもふらりとピーク時を外して現れた検査員）　気の利いた可愛いお姉さんがスッと近づき小声で「すみません、料理少し遅くなります」　　いいですともいいですとも今は私より検査の方に集中したい気持ち元同業者として十分承知。　思わず「Good Luck」と言ってしまった。

10分後くらい検査員は「また来る」とは言わずに帰っていった。　大きな問題はなかったようでこっちも安堵。　とお待ちかねフォ〜。

湯気がお店の方たちのホッとした気持ちのように見えた。

メニューにブロッコリーが入っているとあったのが気になっていた。　本来入らない野菜が入っているときは "とりあえず入れててみた的" しかし、これは彩りが綺麗。　茹で加減はコリっとした食感アルデンテブロッコリー。　おっと茹でた塩気もいいじゃないぃ。　スープの一口目がやや薄く感じたのはスープも最後まで飲める濃度。　ヨカンベェ〜。

さっぱりして美味かった。