橋のオーバーホール中、野球場前の3番通りが左折できない理由

公開日 : 2018年01月07日
最終更新 :
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AT&T PARK(ジャイアンツ球場)の前の道が、King ST。 3RD STを左折すると球場のパーキング方面に行く。 また真っ直ぐ行くとフリーウェイ280号線に乗る、ここからサンフランシスコ空港方面、時間によっては101号線で行くより早買ったりするよ。

野球のゲームでもイベントでもないのに左折禁止のサインが出てる。

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野球場駐車場から見える "巨大フェンス" みたいなのが、1933年5月に完成した跳ね橋 "サードストリート橋(3rd ST Bridge)" ジャイアンツの有名選手の名前も付いていて "レフティ・オドゥール橋(lefty O'doul Bridge)" 場所がチャイナ・ベイシンだから "China Basin Bridge" と呼ぶ人もある。 ただ今オーバーホール中で跳ねっぱなし状態。 12月中頃から1月26日(終了予定)一ヶ月くらいかけてのメンテナンス。

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橋全体(2010年撮影)

この橋の設計(デザイン)はゴールデンゲートブリッジの設計主任のジョセフ・ストラウス(Joseph Strauss)氏だ。 この橋の完成する少し前、同年1月からゴールデンゲートブリッジの建設が始まっているから、ストラウス氏は当時超売れっ子ブリッジデザイナーさんだったわけだ。

1937年ゴールデンゲートブリッジできた時「きちんと手入れ(補修)すれば永遠に使える橋だ」と残しているけど、この橋もおそらく同じ尺度なのだろうか? 周囲はステゥーディオ(Studio日本だとワンルーム相当)で3000ドルを超えるエリア。 カリフォルニア州立大サンフランシスコ校ミッションキャンパス(UCSF)もあり、テッキーもいっぱい住んでいる。 それとは対照的なレトロな橋がすごく存在感出してる。

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その隣には "フォースストリート橋(4th ST Bridge)" こっちも跳ね橋になっていて、今迂回路となっている。 この橋は1917年に完成していて、やはりストラウス氏の会社が建設に携わってる。

1月26日までは球場周辺は、迂回路などでちょっと渋滞すごくなっちゃうかもしれません。

運転、お気をつけて!

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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