ヒット&ラン? 突如現れたガンボ屋
朝、寒かったっす。
行っちゃいけないってみんなに言ってるエリア
テンダーロイン地区、もちょっと先には教会があってご飯配ってる。
怪しげな人たちがうつろな目つきで歩いてる、或いは言っちゃ悪いが転がってる。
変な匂いもするし、とにかく足元を見て歩かないとワンコの〇ん〇とは思えないほどの大きさのう〇〇もあったりする。 寒いからショートカットしようなんて思わなきゃよかったと後悔先に立たず。
角に何やらスープらしき物を準備していた。 寒いから炊き出しのボランティアだ。 遠巻きに虚ろな人達が眺めてた。 「何配ってるのですか?」
そしたら、カニを指差し「ガンボ(Gumbo)売ってるの」 炊き出しじゃなくて売ってんの? こんな所で売れんのかい? 「去年ニューオリンズ行って来た、ガンボ美味しかったよ」(本当は一昨年だった) そしたらおじさん「エビをオマケしてあげる熱いの入れてあげるよ、10ドル!」 買う羽目になってしまった。 ホイルの何か包んでブラウンバッグに入れてくれて...
重いそして保温性のあるコンテナにも関わらず温もりを感じる。
そこからとにかく走って帰った、何せここは、テンダーロイン皆んなに行っちゃいけないって言ってるところ、ガンボの引ったくりに合わないように抱えて走った。
エビとカニとソーセージと香味野菜に懐かしいスパイス、もちろんご飯もちゃんと入ってた。
あら! 美味しいざんす。 しばし、ニューオリンズの美味い思い出に浸ってしまった。 で、もう一回買って来ようと、本当は行っちゃいけない場所に戻ったら、もう居ない。
もし、街で見かけたら食べてみて、美味しかった。
幻のガンボカップル
【Mc'Elrys Seafood & Gumbo】
住所:8811 South Western Ave Los Angeles, CA 90047
電話番号;213-709-9022
Facebook:https://www.facebook.com/Mc-Elroys-Seafood-Gumbo-148275992447132/
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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